他の子と比較して叱るより,子どもの得意なことをとことん伸ばそう

得意なことを突き詰めた方が将来社会で活躍できる

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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スタンドエフエムで「子どもの苦手なことについて,つい他の子と比較して感情的に叱ってしまう」というご相談をいただきました。このような声掛けをやめるためには,他の子と比較すること自体意味がないと深く理解することが大切です。

① それができないことは,将来的にどれくらい影響があるか考える

運動が苦手で叱ってしまうとのことでしたが,運動ができないことで将来にどれくらい影響があるでしょうか。運動で評価されるのは小学生くらいまでで,年齢が上がるにつれて勉強面がより重視されるようになってきます。大人になればスポーツ選手等でない限り,運動ができるかどうかは全く気にならないはずです。

「これができないことで将来どれくらい影響があるかな?」とぜひ広い視野を持ちましょう。

② 苦手克服よりも得意なことを伸ばすことが大事

社会で活躍している人は自分の得意なことを突き詰めた人が多いのではと思います。自分の適性や強みを生かして,価値を発揮することで他の人にはできない仕事ができます

例えば芸人さんなら,おもしろいことを考える発想力や皆を喜ばせるトーク力をとことん磨いているはずです。「他の人と比べて勉強ができない」「運動音痴で……」と苦手なことを気にするよりも,自分が得意なこと・好きなことを突き詰めてきたのだと思います。

研究者の方で運動ができなかったり,人とコミュニケーションが苦手だったりする方もいるかもしれませんが,「運動ができなくて恥ずかしい」「他の人と比べて自分は友だちが少なくて……」「コミュニケーションが下手なんです」など気にしていないと思います。

もちろんバランスは大事で,苦手なものを全くやらないのも良くありませんが,苦手なことばかりに目を向けるよりも,自分が好きなこと・得意なことをとことん伸ばした方が,将来社会で活躍できます。

好きなこと・得意なことを突き詰めて「これだけは誰にも負けない!」というものを作った方が自信にも繋がり,苦手なことも気にならなくなるはずです。

他の子と比べてできない点を叱るよりも,ぜひお子様の好きなこと・得意なことを見つけて打ち込んでもらいましょう。

 

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【自ら考え学ぶ子に育てるために】小学校低学年でやっておきたいことや気を付けたいこと~声掛けや勉強,習い事など

自ら考え学ぶ子に育てるために,小学校低学年でやっておきたい家庭教育や気を付けたいことについてご紹介します。本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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①無理に難しい勉強をさせない

学校の勉強は基礎的な内容なのできちんと取り組んでおいた方が良いですが,「難しいものをやらせた方がいいんじゃないか?」と子どものレベルを遥かに上回る教材に取り組ませる方がいます。子どもが勉強好きで自ら「やりたい!」と言う場合を除き,無理に難しいものに取り組ませると勉強嫌いになってしまうので注意しましょう。

具体的には,くもんや学研のドリルができれば十分です。夏休みや学年末にくもんや学研の基礎的なドリルで総復習をして取りこぼしがないようにしておけば,学年が上がっても,中学校に上がっても困ることはないと思います。

以下の記事でも詳しくご紹介しています。

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②良くなった点や成長した点を褒める

「集中して勉強できる時間が増えてきたね」「前は間違えていたのに正解が増えてきたね」「ひらがながきれいに書けるようになったね」など,良くなった点を積極的に褒めるようにしましょう。「できないことができるようになった!」と子どもが感じられると,学ぶことが楽しくなるはずです。

保護者の方に褒めてもらえると「お父さん,お母さんはきちんと見ていてくれるんだな~」と子どもは嬉しくなって,もっと頑張ることができます。ぜひ良くなった点や成長した点を具体的に褒めましょう

③子どもの好きなことを見つけ打ち込ませる

小学校低学年は勉強が本格化していないので,子どもが好きなことを見つける良い時期です。子どもが本当に好きなことに取り組むことで,「どうやったら上達するんだろう?」と考えて試行錯誤する姿勢が身につきます。音楽でもスポーツでも,創作活動でも何でも良いので,子どもがやりたいこと・好きなことにぜひ打ち込ませてあげましょう。

