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もう感情的に怒らない!子供と理解し合う方法

家庭教育 教育理論 教育者育成 事例紹介 活動報告

何度注意しても子供が言うことを聞いてくれない,子供自身で考えて行動できるようにならない......。何でだろう,どうしたら良いんだろうとお悩みの保護者様は少なくありません。それは「子供のやる気がない」「親の自分が悪い」のではなく,単純に分かり合えていないからかもしれません。今回は,親子間で円滑なコミュニケーションを図るための方法やツールを紹介したいと思います。

因果関係を明確にすることが大切

(親から見た)問題行動を子供が繰り返してしまうのは,因果関係が理解できていないからかもしれません。「なぜ悪い結果が生じたか」「なぜ問題が起きたか」「なぜその人が怒っているのか」が分からず,その原因となる言動を繰り返してしまうのです。

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上の写真を見てください。株式会社おめめどうさんの「どうしてメモ(氷山モデル)」を使用し,上の部分に結果,下の部分に原因を書きました。

omemedo.ocnk.net

「約束の時間に勉強を始めない→だからお母さんは怒っている」のですが,それが理解できない子供は,問題行動を取り続けます。「お母さんは怒っているんだよ!」「何度も注意してるから,理由くらいわかるでしょ」「自分で考えなさい」という声掛けは,お子様のタイプによっては効果がありません。

「お母さん怒ってるなー」「嫌だなぁ」で子供の思考を止めないよう,このように図式化して,視覚的に理解してもらうことはとても大切です。

子供の気持ちも理解しよう

なぜ問題(に見える)行動を取るのか,子供の気持ちを把握することも重要です。。

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約束の時刻になっても勉強を始められず,携帯で夜遅くまで遊んでいる子供。周囲は,「やる気がないのだろうか?」「テスト後で気が緩んでいるな」「やっぱり自分でできない子なんだ」と想像したり深読みしたりするかもしれません。

お子様に直接話を聞いてみたところ,予想外の答えが返ってきました。「もうすぐ携帯を取り上げられるのが分かっていたから,最後に遊んでおきたかった」とのこと。前提として,テストで目標得点を達成できなければ,携帯を取り上げる約束になっていました。テストを解いた感触で「これは目標達成できないな」と感じ,携帯を取り上げられてしまう前に,思う存分遊んでおこうと思ったそうです。

このように問題行動の裏には,お子様なりの考えが隠れている可能性がありますので,「なんでこうしてしまうかな?」とお子様に理由を直接尋ねてみてください。周囲が想像や深読みをするのは誤解の元になるので,気を付けましょう。

図式化・言語化することは,お互いの気持ちを理解し,より良い信頼関係を築くのに役立ちます。ぜひ試してみてください。

 

※おめめどうさんは,たくさんのコミュニケーション用メモを作成されています。

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障害の有無に関わらず,お子様とのやり取り・考えを深める際に,効果的なものばかりですので,ぜひご覧になってください。