<未就学児・小学生におすすめ>無料で楽しく学べる!プログラミングサイトのご紹介

2020年からプログラミング学習が小学校で必修となり,ご興味を持たれている親御さんや,教育関係者の方も多いと思います。今回は,無料でプログラミングを学べるCode.orgというサイトをご紹介します。

code.org

Code.orgとは

一人でも多くの生徒がコンピュータサイエンスを学ぶことを目的として,アメリカの非営利団体によって運営されているサイトです。Code.orgでは,誰でも無料でプログラミングを学ぶことができます

パソコンやタブレット,スマートフォンのWebサイトで「Code.org」と検索すると,サイトにアクセスすることができます。

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 Code.orgでは,様々なプロジェクト,キャラクターが準備されています。スター・ウォーズ ,アナと雪の女王,Minecraft(マインクラフト)等の人気のキャラクターを使って,楽しくプログラミングを学ぶことができます。

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アナと雪の女王を使ったプログラミングについては,次のような書籍が出ています(こちらの書籍では,実際にCode.orgのサイトを使ってプログラミングを行います)。

アナと雪の女王 ディズニーはじめてのプログラミング

アナと雪の女王 ディズニーはじめてのプログラミング

 

 

Minecraft Aquaticの画面を見てみよう

今回は,試しにMinecraft Aquaticの画面を見てみましょう。

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左から順に,プログラム実行画面(動作確認をする場所)→プログラムの置き場所→プログラムの作成場所という画面構成になっています。

 

例えば次のようにプログラミングすると,どうなるでしょうか?

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実行してみると,右を向いて,前に5回進みます

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繰り返しの回数を変えたり,向きを「左を向く」に変えたりすると,違う動きをします。「~を産む」「~を置く」など,他にも面白そうなプログラミングブロックがありますね!

Code.orgはプログラミングブロックの数が少ないので,初心者の方も混乱することなく取り組めると思います。プログラミングをやってみたいけど何から始めていいか分からないという方,親子で一緒に楽しくプログラミングを学びたいという方,ぜひ一度Code.orgにアクセスしてみてください。

 

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『Learn Better』から学ぶ効果的な学習法㉑~視覚的アプローチを行う

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』(アーリック・ボーザー著/英治出版)をもとに,効果的な学習法について探ります。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

 

 「教科書を読んでも,なかなか内容が頭に入ってこない」「教科書を使って勉強しているのに,テストで得点が取れない」というお悩みがよく寄せられます。どうやったら,より効果的に学習を進めることができるのでしょうか。

 

視覚的なアプローチを行う

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』では,知識を習得するためには,視覚を利用することが有効だと書かれています。知識を身に付ける上で,根底にある関係性を理解することが重要ですが,図などで視覚的に分かりやすくすることによって,それぞれの関係性が掴みやすくなります。一方,文章は一方向に進むため,互いに絡み合った関係が見えにくいと言えます。

 教科書を読むだけではなく,内容のつながりや関係性が分かりやすいように,自分なりに図でまとめてみると効果的です。年表や図式が多く掲載された,視覚的に分かりやすい参考書・問題集もあるので,それらを活用するのもよいでしょう。「教科書を読むだけでは暗記できない」とお悩みの方は,ぜひ一度試してみてください。

 

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『Learn Better』から学ぶ効果的な学習法⑳~本当にスキルが身に付く学習の仕方

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』(アーリック・ボーザー著/英治出版)をもとに,効果的な学習法について探ります。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

 

 

定期テストが近づいてきて,「たくさん勉強しているのに内容が身に付いている感じがしない」「勉強してはいるけれど,どれくらい理解できているか不安だ」というお悩みが多く聞かれます。どうすればより一層,学習の効果を高められるのでしょうか? 

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』をもとに,効果的な学習法について,これまでの記事でいろいろとご紹介してきましたが,ここで今一度内容をまとめてみたいと思います。

知識や考え方を定着させることが大切

学習の効果を出すためには,教科書を読んだり,問題を解いたりすれば十分というわけではなく,知識や考え方そのものを理解して,定着させることが重要です。しっかりと知識や考え方を身に付け,いつでも引き出せるようにするためには,どうすればいいのでしょうか?