無理やり勉強に取り組ませても,集中力や粘り強さ,やり抜く力は身につきません。子どもの好きなことに取り組んでもらうのが一番です。

東大生は何かしら勉強以外の特技がある人が多いです。部活で賞を取っていたり,楽器の演奏が上手だったり,ものづくりのクオリティが高かったり,一芸に秀でている人が多いです。勉強ばかりしてきたのではなく,自分の好きなことを通して集中力ややり抜く力を養い,それを勉強に生かしたからこそ,東大に合格したのだと思います。

東大に合格するには1日10時間の勉強を1年,2年と続ける必要があります。頭の良し悪し以上に,情熱を持って学び続けられるかが重要です。好きなことをやり抜けなければ,勉強もやり抜くことができないでしょう。

「どんな勉強をさせたらいいのでしょうか?」「小2だから学校の勉強が簡単すぎて」「宿題以外もやらせた方がいいのでしょうか?」という質問を受けることがありますが,勉強だけが学びではなく,習い事を通して子どもが自分で考え成長していくことも学びです。

小学4年生ごろから勉強が難しくなり,なかなか時間も取れなくなるので,ぜひ低学年のうちに取り組んでおいてください。

 

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高校での勉強は必要か?ドイツの教育制度との比較など

高校での勉強は社会で役に立たない!?

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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スタンドエフエムで次のような質問をいただきました。

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確かに高校での学習内容は,小学校・中学校でのそれと比べて専門性が高く,学んだ知識・考え方は就く職業によってはほとんど使わないでしょう。

高校での学習は「学問の入り口」

私は高校での勉強が面白いなと感じましたが,その理由は「学問の入り口」という印象を受けたからです。中学校までの学習内容は,じっくりと考え抜くものよりも,単純な処理能力を問われるものだったり,やり方が分かっていたら解けるものが多かったりします。しかし,高校での学習内容は「考える比率」が高くなってきます

特に高校での現代文を初めてみたとき,衝撃的でした。私は国語が得意でしたが「日本語なのに意味が分からないってことがあるんだ!」と驚き,逆に感激しました。同時に日本語の奥深さや面白さを感じました。

国語に限らず,ほかの教科の学習についても,中学校以前では感じたことのない難しさ,醍醐味を感じました。大学に入ってようやくはじめて「学問をする」という印象を個人的に持っていますが,高校はその入り口を体験できる貴重な機会だと思います。

目標を設定し達成する力が養われる

学習内容が難しくなる中で,目標や計画を自分で立て,達成していくことはますます困難になります。問題解決力,考える力が問われます。上手くいかないことも多いので粘り強さも養われます。

私にとってはゲームのレベルがどんどん上がっている感覚で,「どうやったらこんな難しい問題を解けるようになるのかな?」「どうやったら成績を上げられるかな?」「計画を工夫してみたらどうかな?」と試行錯誤するのが楽しかったです。これはボスを倒す前に戦略を練るワクワク感と似ています。

このように私は勉強嫌いではなく,ゲーム感覚で楽しめていましたが,勉強に興味が無い子にとっては高校の学習内容は苦痛なのかもしれません。

ドイツでは10歳で進路選択をする

ちなみに日本では15歳までが義務教育ですが,ドイツでは10歳までが初等教育で,そこから職業教育と高等教育に進路が分かれます。職業教育では職人のもとで実践的な教育を受けます。高等教育は大学進学を目指して学習します。職業教育から大学進学には進むことができません。

10歳で進路を決めるのは難しいかもしれませんが,勉強に興味がない場合や特定の職業に就きたいという希望が明確な場合は,良い制度だと感じます。

だから「高校での学習はやる必要があるのかな?」「面白くないな」「自分は興味がないな」と感じる方がいらっしゃるのは,全くおかしいことではありません。子どもの興味や就きたい職業に応じて,最適な進路を選び取っていきましょう

 

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「~しなさい」と言うのではなく,子ども自ら気づけるように導こう

子どもが自ら気づけば行動が変わる

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教室に通ってくださっている生徒さんの中に,計算ミスが多い子がいました。ホワイトボードに大きく筆算を書いて,「前のホワイトボードで計算してみない?」と声を掛けました。

