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『ユダヤ式Why思考法』から学ぶ自律教育⑦「教育に対する考え方を変える視点」

皆さま,お子様に対する教育の悩みや考えを色々と持っていらっしゃるのではないでしょうか?

「色々な習い事があって,うちの子に何を習わせたら良いか分からない

英語を身に付けるには,幼少期が肝心よね!良い英語教室はないかしら」

「これからの時代はパソコンやプログラミングの知識もないと心配よね。お隣のお子さんが教室に行き始めたとか。うちもそろそろかしら」

「何だかんだ言っても,高学歴→国家資格取得,公務員,大企業が安泰よ!受験テクニックを指導してくれて,朝から晩まで付きっきりで教えてくれる良い受験塾は,子供の将来のためを思うと,絶対に外せないわよね」

「子供のためを思うと,親が宿題を手伝ったり,勉強を教えてあげたり,持ち物チェックをしてあげたりすることは大切よね。成績表にも響くし,子供が忘れ物をして叱られるのもかわいそうだしね」

これ以外にも,様々なお悩み・意見をお持ちかもしれません。

※記事を読み進める前に,一度紙に書き出しておくことをおすすめします。

今日は,教育の悩みを解決するきっかけになったり,今お持ちの考えから一歩進めるようなお話をしたいと思います。

「そもそも教育ってどういうこと?」を考えてみましょう

ユダヤ式Why思考法』に次のような記述があります。

常識を疑い,権威を疑い,自分の目で見たもの,心が感じたことさえも疑い,「なぜ?」と問いかける。何事にも制限されない自由で発展的な議論からは,物事の本質や原理が見えてくる。あらゆることを議論することが,知恵につながっていくのだ。

物事の本質や原理を探るには,どんな対象でもいいが,「そもそもこれってどういうこと?」と議論してみるとよい。〔......〕

このように日々変化するデジタル社会の未来を予測するヒントを得るには,時代とともに変わらない物事の本質や原理について徹底的に考えることだ。

常識にとらわれず,自分が見たものだけにとらわれず,またその時代に実現可能なことだけにとらわれず,あらゆる制限や縛りから自分を解放して思考し,議論する。

未来を切り拓く鍵がきっと見つかるはずである。

これをヒントにすると,「そもそも教育ってどういうこと?」を考えていけば,本質や原理が見えてきそうです。

「そもそも教育ってどういうこと?」――あなたの答えはどうですか?言葉で言い表せますか?

テラックの答えは,教育=子供に「社会を生き抜く力」を身に付けさせることです。

※色々な意見があり,絶対的な正解は存在しないと思います。あくまで一意見として聞いてください。

「社会を生き抜く力」とは何か?

「自分の意志で人生を切り拓ける力」

「常に理想を持ち,自己成長を続けられること」とも言えます。

「社会を生き抜く力」を養うことは,いつの時代も変わらず,教育に求められるものです。

昔,寺子屋では,子供たちが師より,読み書き算盤だけでなく,生き方や物事に対する考え方まで教わっていました。

大企業倒産,大規模なリストラ,国家制度崩壊が生じている現代においても,より一層,「社会を生き抜く力」が必要になってきます。

「社会を生き抜く力を高めること」は時代を経ても変わらない,教育の本質であると言えます。

※「社会を生き抜く力」という表現について,人により捉え方が異なるかもしれないので,もう少し説明しておきます。

「社会を生き抜く力」とは,「自分で目標を設定できる」とか「対策を考え実行できる」とか,どのような取り組みを行う際も必要になってくる根本的な力を指します。「問題解決力」「論理的思考力」という表現もできます。

本質かそうでないかを見極めましょう

教育の本質=「社会を生き抜く力を高めること」であると仮定しましょう。

では,あなたが持っている悩みや考えは,本質を捉えていますか

子供に通わせようか検討してる習い事は,本当に「社会を生き抜く力」を養える取り組みですか?

「お隣がやっているから」とか「これからの時代に必要だから」とか,重要ではないことに気を取られていませんか?

教育の本質=「社会を生き抜く力を高めること」であることを忘れて,子供を過剰に保護していませんか?

親の焦りや不安で動いていませんか?

例えば,子供に英語を習わせてペラペラに話せるようにする,PC・プログラミングの知識を付けることについて考えてみましょう。

英語,PC・プログラミングなどは,時代の流れによって重要性が左右されます

今の子供が大人になったころには,精度の良い翻訳機が登場していて,人間が英語を話す必要がないかもしれません。PCではないデバイスが登場し,これまでの知識が使えないものになってしまうかもしれません。

したがって,英語,PC・プログラミング知識を身に付けること自体は,教育の本質とは言えません

※もちろん英語,PC・プログラミングを学ぶ過程で,「社会を生き抜く力」が身に付く可能性はあります。「社会を生き抜く力」「論理的思考力」を付けるためではなく,「英語をペラペラにする」「PC・プログラミングの知識を付ける」ということ自体を目的にしている場合を指しています。

ちなみに……

「社会を生き抜く力」が身に付くと,英語もPC・プログラミング知識も,必要な時に子供自身で習得することができます。今は無い,新しい技術を使いこなすことすら,できるようになります。

「高学歴→国家資格取得,公務員,大企業が安泰」という考えが通用するのも,過去になりつつあります。

そして詰め込み式受験塾に通っても「社会で生き抜く力」は身に付きません

内申を上げるために,子供を失敗から守るために,親が子供を保護しても「社会で生き抜く力」は身に付きません

他の教育に対する考え方・悩みも同じように,教育の本質を捉えられているかどうかを考えていくことで,新しい視点や解決策が見つかります。

あなたはどうでしたか?

メディアや周りの保護者からの情報に気を取られて,教育の本質を見失っていませんでしたか?

ぜひ一度振り返ってみてください。

 

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