【レゴ ロボットづくり講座@浜松】マインドストーム講座を開始しました

テラックでは,マインドストームEV3を使ったロボットづくり講座を開始しました。

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Lego WeDo2.0の学習を修了した小学2年生の生徒さんが挑戦。

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ロボットを組み立て,プログラミングして動かしていきます。

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初回授業で,ロボットをつくって動かす→タッチセンサーを付けてプログラミングする等,ご自身なりのアレンジまで出来ました。

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WeDo2.0より複雑ですが,出来ることの範囲が広がり,とても楽しんでご受講いただけたようです。

テラックの授業は個別形式ですので,生徒さんが理解できるまで指導します。小学校低学年の生徒さんも,ぜひマインドストームに挑戦しに来てください!お待ちしております。

『やり抜く力』から学ぶ家庭教育~4.本当に好きなことを見つけよう

人生において成功できるかどうかは,「才能」ではなく,「やり抜く力」の有無に左右されると言われています。『やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(アンジェラ・ダックワース著/ダイヤモンド社)を読み解きながら,「やり抜く力」について考察を深めます。

やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

  • 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/09/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (2件) を見る 
  • 「本当に好きなこと」を大切にする

  • 「やり抜く力」を高める第一段階として,「興味」「関心」の明確化が重要であることは,以前述べた通りです。
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    一方, 将来を考えたときに,「堅実さ」を基準に,進路や職業を選んだ方が良いという意見も確かにあります。例えば,医師のような職業を選べば,収入にも地位にも恵まれます。「自分が本当に好きなことを見つけたい」などと理想を追い求めたりすれば,貧困と失望が待ち受けているかもしれません。

  • しかし,自分の興味に合った仕事をしている人の方が,離職率が低く,業績や人生に対する全体的な満足度やが高いという結果が実証されています。
  • なにをするにしても、その人がどれくらい成功するかを左右する「決定投票」は、その人がその仕事を「どれだけ切望し、どれだけ強い情熱と興味を持っているかにかかっている」のだ。
  • 「好きなこと」を見つけるには時間がかかる

  • しかし通常,一生涯を通じて取り組みたいと思える対象に,すぐに出会えるわけではありません。
  • 本当に好きな仕事に打ち込んでいる人を見ると、うらやましくなってしまうことがあるかもしれない。だが、そもそもそういう人は、出発点からして自分とはちがうのだろう、などと思うべきではない。そういう人も、一生をかけてやりたいものが見つかるまでは、かなりの時間がかかった場合が多い。
  • 中学生くらいでは,ようやく自分の好き嫌いが分かり始めたばかりで,将来何をしたいか,はっきりとはわからない,興味を持てるものに出会うまでの道のりは,回り道が多く,偶然の要素が大きい,実際に試してみなくては長続きするかどうかわからないとも,筆者は述べています。
  • 親が子供のためにできること

  • 子供の興味を観察する

  • 親がやらせたいことに取り組ませるのではなく,子供の好きなことを見つけましょう。「どんなことに取り組むのが好き?」「どんなときに生き生きしている?」「逆にすごく嫌そうなときは?」など,子供の様子を観察して,興味のある対象を見つけましょう。「無理だ」「うちの子には出来ない・向いていない」など決めつけずに,イベントや習い事を通して,子供に色々な経験をさせることも大切です。意外な興味が見つかったり,逆にやってみたら好きではなかったということがあり得ます。
  • 焦らず見守り,励まし続ける

  • 好きなことが見つかったとしても,最初の段階で厳しくし過ぎると,せっかく芽生えた興味が台無しになってしまいます。遊びながら学んだり,ちょっとした達成感を味わったり,ほめられてうれしくなったりすることが必要だと筆者は述べています。
  • もちろん,自分の興味があることを掘り下げるにしても,練習に励み,つねに学ぶなどやるべきことはたくさんありますが,「好き」にならないと努力できません。まだ毎日何時間も努力をする覚悟ができていないうちは,興味を持ったことをひたすら楽しんで,どんどん興味が湧くようにした方が良いとのことです。
  • 初心者のうちは,興味を持ち続けられるよう,親,教師,コーチなど周囲がぜひ肯定的なフィードバックをしましょう。
  • ☆「やり抜く力 GRIT(グリット)」教育セミナーを開催しています。

    www.at-s.com

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【レゴロボットを動かそう!】ネッツトヨタ浜松さま「ファミリーカーニバル」 たくさんのお子様にお楽しみいただきました

2016年12月3日(土)・4日(日)ネッツトヨタ浜松さま「ファミリーカーニバル」 に,「ブロックのロボットをタブレットで動かそう!」というイベントを出展しました。

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未就学児~小学校高学年の,幅広い年齢のお子様がご参加くださいました。

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初めてプログラミングを体験するお子様も,楽しんでご参加いただけたようで良かったです。

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「これ楽しい!!」と言って,何度もブースにお越しくださるお子様もいらっしゃいました。

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皆,ブースにいらっしゃる度,プログラミングの技術が上がっており,理解力・吸収力に驚かされました。

