読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ビリギャル母から学ぶ家庭教育④「現状をありのままに受け入れること」

ビリギャルのような,「物事をぐんぐん吸収し成長できる子供」を育てるための家庭教育について紹介しています(参考:ビリギャル母(ああちゃん)の著書『ダメ親と呼ばれても学年ビリ3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話』)。今回のテーマは「現状をありのままに受け入れること」です。

具体的なエピソードをもとに考えていきましょう。さやかちゃん(ビリギャル)が「私,2年生からは,学校に行かない」と言ったときのことです。ああちゃん(ビリギャル母)は,すぐ次の日,担任の先生に相談しました。最初,「娘はクラスになじめていますか」とだけ聞いたところ,先生から「はい」というかんたんな答えが返ってきました。そこで次に,「どうやらうちの子は一人ぼっちになっているようなのです」とさやかちゃんの様子をはっきりと先生に伝えました。この段階でようやく,担任の先生の教育方針を聞き出すことができたそうです。

「直面している問題にきちんと向き合う」「問題をもみ消さない」

さやかちゃんが「私,2年生からは,学校に行かない」と言った段階で,「恥ずかしいこと言わないの!学校には絶対行きなさい!」とああちゃんが怒り,先生に相談しなければどうなっていたでしょうか。

さやかちゃんは「お母さんは何もしてくれない……お母さんに話しても無駄だから,これからはもう何も相談しない」と思うようになるでしょう。親に悩みを打ち明けたりSOSサインを出したりしなくなってしまう可能性があります。

子供の話にじっくり耳を傾ける

子供の言動をすぐに否定するのではなく,まず一度受け入れて,話をじっくり聞くことが大切です。なぜ子供がそのような言動をするのか,原因を明確にする必要があります。「学校に行きたくない」と言う原因は何でしょうか。ただの甘えでしょうか。それともいじめでしょうか。原因によって取るべき対策が変わってくるためです。

問題を先生にきちんと伝える

もし「娘はクラスになじめていますか」という質問の後,先生の答えに納得はいかないものの,「これ以上しつこく相談すると,問題のある家庭だと思われるかも…」とああちゃんが話すことを止めてしまったらどうなっていたでしょうか。

ああちゃんの視点から見れば,さやかちゃんが「学校に行きたくない」と言う原因が完全に明確にならず,また担任の先生の考えや教育方針も分からないままです。

先生の視点から見ると,ああちゃんが言いたかったことや聞きたかったことがはっきりしません。したがって「何か力になりたい」と思っても,最適なアドバイスが難しくなります。

問題をありのままに本音で伝えなければ,原因,そして対策が明確にならないため,状況は改善しないままです。結果,さやかちゃんを無理やり学校に行かせることになるでしょう。将来的に,さやかちゃんは性格が歪んだり,不登校になったり,非行に走ったり,取り返しのつかない事態になってしまうかもしれません。

親が自身の感情に打ち勝つ

問題と向き合えない/問題を放置してしまう要因として,親のエゴや感情が挙げられます。「恥ずかしいから」「先生に良く思われたいから」「手間がかかるから」という理由で,子供の現状を認められない,先生に本音でぶつかることができない親が多いです。

しかし親の感情で問題を無かったことにしてしまう/もみ消してしまうと,後でさらに大きな問題になって返ってきます。子供の性格が歪んでしまって,大人のアドバイスを一切聞かなくなった/引きこもりになり,学校に行けなくなってしまった/犯罪を犯し,警察沙汰になってしまったなど,無視することができないほど大きな問題へと発展してしまう可能性があるのです。そしてここまで問題が大きくなると,解決が非常に難しくなります

子供がSOSサインを出しているうちに問題にきちんと向き合う,親も周囲にSOSサインを出すことが重要です。親がSOSサインを出していると,助けようと思って真摯に向き合ってくれる人は必ず現れます(ああちゃんも良い先生と出会うことができました)。

「ありのままを受け入れること」が問題解決への第一歩

問題解決を図る上で,まずは親が自身の感情に打ち勝ち,現状をありのままに受け入れることがとても重要です。見栄を張らず,然るべき人に現状をありのままに伝えることで,的確なアドバイスを得ることができます。このことが正確な原因分析・対策立案に繋がり,問題解決への一番の近道となるのです。

 

 

「子供の現状を本当にきちんと把握できているかな?」「うちの子このままで大丈夫かな?」と思った方,お子様の学習状況・思考の癖を講師が客観的に分析します!

今後の対策や家庭教育・学習に関するアドバイスをお伝えし,お子様の自律化を支援します。お申し込み・お問い合わせは下記リンクよりどうぞ。

profile.ne.jp

 

 

関連記事リンク一覧

blog.terak.jp

blog.terak.jp

blog.terak.jp