読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

勉強しているのに成績が上がらない!そんなときに確認してほしいたった一つのこと

家庭教育 進路設計 教育理論 教育者育成

基礎学習の重要性

「進学塾に通っているのに成績が上がらない」「頑張って勉強しているのに成果が出ない」という人に考えてほしいことがあります。それは基礎学習を疎かにしていないかということです。「え!そんなこと?」と思うかもしれませんが,非常に重要なことです。

基礎学習とは

より具体的に考えて行きましょう。基礎学習とは,例えば次のような学習を指します。

  • 学校の宿題を丁寧にやる
  • 必要に応じて(苦手な範囲など)基礎的な問題集に取り組む
  • 身に付くまで繰り返し解き直しを行う
  • できるようになるまで一冊の問題集を繰り返し使用する
  • 分からないところは教科書や辞書を調べる
  • 間違えたところは必ず解答集の解説や解き方を確認する

逆に以下ような場合は,基礎学習を疎かにしている可能性があります。

  • 難易度の高い問題集にこだわる
  • 塾の宿題に追われている
  • 塾の勉強さえすれば学校の勉強は必要ないと思っている
  • 量をこなすことが目的化している
  • 学校の勉強については宿題さえやれば良いと思っている
  • 一度やり終えた問題集は二度と開かない
  • 答え合わせをしない,あるいは丸付けはするが解答集の解説や解き方は見ない

基礎学習を疎かにしている場合,注意が必要です。なぜなら基礎学習を疎かにして学力を向上させようとしても無理があるためです。

守破離」という考え方

武道の教えに「守破離」というものがあります。「守」は師に教えられたことを忠実に守り身に付けること,「破」は師の教えのみならず他流も取り入れ,形を少し破ること,「離」はいずれの流派・形も意識することなく,自分なりの全く新しい世界を拓くことです。

勉強面にも「守破離」が当てはまります。基本的な問題集に繰り返し取り組み,解法パターンを身に付けるのが「守」の段階です。「守」で習得した解法パターンを問題に応じて組み合わせ,応用問題にも対応できるのが「破」の段階です。「離」は解法パターンなど意識することなく,全く新しい未知の問題に対処できる段階です。自分がこれまで見たことのない難問を解ける,あるいは自分なりのテーマで研究を行うような段階です。

基礎ができていないのに応用に進んでも意味がない

「守」が完璧ではないのに,「破」「離」に到達することはできません。すなわち学校の勉強を疎かにしている,基本的な問題集で良い正答率を取れないのに,応用問題を扱う進学塾に通ったり,難問に挑戦しても良い成果は出ないということです。まずは学校の教材や基本的な問題集をじっくりやり込んで,解法パターンを身に付ける。それでも余力があるようなら,応用問題にチャレンジするようにしてください。

家庭教育でできること

勉強の成果が出ないときは「守」を疎かにしていないか,振り返ってみてください。まずは親が基礎学習の重要性を理解し,「早く応用に進んでほしい」という焦りを捨てる必要があります。学習ページ数が少ないからと言って子供を叱らない,時間をかけた丁寧な学習を認めることが大切です。それでも子供が基礎学習を疎かにする傾向があるならば,話し合いを実施してください。まずは「守」を徹底することこそが,学力向上の近道です。

 

 

お子様の進路・習い事・学習方法に関してアドバイスを受けてみませんか?

お子様の学習状況・理解度や思考の癖を分析し,今後の対策・ご家庭で実践できる取り組み等をご提案します。お申し込み・お問い合わせは下記リンクよりどうぞ。

profile.ne.jp

 

 

関連記事リンク一覧

blog.terak.jp

blog.terak.jp

blog.terak.jp