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『カエルを食べてしまえ!』×教育⑧「子供が自発的に勉強するようになる方法」

学習法 家庭教育 教育理論 教育者育成 書評

子供が自分から勉強しない。親として何ができるだろうか。どうしたら子供自身で学習するようになるのか――今回は,このような悩みに対する解決策を探っていきたいと思います。

学習をこま切れにする

『カエルを食べてしまえ!』に次のような記述があります。

大きく重要な仕事になかなかとりかかれないのは,主として,初めはあまりに大きくて大変なように見えるからである。〔......〕

こま切れにした仕事の一つなら,軽い気持ちでこなせるだろう。そして,一つ仕上げれば,もう一つやろうという気になる。一つずつこなしていけば,やがて知らず知らずのうちに大きな仕事が完成する。

学習にも,この考え方を当てはめることができます。いきなり学習負担が大きい課題を与えると,勉強に苦手意識のある子供は「大変そう」と感じ,やる気をなくしてしまいます。最初は難易度を下げ,一日1~2ページ程の量から,自宅学習をスタートしてみてください。お子様の状況によっては,前の学年に遡って教材をピックアップするのも効果的です。

また本書では,5分間か10分間ほど仕事をして,休んだりほかのことをする方法も,仕事をやり遂げるのに効果があると紹介されています。学習においても,どうしても子供の集中力・やる気が続かないようなら,5分~10分学習→休憩→5分~10分学習→休憩......というサイクルを回すのが効果的です。

親が焦りに打ち勝つことが重要

上手くいかないのは,親が焦って,子供にとって難しすぎる問題集を与える,学習量を多く設定したりする,休憩を取るのを認めない場合です。「他の子はもっと難しい問題集をやっているから心配だ」「子供がテレビを見たりゲームをしたりするのが嫌だ」「簡単な学習をこま切れにやっても効果なんか期待できない」......様々な意見が聞かれますが,これはあくまで親の感情です。感情の赴くままに,これまでの家庭教育を続けていても状況は良くなりません

子供の学習状況に問題があり,何とかしたいという場合,まずは学習負担を最小限にすることを心掛けてください。学習をこなせるようになってくると,自信が付き,勉強に少しずつ興味が出てきます。そうなると自然と学習量が増え,教材の難易度も徐々に上げていくことができます。その段階に到達するまで,親は自身の感情に打ち勝ちましょう。

以上,子供が自発的に勉強するようになる方法・コツについてお伝えしました。お悩みを持っていらっしゃる方は,是非実践してみてください。

 

 

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