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子供に質問することで考える力を引き出す

何に対しても子供に意見を求めることは,子供の自律を促します。反対に,親が意見を押し付けたり,取るべきアクションを指示したりする教育はどうでしょうか。子供自身で考える必要がないため,子供の思考力は奪われてしまいます

しかしながら事業活動を通じて,無意識に「子供の思考力を奪う」接し方をされている保護者が多いと感じます。子供を自律させる声掛け,逆に子供の思考力を奪う教育について,今回はご紹介します。

子供が失敗したときも,まずは質問する

例えば,子供が何か出来なかったときも,「何が難しかったかな?」「どうすれば出来ると思う?」と質問することが大事です。このような声掛けにより,子供自身で考える習慣が付きます。「今回なぜ上手くいかなかったのかな」「この部分が出来なかったから,次からはこうしよう」と物事の原因を分析し対策を立てることに繋がっていきます。

NG教育1:失敗をなかったことにする

親が「かわいそうだから」と言って,意図的に子供の失敗を隠して無かったことにする,現実を見せないのは良くありません。失敗を認識できなければ,子供は考える機会すら与えられないことになります。失敗により,子供が傷つくのは一時的なことです。それを恐れて,子供に考える機会を与えなければ,長期的には自分で考えられない大人になってしまいます。どちらが子供にとって本当に「かわいそう」でしょうか。

NG教育2:感情的になる

「何で失敗したの!?」「~がダメだったんじゃないの!?」と親が感情的になってしまうと,子供は「怖い!」と感じて,その時点で思考が停止してしまいます。子供を怒ったり責めたりせず,冷静に質問を投げかけるようにしましょう。

NG教育3:親の意見・やり方を押し付ける

「次からはこうしなさい」と親の意見・やり方を子供に押し付ける場合も,子供の自律を阻みます。「どこが・なぜ良くなかったか」「どう変えれば良いか」と原因を分析したり,対策を立てたりする力が育たないためです。そもそも,親のやり方が子供に合わない場合もあり,次も成果が出ない可能性すらあります。子供に合った方法は子供自身で見出すしかないことを認識し,子供を信じて物事を任せていく姿勢が大切です。

周りの声掛けはあくまでサポートです。親が感情的になる・意見を押し付けることなく,子供の考えを引き出すイメージで客観的に質問をしてください。

また最初は,子供に質問しても,なかなか自分で答えられないかもしれません。その際は,複数答えの候補を挙げ,子供に選択してもらいましょう。「もしかすると,こういうことかな?」「こういう可能性もあるよね」と色々な意見や物の見方を提示していくことで,次第に子供自身で考える力が高まっていきます

子供に質問して考えさせるより,大人が次に取るべき行動を指示したほうが,確かに手っ取り早いかもしれません。しかし,それは大人がほんの目先のことしか見ていないために取ってしまう行動です。「この教育法で子供が将来どうなるか」「何のために教育があるか」など長期的な視点から考えると,手間や時間がかかっても子供自身で考えさせる訓練が重要であることがお分かりいただけると思います。一人でも多くの親に子供を自律させる教育を行っていただきたいです。

 

 

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