 

【知識・考え方を定着させるための学習法】

  • 教科書を読むだけでなく,内容をノートにまとめる
  • 学習内容を要約する。親や友人に説明する
  • 自分自身でクイズを出す― 単語帳を作って暗記する。 赤シートや一問一答集を活用する。空き時間を利用して完全に覚えられるまで取り組む。
  • 間違えた問題を繰り返し解く―何も見ずに答えられるようになるまで取り組む

もし教科書を読んだり,問題を解いたりする学習法だけで成果が出ない場合は,このような取り組みをぜひ試してみてください。

 

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『Learn Better』から学ぶ効果的な学習法⑲~「挫折が役立つ」と信じることが大切

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』(アーリック・ボーザー著/英治出版)をもとに,効果的な学習法について探ります。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

 

以前ご紹介した通り,学習で成果を出すためには,挫折を乗り越えることが鍵となります。

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そのためには,「挫折が本当に役に立つ」と心の底から信じ,「ミスをしてしまった」「同じところで間違えてしまった」と湧き起こるマイナスの感情をもコントロールすることが大切です。

成功要因は「生まれ」ではなく「育ち」にある

 挫折を経験したとき,「自分はやっぱりだめなんだ……」と打ちのめされるのではなく,「挫折が本当に役に立つ」と信じ,「どうすればこれから良くできるだろう?」と考えられるようになるためには,どうすればいいでしょうか。

「挫折は役立つ」と信じ,自身の感情をコントロールするためには,どんなスキルでも後天的に伸ばしていくことができるという考えを持つことが重要です。

本書では,遺伝子などの生まれが成功の決定要因だと考える「生まれ派」と,人は成長して変われるという「育ち派」の人々の考え方が紹介されていますが,「挫折が本当に役に立つ」と信じるためには,後者の考え方を身に付ける必要があります。

親の考え方に子どもは影響を受ける

「生まれ派」「育ち派」という考え方について,子どもは親や周りの大人から大きな影響を受けることが分かっています。親や周りの大人が「生まれ派」の考え方であれば,子どもも「生まれ派」になることが多く,「育ち派」についても同様だということです。

では子どもを「育ち派」の考え方,すなわち「努力すればスキルは伸びる」「挫折は後々役に立つ」という考え方にするためには,具体的にどうすればいいのでしょうか。本書では次のような行動や声かけが紹介されています。

  • 子どもが失敗したときに「学ぶチャンスだね」と伝える→反対に「能力が足りない」と伝えるのは良くありません
  • 子どもがミスや苦労をしたとき「これがふつうだ」「スキルの獲得には困難を伴うものだ」と伝える
  • もっと自分を追い込むような,ミスをするかもしれない状況に身を置かせる→人前で話すのが怖ければ,もっと人前で話させたり,数字が苦手ならもっと数字に関わらせたりする
  • 「練習が報われたね」「よくがんばったね,すごく進歩したよ」と努力をほめる

「人は成長して変われる」と信じ,努力する姿勢は,学習面だけでなく,社会に出てからもきっと役立つはずです。ぜひご家庭でこのような接し方・声かけを心がけてみましょう。

 

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『Learn Better』から学ぶ効果的な学習法⑱~情動をコントロールすることが大切

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』(アーリック・ボーザー著/英治出版)をもとに,効果的な学習法について探ります。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

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学習面でも「精神的な強さ」が大切

以前ご紹介した通り,効果的な学習を行う上で,自分の間違いや失敗と向き合うことがとても重要です。

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間違いや失敗と向き合うとき,「どうしてこんなミスをしてしまったんだろう」「また間違えてしまった……」と,精神的な苦痛を伴うこともあります。学習においても心のレジリエンス〔困難に耐える心の弾力性〕が必要なのです。

間違い――そして苦労――が学習の避けられない一部であるなら、それに対する備えが必要だ。これは学習の世界では新しい考え方だが、スポーツの世界では何百年も前から常識である。子どものクラブチームからプロチームまで、監督なら誰でも声をからして忍耐の価値やメンタル・タフネスの必要性を解くだろう。

自制心が成績に影響する

 メンタル・タフネスの重要性を示す根拠として,本書では1968年にウォルター・ミシェルが行ったマシュマロ・テストが紹介されています。

子どもはマシュマロなどの小さなごほうびを今すぐ一つ食べてもいいが、しばらく待てば二つ食べられると教えられた。[……]欲求と感情に対処する四歳児の能力がさまざまな形で実を結ぶことをミシェルは発見した。マシュマロに手を伸ばすのを先延ばしにできた子どものほうが、その後学校で優秀な成績を上げ、自信を持ち、ストレスにさらされたときも楽に対処した

情動をコントロールする方法

では,学習における失敗や挫折と向き合うために,どのように情動をコントロールすればよいのでしょうか。本書では次のような方法が紹介されています。

  • 情動を自覚してラベル付けをする

「自分はあのマシュマロがおいしそうだと思っている」「自分は今,友達に腹が立っている」など,感情を自覚してラベル付けをしましょう。子どもが自分の情動を自覚できるように,「この動画を見たいんだよね」「もっと遊びたいんだよね」「宿題をやりたくないんだよね」など,親が声かけして気づかせることも効果的でしょう。

