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大学入試改革!新共通テストで親が特に知っておいた方がよいこと

2020年度導入予定の新共通テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の「イメージ例」が文部科学省から提示されました。「イメージ例」を参考に,新共通テスト傾向・問われる力について説明していきたいと思います。

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知識の詰め込みでは太刀打ちできない

「イメージ例」では,単純に知識を問う・単語を答えさせる問題は見当たりませんでした。したがって,これまで主流だった知識を丸暗記する学習では,新共通テストに対応しきれないと分析します。

例えば,問題イメージ<例4>において「スーパームーン」という単語が出てきますが,単語の意味を知っていても,正解には直接結びつきません。一見,理科の問題のように見えますが,実は数学的な考え方を問う問題なのです。

問題解決力が問われる

新共通テスト「イメージ例」を見ていて,「問題解決力がかなり問われているな」と感じました。

問題解決力とは一言でいうと「理想と現状のギャップを埋める力」のことです。「論理的思考力」や「考える力」,あるいは「社会を生き抜く力」と表現する場合もあるかもしれません(「問題解決力」と「社会を生き抜く力」の関連性については,以下の記事をご覧ください)。

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問題解決力は,具体的に以下のようなステップに分けることができます。

1.理想設定

2.現状把握

3.問題の明確化

4.対策考案・実行

※他の分け方・ステップもありますが,今回は省略します。

新共通テスト「イメージ例」では,これらが全て問われています。問題イメージ<例3>は,「あなたが考える,今後の公立図書館の在るべき姿」,すなわち自身の理想について述べる問題です。上記ステップ1に関連しています。問題イメージ<例2>では,【状況】【問題】【解決策】がセットで問われています。すなわち,上記2~4が出来るかどうかが鍵となります。また全体を通じて,文章を読み解いたり情報を整理したりする能力,すなわち,2.現状把握の力がかなり問われる内容となっています。

家庭教育がますます重要になる

問題解決力は一朝一夕で身に付くものではなく,習慣化して初めて習得できるものです。知識を丸暗記してテストで得点を取るという状況・ゴールとは全く異なるため,親が詰め込み式学習を強要したり,付きっきりで指導したりすることは,対策になりません。このような家庭教育は子供の考える力を奪ってしまいます。

学習面だけでなく生活面でも,子供の問題解決力を高める接し方を心掛けることが大切です。具体的には,「どうなるのが理想か」「理想に対して現状はどうなっているか」「なぜこのような問題が起きているか」「どうすれば解決できるのか」など,親が子供に日常的に質問し,考えてもらうことを習慣にしてください。最初は子供自身で答えることが難しいかもしれませんが,繰り返し行うことで,次第に考えられる範囲が広がってきますので,諦めずに続けることが肝心です(子供の問題解決力を高める接し方・声掛けについては,引き続き本ブログでもご紹介していきます)。

以上,新共通テスト導入前に親が特に知っておいた方がよいことについてお伝えしました。少しでも参考になれば幸いです。

 

 

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