以前に計算間違いしていた問題ばかりをホワイトボードに書きましたが,ホワイトボードを使って計算してみると全問正解でした。「前は全部間違えていたけど,今回は全問正解だったね!すごいね」と声を掛けました。

すると生徒さんが「分かった!字を大きく書いたのが良かったんだ!」「スペースを広く空けて字を大きく書けば,ミスしないんだ」「これから自分一人で計算するときも気を付けよう!」と言ってくれました。

このように子どもが自分で気づけるように導くことはとても大切です。「字を綺麗に書きなさい!」と言うことは簡単ですが,それではなかなか子どもの行動が変わりません。そのため「~しなさい!」と言い続けなければいけなくなります。子ども自ら「こうすれば上手くいくんだ!」と気づけば,次から自分で気を付けられるようになるため,周囲がガミガミ言わずに済みます

気づきを促して子どもの考える力を育もう

「~しなさい!」と子どもに指示すると,自分で考えられない子になり,指示待ち人間に育ちます。「この方法でやってみない?」と提案して子どもに実践してもらい,「こうすればいいんだ!」と子ども自ら気づきを得ることが大切です。ぜひご家庭でも意識してみてください。

 

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塾に行くより家庭教育が大事な理由

家庭教育は子どもの土台を形成し,将来を左右する

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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家庭教育はとても大事なテーマです。だからこそ私は保護者様向けに情報発信していますが,今回はその理由についてお伝えしたいと思います。

① 子どもの性格や考え方は家庭教育で形成されるから

子どもの教育と言うと,塾に入れれば解決すると考える方がいますが,実はそうではありません。性格や考え方の土台の部分は家庭教育で形成され,それが勉強面にも大きく影響してきます。

例えば,いつも家で勉強についてガミガミ叱られて勉強嫌いになってしまった子を塾に入れても,なかなか成果は出ないと思います。根柢にある「勉強嫌い」という部分を取り除かないことには,塾に行っても授業をきちんと聞けなかったり,宿題をやらなかったりという状況に陥ってしまいます。保護者の方の声掛けで勉強嫌いになってしまっている場合は,やはりその声掛けを変えなければ,塾に行っても成果が出ないままです。

勉強に対する拒否反応や「自分はどうせできないんだ!」というマイナス思考,難しい問題が出てきたら諦めてしまい簡単な問題ばかり取り組む,できていないのに「できた!」と嘘を付くというような子どもの言動も,家庭教育に原因があることが多いです。

子どもの性格・考え方の土台は小学4年生くらいまでにほぼ出来上がってしまい,それ以降に変えるにはかなりの時間を要します。子どもの考え方を変えなければ勉強の成果は出ないので,改善に数年かかってしまい,受験に間に合わないこともあります。

勉強も習い事も,どんなスキルの習得にも前向きに取り組み,ぐんぐん吸収できるような素地を,お子様が小さいうちにご家庭で作っておいていただきたいと考え,効果的な家庭教育について発信しています。

② 塾よりも家庭で過ごす時間の方が長いから

塾にいる時間は週に数時間なので,家庭で過ごす時間の方が圧倒的に長いです。そして家庭でどのように学習するかで,塾で学習した内容を定着させられるかどうかが決まります。同じ塾に行っても成績が上がる子と上がらない子がいるのは,家庭学習の差です。

宿題をどのようにやるか,丸付け・やり直しをきちんとしているか,間違えた問題を繰り返しやり直しているか,どのように暗記するかなど,自分で試行錯誤できる子は成績が伸びますが,自分に合った勉強法を見つけられない子は成績が伸びないままです。

「なぜ塾に通っているのに成績が伸びないんだろう?」「効果的な学習法ってどんなものだろう?」「勉強面で子どもにどう関わればいいか分からない」とお悩みの保護者様に向けて,効果的な学習法や声掛け・接し方を発信しています。

子どもの年齢が小さかったり,勉強が苦手だったりする場合,保護者の方が効果的に関わることで,子どもは自分に合った学習法を見つけ,成果を出し自信を付けることができます。