  • 発想の転換を行う

「マシュマロを食べると太ってしまう」「今勉強したら後で出かけられる」など,別の視点から物事を捉え直しましょう。「今,間違い直しをしたら,テスト本番で間違えないね」「また間違えたことで,暗記しきれていないことが分かって良かったね」など,親が子どもに声をかけて,発想の転換を促しましょう

これらが習慣化してくると,エネルギーを使わずに,楽に情動をコントロールできるようになるそうです。このようにして培ったメンタル・タフネスはきっと社会に出てからも役立つでしょう。

 

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『Learn Better』から学ぶ効果的な学習法⑰~暗記をするとき紙に書く必要はない

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』(アーリック・ボーザー著/英治出版)をもとに,効果的な学習法について探ります。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

 

「紙に書いて覚えなさい!」はNG

「暗記するときは紙に書いて覚えなさい」「見ているだけじゃ頭の中に入らないわよ」と子どもに声かけする保護者様がいらっしゃいます。しかし,実は書かなければ覚えられないということはありません。「『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』では,次のように書かれています。

検索練習(自分自身に質問して情報を思い出す練習のこと)は紙に書く必要もない。私は大学時代、あるクラスでティーチングアシスタントをしていたが、このクラスでは一種の検索練習を実施していた。[……]自由再生〔条件をつけず自由に思い出させる〕による練習には目に見えて効果があった。学生たちは知識を思い出す経験をするほど習得度が上がった

以下の記事でご紹介した通り,暗記を効率的に行うためには,自分自身に質問をして,情報を思い出せるか確認をすることが大切です。

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この学習法を行うにあたり,紙に書く必要性はありません。答えを再生できるかどうか,繰り返し自問することが重要なのです。空き時間などを活用して,自分で答えられるようになるまで,繰り返し自分にクイズを出し続けましょう

子どもに合った学習法を探すことが大切

 紙に書いて暗記しなくても,小テスト等で得点が取れていれば問題ありません。逆に紙に答えを何度も書いて学習しても,後日,自分で答えを言うことができなければ,あまり意味がないと言えます。繰り返し自分にクイズを出し,「どこまで覚えられているかな?」「今の学習法は上手くいっているかな?」とチェックして,ぜひ子ども自身に合った学習法を見つけましょう

 

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『Learn Better』から学ぶ効果的な学習法⑯~暗記力を高める方法

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』(アーリック・ボーザー著/英治出版)をもとに,効果的な学習法について探ります。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

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「暗記が苦手」を克服する方法

「暗記をすることが苦手で,学習内容を覚えることができません」「何度も同じ間違いを繰り返してしまうんです」「そのとき覚えたと思ってもすぐに忘れてしまいます……」という相談をよく受けます。暗記する力や勉強ができるかどうかは,生まれつき決まっていて,どうすることもできないのでしょうか。それとも,何かよい対策はあるのでしょうか。

暗記が苦手であったり,スキルの習得が上手くいかなかったりすることは,取り組み次第で克服することができます。「『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』では,次のように書かれています。

シュウォーツ(アメリカ随一の記憶の専門家)は自己テストを使っている。知識に磨きをかけるために、彼はたえず自分に質問を出して、さまざまな単語を思い出せるかどうかを確認する。信号待ちしているときや自分の研究室で人を待っているとき、彼は自分がすでに学んだこと、これから学びたいことについて自分に質問している。

自分が苦手な問題をまとめたノートや単語帳などを,空き時間に何度も見直したり,クイズ形式で答えを紙に書き出したりする学習法は,とても有効です。「この知識はまだ覚えられていないな」「この部分は理解できてきたな」と自分自身でチェックでき,「ここはまだ繰り返しやった方がいいな」と,まだ不完全なスキルの習得に集中することができます。私自身,学生時代はこのような方法で学習に取り組んでいましたが,非常に効果的だと感じていました。

情報を思い出す練習をすることが大切

「自分が知っていることを思い出す」「自分の知識について質問して,それが再生できるかを確認する」学習法が効果的であることは,実験でも証明されています。

ある有名な実験では、被験者グループが文章を四回読む。別のグループは一回しか読まないが、思い出す練習を三回行う。研究者が数日後に二つのグループを追跡調査したところ、思い出す練習をしたグループのほうがはるかによく文章を覚えていた。つまり情報を繰り返し読んだ被験者より思い出す試みをした被験者のほうが、はるかに習得度が高かったのだ

