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ビリギャル母から学ぶ家庭教育②「過保護は絶対にNG」

ビリギャル母(ああちゃん)の家庭教育を紹介します。今回のテーマは「過保護は絶対にNG」です。

過保護は子どもへの攻撃である

過保護は子どもへの愛情ゆえではない

ああちゃんは「親は,過保護にするのを愛情ゆえと勘違いしがちですが,本当は,自分の都合を良くするためのものではないかと思います」と語っています。

子供の着替えを手伝ってあげる,持ち物チェックをしてあげる,テストに出そうなところを教えてあげる……。一見,子供のためにやってあげているように見えます。しかし,実際は早く準備を終えてほしいから,忘れ物をしたら面倒だから,親の見栄でテストで良い点数を取ってほしいから,という「親の都合」で過保護にしている場合が多いです。

過保護を続けるとどうなるか

過保護を続けているとどうなるでしょうか。

過保護にすると,一時的には「できた」状態になり,問題が解決したかのように見えます。着替えが早くできる,忘れ物がなくなる,テストで良い成績が取れる……。親が望むようなスムーズな生活が送れます。

しかし,長期的に見れば大きな問題が潜んでいます。子供は自分で何もできないまま大きくなります。「自分で考えて行動できる」大人には成長せず,社会人になっても親や周りのサポートを必要とし続けるのです。過保護を続けると,子供自身が社会に出た時に苦労することになります。

では社会で活躍できるような「自分で考えて行動できる」大人に育てるには,どうすればよいのでしょうか。

簡単には手を出さず「見守る」ことが大切

見守りには時間と労力と忍耐がいる

ああちゃんは「けっしてかんたんには手を出さず,危険があったらすぐに飛び出せる位置で,じっと見守ることが大切」と述べています。また「過保護はかんたんなことだが,見守りには,時間と労力と忍耐がいる」とも語っています。

見守り=放任ではない

保護者に「過保護を止めて見守りに徹してください」とアドバイスすると,「ひやひやするから,子供の様子を見ないようにする」と言う方が多いです。しかし,このような放任も良くないです。

子供が本当に困っている時や誤っている方向に進んでいる時には,周囲が手を差し伸べる必要があります。しかし様子を見ないようにしていると,子供のSOSサインに気づくことができません。親は「いらいらする」「ひやひやする」など自分の感情に打ち勝って,子供を見守る必要があるのです。

見守りに関するエピソード

最後に,ああちゃんの著書『ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話』に掲載されていたエピソードを紹介しておきます。

ああちゃんが小学1年生の登校1日目のこと。ああちゃんは帰り道がわからなくなってしまい,校門を出たところで立往生してしまいました。泣きながら2時間ほど考えあぐねていたところで,先生か誰か大人に助けてもらうことを思いつき,学校のなかに戻りました。すると反対の門に,自分の帰るべき道があるのに気付き,無事家に帰ることができました。

帰り道がわからなくなってうろうろしていたああちゃんを,そのときの担任の先生は陰で見守っていたそうです。ああちゃんの自立心を伸ばすために,自分自身で気付けるまで。そして危険が迫ったら,いつでも飛び出していけるように。

「君の帰る道は,あっちの門だよ」とひとこと言えば,先生も2時間も待たずにさっさと仕事を終えて帰れたはずです。それにも関わらず,先生はああちゃんが自分で気付くまで,じっと手を出さずに見守っていたのです。

教育者たるもの,この担任の先生のようでありたいものです。私自身,今後も生徒を見守ることを心掛け,保護者にもその大切さを伝えていきたいと思います。

 

 

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