③子どもの進路や習い事の決定権は親にあるから

子どもが「将来こういうふうになりたい!」「こんな習い事をやりたい!」と思っていても,決定権は保護者の方にあります

私は高校時代,進学校に通っていましたが,親から勉強を押し付けられ自分のやりたいことをやらせてもらえずに不登校になったり,ニートになってしまった子を見てきました。

一族が医者だから「医者になりなさい」と言われて育ち,自らの意思に反して医者になったら,やはり仕事が楽しいと思えず毎日が辛いという知り合いもいます。

大学時代に塾講師のアルバイトをしていたときも,子どもの適性に合った進路よりも親が歩ませたい進路に進ませる家庭を見てきましたが,子どもはあまり幸せそうではありませんでした。

一人でも多くの保護者の方に子どもの幸せについて考えていただく,親と子を切り離して考えてもらう,それが子どもの幸せに繋がり,ひいては日本社会で幸せな人を増やすことに繋がるのではという思いを持っています。

私の情報発信が少しでも皆様のお役に立つといいなと思っています。

 

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子どもが何かできないとき「頑張りが足りない!」という発想をやめよう

頑張りたくても「頑張り方」が分からない

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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子どもが何かできないとき,「頑張りが足りないからだ」と考え,「もっと頑張りなさい!」と声掛けする方がいらっしゃるかもしれません。

しかし,頑張りたくても頑張り方が分からないという子はたくさんいます。怠けて叱られたいと思っている子はいません。頑張りたいけれども,頑張り方が分からないからやる気が出ない,周りからやる気がないように見える子は少なくありません。

私の教室にも「うちの子は本当にやる気がないんです」と保護者の方が悩んで相談に来られる場合があります。お子様の指導を担当すると,やる気がないというより,頑張りたいけどどうしていいか分からない,自分なりに頑張ってみたけれども成果が出ず,やる気をなくしてしまったという子が大半です。

大人から見ると勉強を嫌がったり,宿題をやったと嘘をついたり,問題行動を起こしているので,「もっと頑張りなさい!」「頑張りが足りない!」と言いたくなるでしょう。しかし子ども自身も,頑張りたくても頑張り方が分からない状態で苦しんでいます。そんなところに「もっと頑張りなさい!」と言われると,突き放されたような気分になり,心を閉ざしてしまいます。

「頑張り方」を子どもと一緒に考える

勉強でも,習い事でも,片付けなど身の回りのことでも,子どもが何かできないときに「もっと頑張りなさい!」と言うのではなく,一緒に頑張り方を考えましょう。「こうなったらもっといいね」「どうやったらできそうかな?」「こういう方法はどうかな?」と,前向きに目標や対策を考えられるような声掛けをしましょう。

教室に通ってくれている生徒さんも,頑張り方を一緒に考えると,自ら勉強に取り組めるようになります。「ここができるともっと良いと思うんだけどどうかな?」「そのためにこのページを宿題にするね」「分からなかったら空欄でいいから,できる問題だけ考えてきて」「自分でまずは考えることが大事だよ」など伝えると,保護者の方がガミガミ言わなくても,生徒さん自身で宿題に取り組めるようになります。このように宿題のやり方,勉強の進め方など,頑張り方が分かれば,子どもはやる気を出して取り組んでくれます。ぜひご家庭でも意識してみてください。

 

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好きなことも勉強も極めるために!時間の感覚を養おう

目標達成のために計画立案・実行が大切

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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何か目標を立てたら,それを達成するために,「何をいつまでにやればいいかな」「自分はこれができるようになるためにどれくらいかかるかな」と計画を立てることが大事です。

例えば発表会やコンテストがある場合,「いつまでにどこまで仕上げた方がいいかな」「1週間前からプレゼンテーションの練習もした方がいいな」「では作品づくりはその前までに終えておきたいな」「作品を完成させるまで,あとどれくらいの時間がかかるかな」と計画を立てて,日々実行していくと思います。

勉強でも同じです。「志望校に合格するためには,どんな勉強が必要かな」「模試で目標点を取るにはこんな勉強をすればいいな」「ということは,これくらい勉強時間が必要だな」と見積もって計画を立てること,そして日々その計画を実行していくことが大切です。

東大に合格する子は必ず計画を立てて勉強しているそうです。私も東大受験の際は,東大に合格するための長期計画と,直近の模試・定期テスト等に向けた短期計画の両方を立てて実行していました。