教科書を何度も読んでも頭に入ってくる感覚がなかったり,小テストで得点を取れなかったりする場合は,学習方法を見直してみましょう。常に「知識が頭の中に入ってきているかな?」と自分自身に問いかけ,「学習方法を変えてみようかな」「このやり方のほうが知識が身に付いてきている感じがするな」と問題意識を持ち,試行錯誤することが大切です。今回ご紹介した「自分自身にクイズを出す」学習法も,ぜひ試してみてください。

 

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『Learn Better』から学ぶ効果的な学習法⑮~学習には努力が必要

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』(アーリック・ボーザー著/英治出版)をもとに,効果的な学習法について探ります。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

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楽して勉強ができるようになる方法はない

「どうやったら英語ができるようになりますか?」「もっと早く数学の得点を上げる方法はないんですか?」といった,成果をすぐに求める質問を受けることがあります。しかし,楽して成果を上げる方法はありません。地道な努力を積み重ねるしかないのです。『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』では,次のように書かれています。

身もふたもない言い方をすれば、努力せずにできる学習などというものはない。スキルを伸ばすためには、大変な思いをし、気を張りつめ、多少なりとも自分を追い込むこともある。学習分野の重鎮の意見はこの点でほぼ一致している。

心理学者や認知が心理学者は,学習や練習のことを「苦労して当たり前」「望んでする苦労」「苦行(ハードワーク)」などと表現しているそうです。

行き詰まっている点を知り,克服することが大事

 とはいえ,むやみやたらに学習するのが良いわけではありません。過去記事で述べた通り,自身の行き詰まっている点を知り,その克服に向けて重点的な学習を行うことが大切です。

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例えば次のような点で行き詰まっていないでしょうか?

・学習計画の立て方

- 立てた計画が予定通りに実行できているか

- 実行できていない場合は,計画そのものに無理がないか

- 日々の時間の過ごし方に問題がないか

・学習内容

- 実力や目標に合った教材を選んでいるか

- 難しすぎないか

- 一気に全ての教科や範囲に取り組み,消化不良になっていないか

・学習の取り組み方

- 自力で解けるようになるまで,何度も反復演習しているか

勉強に限らず,どのような分野のスキルを身につける場合も,弱点を把握して改善しようとする姿勢は必要です。特に反復演習はとても重要です。

[……]専門分野を身につけるには反復演習が必要だということだ。専門分野の力を伸ばすためには、その専門分野に何度も、できれば何通りもの方法で取り組む必要がある。これはスポーツの世界を見ればある程度わかる。テニスのサーブを一回でマスターする人はいない。半日で棒高跳びの技術を習得する人はいない。

 同じことはどんな知識についても言える。心理学者のグレアム・ナットホールが数年前にこの考え方を独自に開拓し、ある概念が本当に身につくまでには、少なくとも三回は取り組む必要があることを研究で証明した。

すぐに成果が出る,魔法のような学習法はありません。自身の弱点を把握し,取り組むべき課題や方向性が明確なのであれば,成果が出るまで腰を落ち着けて努力し続けることが大切です。学習を通じて培った,このような姿勢や粘り強さは,将来社会に出たときにきっと役立つでしょう。

 

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<出版記念>限定5名様!保護者様向け教育セミナーを開催します

2019年4月に著書『お母さんの「怒りの言葉」は子どもの「やる気を引き出す言葉」に変えられる!』(多田淑恵 著/PHP研究所 1,296円)が発売されました。

www.php.co.jp
これを記念して,東大卒業生・本書の著者が,保護者様向け教育セミナーを開催します。ご自宅ですぐに実践できる声掛け,勉強方法のコツなどについてお伝えします。

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お子様の進路や教育についてお悩みの方,成績が伸び悩んで困っている方,お子様の個性や才能を伸ばす家庭教育について知りたいという方はもちろん,どなたでもぜひお気軽にご参加ください。

①ガミガミはもう卒業!「怒りの言葉」を「やる気を引き出す言葉」に変えるコツ

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②自宅でできる!勉強を通して「考える力」「社会で役立つ力」を身に付ける方法

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・『お母さんの「怒りの言葉」は子どもの「やる気を引き出す言葉」に変えられる!』をご購入・ご持参くださった方は、セミナー料金を500円引きとさせていただきます。当日、セミナー会場でもご購入いただけます。
・各回限定5名様の少人数制セミナーとなりますので、お早目のお申し込みをおすすめします。

【お問い合わせ】合同会社テラック
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