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親が子供の学習法に口を出すべきではない,たった2つの理由

学習法 家庭教育 教育理論 教育者育成

「書きながら勉強しなさい」「声に出しながら覚えなさい」「資料集を使いなさい」「教科書を読みなさい」と子供に学習方法を押し付ける親は少なくありません。それどころか「眺めているだけでは勉強にならない!」「時間がかかるノートまとめなんて意味がない!」と子供の学習方法を否定してしまいます。

親のアドバイスがなければ,子供が効果的に学習を進められないのではないかという不安,また子供がテストで悪い点数を取ってくるのが耐えられないという気持ちが強いようです。

しかし,親が学習法に口を出すことは,全く子供のためになりません。なぜでしょうか。

親が良いと思う学習法が,子供にとって効果的とは限らないから

親にとっては「良い学習法」でも,子供には効果がない可能性があります。

親子間で,性格・個性・資質等は異なります。またTVや雑誌で紹介されていた学習法だからといって,子供に効果があるかどうかは分かりません。

見て覚えるタイプ,書いて覚えるタイプ,声に出して覚えるタイプなど,知覚・認知方法は人それぞれです。成績を上げる,知識を身に付けるには,子供に合った学習法を見つけるのが一番です。

自分に合った学習方法を見つけられるのは,親ではなく子供自身です。子供が色々と試しながら,どれが自分に合うか,学習内容が頭に入ってくる感じがするか,自身で見極めることが大切です。したがって親が子供の学習方法を否定するのはおすすめできません。

上手くいっていない場合や子供が悩んでいる場合に,親が「こうしてみたら?」とアドバイスするのは効果的ですが,最終的に学習方法を見出していくのは子供自身です。

自分で目標を達成できない大人になってしまうから

「勉強すること」「良い成績を取ること」自体に意味があるのではありません。試行錯誤しながら「勉強方法を見つけていくこと」,その結果として「良い成績を取れること」に大きな意味があります。

自分が良いと思う学習法を押し付ける親は,「勉強すること」「良い成績を取ること」自体が目的化しているきらいがあります。「勉強さえすればよい」「良い成績さえ取れればよい」と考えており,長期的な視野を失っています。

テストで失敗してしまったとき,次からどうすればよいか,どのように学習方法や計画を変更すればよいか考え,試行錯誤することで,原因分析・対策立案の力が向上します。すなわち,目標を達成する力が身に付くのです。

親から言われた通りに勉強してるだけでは,この力は高まりません。親から言われた通りの勉強をして「良い成績を取る」ことに,どれだけ意味があるのでしょうか。社会に出ても自分で考えられない,「勉強だけできる大人」になるだけです。

以上,親が子供の学習法に口を出すべきではない理由をお伝えしました。

子供の自律を願うのであれば,今日から学習方法に口を出すのは止めて,見守りに徹することをおすすめします。子供は学習方法の試行錯誤を通じて,成績だけでなく,「自分で考え行動する力」「社会を生き抜く力」を高めていくことができるのです。

 

 

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