親の仕事は「子どもが好きなもの」を見つけること

『「非認知能力」の育て方 心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育』(ボーク重子/小学館)をもとに,効果的な家庭教育について学びます。

 情熱を注げるものを見つけることが幸福な人生の鍵

子どもに幸せな人生を歩んでもらうために,親は子どもの好きなことを見つけ,サポートしましょう。親の理想を押し付けても,子どもは幸せな人生を送ることができません。

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 自分が情熱をかけられるもの,そしてそれが誰かを笑顔にし,より良い社会のために役立つもの。そのようなものを見つけ,将来の仕事にすることで,幸せな人生を送ることができます。

では,どうやったら子どもが情熱をかけられるものを見つけられるのでしょうか。本書では次のような方法が紹介されています。

① さまざまなことに挑戦させる

② いろいろな人に会う機会をつくる

③ 子どもの「フロー状態(極度の集中状態)」を見逃さない

④ 見つかるまで探し続ける

⑤ はじめ方,止め方のルールを決めておく

 ― 例えば3ヵ月等の期間を決め,その期間はどんなに嫌と言ってもやり遂げさせる

⑥ 「何のために」という質問を習慣にする

 ― 「一番になる」「お金持ちになる」と言う自己実現だけに終わらず,ビジョン,やりがい,社会貢献について考えさせる

 子どもが夢中になれるものは,そう簡単に見つからないこともあります。習い事を2つ3つ試しただけで,「子どもの好きなことが見つからない」とおっしゃる保護者の方がいらっしゃいますが,見つかるまで根気強く探し続けることが大切です。勉強がまだ忙しくない幼少期のうちに,色々な経験をさせ,子どもの好きなこと,夢中になれることを探しておきましょう。

 

 

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