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多くのお子様に,「思い通りにロボットが動かす」という楽しみや達成感を味わっていただけたようで,嬉しく思っています。

イベントにご参加くださった皆様,出展にあたりご協力くださった皆様,本当にどうもありがとうございました。

『やり抜く力』から学ぶ家庭教育~3.子供の「やり抜く力(グリット)」を強くする方法

人生において成功できるかどうかは,「才能」ではなく,「やり抜く力」の有無に左右されると言われています。『やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(アンジェラ・ダックワース著/ダイヤモンド社)を読み解きながら,「やり抜く力」について考察を深めます。

やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 「やり抜く力」は高められる

「やり抜く力」は遺伝子のみで決まらず,経験など後天的な要素による影響も受けます。環境や習慣次第で,「やり抜く力」は高められるのです。

ほかの心理的特徴と同じように、「やり抜く力」は私たちが思っている以上に変化するものなのだ。

個人的には,のみこみが早い子供ほど,「やり抜く力」が身に付きにくいと感じます。しかし,それでも周囲が環境を与えると,「やり抜く力」が高まるという実例をこれまで目の当たりにしてきました。

「やり抜く力」を強くする4ステップ

具体的にどのようなステップで「やり抜く力」は高まっていくのでしょうか。本書では,成熟した「やり抜く力」の鉄人たちに共通する4つの特徴として,以下が挙げられています。

1.<興味>心からその仕事を楽しんでいる。

2.<練習>「もっとうまくなりたい!」と熱望し練習に励む。

3.<目的>自分の仕事の重要性を認識している。(「興味」「練習」のステップを経てから目的意識を感じることもある。)

4.<希望>挫折を経験しても立ち上がる。

親として子供に何ができるか

上記のようなステップを踏んで,子供が「やり抜く力」を高められるよう,家庭で何ができるのでしょうか。例えば,以下のような取り組みが挙げられます。

1.<興味>
・子供が心から楽しめるような対象を見つける。習い事やイベントなど何でも経験させる。
・親が良いと思ったことを無理やりやらせない。勉強でなくても,音楽・スポーツなどで良いので,子供が本当に打ち込めるものを探す

2.<練習>

・子供が練習に励めるよう,日々の目標や練習量を明確にする
・日々,目標が達成できたかどうか,○×を付けたり,視える化してモチベーションに繋げる。
・目標が達成できたときには褒める。

怠けているときは厳しく声を掛け,決して甘やかさない

3.<目的>
・何のために取り組んでいるのか,声掛けして思い出させる。

4.<希望>
・子供が諦めてしまいそうなときは励ます。
努力を褒めて,さらに努力できるよう導く。

ご家庭で取り組めそうなものがあれば,ぜひ実施してみてください。

 

☆「やり抜く力 GRIT(グリット)」教育セミナーを開催しています。

www.at-s.com

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【レゴロボットを動かそう!】ネッツトヨタ浜松さま「ファミリーカーニバル」は今週末開催です

ネッツトヨタ浜松さま「ファミリーカーニバル」,いよいよ今週末に開催です。

www.netz-hamamatsu.jp

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展示用ロボットをスタッフが組み立ててくれました。

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「どんなロボットを展示するのが面白いかな?」と話し合い,皆さんに楽しんでいただけるよう,改造を加えました。

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どんな動きをするかは,当日のお楽しみ!

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皆様のご来場を心よりお待ちしております。

レゴ ロボットづくり講座,プログラミング講座,MESH発明品づくり講座@静岡を開催いたします

「静岡でロボット教室を開催してほしい」とのリクエストが多く(静岡から浜松まで毎週通ってくださるお客様もいて,本当に感謝しています),2016年12月11日(日)に静岡市にて,講座を開催することにしました。

せっかくの機会なので,ロボットづくり講座だけでなく,MESH発明品づくり講座,プログラミング講座も実施いたします。

www.at-s.com

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13時30分~17時の間,ご都合が良い時間帯に,お好きな講座をご受講いただけます。保護者様・お子様とたくさんコミュニケーションを取りたいと考えておりますので,個別指導形式で授業を行います。ご受講人数に限りがあるため,ぜひお早目にお申込みください。

同日12月11日(日)午前中は,同会場にて保護者様向け教育セミナーを開催予定です。

blog.terak.jp

 ご興味がございましたら,ぜひこちらもご受講いただければ幸いです。

静岡の皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。

 

【親子向けプログラミング講座・保護者向け教育セミナー】SALAくらしときめきアカデミーさんにて教室を開催します

2017年1~3月に,SALAくらしときめきアカデミーさんにて,教室を開催することになりました。浜松校,磐田校の2カ所にて,「親子で楽しむプログラミング講座」と,「『一流の育て方』から学ぶ!社会で活躍できる子の育て方」の2種類の講座を実施いたします。

【くらしときめきアカデミー浜松】

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【くらしときめきアカデミー磐田】

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大きなチラシ,詳細はこちらよりどうぞ

www.sala-academy.jp

昨日よりSALAさんにて,一般受付を開始しています。

チラシには掲載していませんが,レンタルPCを5台ご準備しております(先着順,レンタル料1時間500円)。PC持参が難しい方も,ぜひ一度ご相談ください。お問い合わせは,SALAさん各校にお願いいたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

【レゴロボットを動かそう!】ネッツトヨタ浜松さま「ファミリーカーニバル」に出展します

2016年12月3日(土)・4日(日)に,ネッツトヨタ浜松さま 総合産業展示館イベント「ファミリーカーニバル」内にて,テラックがブースを出展します。レゴロボットを,タブレットでプログラミングして,自在に動かす体験ができます。

www.at-s.com

「どのロボットを展示したら面白いかな?」とスタッフ間で相談しながら,色々なロボットをつくって試しています。

www.youtube.com

親子で楽しんでいただける無料イベントですので,ぜひお時間がございましたら,お気軽にお越しくださいませ。

 

『やり抜く力』から学ぶ家庭教育~2.あなたのお子様は大丈夫?「やり抜く力がない」状態とは

人生において成功できるかどうかは,「才能」ではなく,「やり抜く力」の有無に左右されると言われています。『やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(アンジェラ・ダックワース著/ダイヤモンド社)を読み解きながら,「やり抜く力」について考察を深めます。

やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

「やり抜く力がない」状態とは

「やり抜く力」というのは、ひとつの重要な目標に向かって、長年の努力を続けることだ。〔......〕「人生哲学」と呼ぶべきその目標ほど、興味深く重要なことはほかにないため、生活時間の大半の活動は、その目標達成に向けて行われる。

「やり抜く力」が非常に強い人の場合、中位と下位の目標のほとんどは、何らかの形で最上位の目標と関連している。

例えば,最上位目標「医師になりたい」→中位目標「医学部に入る」→下位目標1「定期テストで~点取る」→下位目標2「次回の小テストで~点取る」というように,日々取り組んでいる下位目標は,最上位目標を達成するための手段になっているはずです。しかし,やり抜く力が弱い場合,各目標がバラバラで関連性が低いです。大まかに次の2パターンに分けることができます。

1.具体的な目標を設定できない

私はこれまで、将来の夢を持っているたくさんの若者に出会った。「医師になりたい」「NBAのバスケットボール選手になりたい」など、大きな夢を持っていて、その夢が実現したらどんなに素晴らしいことが待っているかと、あれこれ思い描いている。

ところが、夢を実現するための中位や下位の目標を具体的に設定することができない。〔......〕最上位の目標がぽつんと浮かんでいるだけで、それを支える中位や下位の目標がまったくないのだ。

「将来,~になりたい」「この大学に入りたい」など,大きな目標はあるけれども,日々の行動がその目標に結びついていない子供たちは,本当に多いです。つい目の前の楽しいことを優先させてしまい,将来のために必要なことに取り組めません。

どのような中位・下位目標を設定すれば良いか分からない,具体的に何に取り組めば目標達成できるか分からないという場合,保護者や先生が介入して,子供と話し合うことで解決するでしょう。「この目標を達成するには,~に取り組めば良いんだよ」「この時点で,ここまでできていれば良いね」「じゃあ1ヶ月はこれに取り組もう」と,子供に具体的な目標・アクションを示してみてください。特にお子様が小学生以下の場合,自力でやるべきことを明確にするのは難しいため,ある程度,周囲の大人が導く必要があるでしょう。

ただ,具体的な目標を子供自身で設定できない,日々の行動が目標に結びついていない場合,大きな目標が「本当にやりたいこと」でない可能性があります。

 2.「最上位の目標」が存在しない

「将来の夢なんてない」「『こんな自分になりたい』『もっとこうなりたい』なんて思わない」という子供,すなわち「最上位の目標」を存在しないパターンも多いです。「将来,医者になりたい」「もっと勉強ができるようになりたい」など口では言っているものの行動が伴わない場合も,本当にそうなりたいと思えていない,実は「最上位の目標」が存在しない可能性があります。「最上位の目標」が存在しなければ,中位・下位目標も存在しないため,日々何となく生活することになります。

「本当にやりたいこと」を見つけることが大切

「最上位の目標」が本当に自分のやりたいことであれば,具体的な目標を設定し,壁に試行錯誤しながら,粘り強く取り組むことができるでしょう。逆に,「最上位の目標」がやりたいことでなければ,日々,目標に結びついた行動を取ることが困難であるため,「やり抜く力」は育たないと言えます。

テラックでは,将来の夢の明確化→長期・中期・短期目標設定→学習計画立案のサポートをしていますが,その際,「お子様が本当にやりたいことかどうか」を重要視しています。保護者様が理想を押し付けたり,周囲の期待に沿うようお子様が遠慮したりして,「やりたいこと」ではない目標を設定しても,長続きしないためです。

親が良いと思ったこと,やってほしいことを無理やり目標にするのではなく,子供の興味があること・好きなことをとことん伸ばすことで,「本当にやりたいこと」,すなわち「究極の目標」を子供自身で見つけてもらうことが大切です。

 

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