スポーツの試合でも,ピアノなど勉強以外の習い事でも,英検,漢検,プログラミング検定などの資格勉強でも同じです。目標を立てて,どうやったらその目標が達成できるか考えて計画を立てること,計画を日々実行していくこと,自分にはどれくらい時間がかかるか見積もり,上手くいかない場合は計画の微調整をしていくことが大切です。

計画立案・実行がスムーズに行くかは時間の感覚が鍵

計画を立てたり実行したりするときに問われるのが,時間の感覚です。普段から時間を意識していないと,自分が時間あたりにどれくらいのことができるかが分からないので,計画を立てられません。「30分でできる!」と思っていたのに1時間かかったりしてどんどんずれ込んでしまい,計画が上手く行かなくなってしまいます。

勉強が苦手な生徒さんを見ていて,時間の感覚があまりない子が多いと感じます。そのような子は勉強面だけでなく,習い事に関しても日常生活においても,時間を意識していないことが多いです。

タイムスケジュールを立てよう

時間の感覚を養うために1日のタイムスケジュールを立てましょう。
朝7時 起床
朝7時~8時 朝食
朝8時~9時 勉強 算数ドリル4ページやる……

というように前の日か一日の最初に,朝起きた時から夜寝るまでのタイムスケジュールを子ども自身に立ててもらってください。

タイムスケジュールを立てると,自分が何にどれくらい時間を使っているか,時間内にどれくらいの学習ができるかが分かってきます。「30分できると思っていたけど1時間かかった」など,認識のズレに気づくこともできるので,計画の立て方や時間の使い方がだんだん上手くなってきます

勉強が苦手な子,時間の感覚が無い子に取り組んでもらうと,最初は全くタイムスケジュールを立てることができません。しかし数ヵ月続け,回数を重ねるごとに自分でタイムスケジュールを立てられるようになり,時間の使い方も上手になるので,ぜひ根気強く取り組んでみてほしいです。

子どもがまだ小さい場合は,土日などお休みの日の計画を親子で一緒に立てるのも良いと思います。毎日は難しいかもしれませんが、ぜひできそうなときに取り組んでみてください。

 

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テストで国語50点,算数90点…子どもに何と声を掛けますか?「国語を頑張ろう」はダメ?

興味深い記事がありましたので,今回はこちらについて考えてみたいと思います。本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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端的に言うと国語50点,算数90点だったときに「国語を頑張ろう」ではなく,算数をより上げて行った方が良い,子どもの得意なことを伸ばした方が結果的に苦手なことも伸びるという記事内容でした。

あなたはどう考えますか?子どもにどのような声掛けをしますか?私は次のようなことを考えました。

① 前提条件について

国語が難しく算数が簡単な試験だった可能性があります。もし国語が今回たまたま難しかっただけであれば,そこまで気にする必要はないのではと思います。点数だけで判断せず実際の問題を見てみたり,平均点や周りの子の状況を聞いてみたりすることが大事です。

② 点数よりもなぜ間違えたかが大事

点数の高低よりも,子どもがどのような間違いをしているかが重要です。そもそも分からないところを発見するためにテストをしている,そのためにテストがあると言っても過言ではありません。

仮に算数で失点した10点が計算間違いだったら,ミスをしないだけで満点を取れます。もし国語で出題される漢字が予め知らされており,その漢字を覚えるだけで20点取れるという場合は,国語もすぐに点数を上げることができます。

しかし算数は文章題が解けておらず,国語も文章読解が多く間違えているようであれば,文章を読み解く訓練をしないと,算数も国語も点数を上げるのが難しいでしょう。

点数の高低を見るだけでなく,なぜ間違えたか,どうすれば点数が上がるか,原因に合った対策を考えることが大事です。

③ 子ども自身で考えられるように導く

②のようなことを子ども自身で考えられるように導きましょう。目の前の出来事に一喜一憂せずに,なぜこのような結果になったのか,次からどうすればより良くなるか,子ども自身で考えられるようになることは大切です。このような「考える力」は勉強面のみならず,生活面でも,将来社会に出てからも役立つでしょう。

そのためには「国語を上げよう!」「いや,得意な算数をもっと上げよう!」と親が誘導するのではなく,子ども自身で目標や目的意識を持つことが大事です。

「このテスト結果を見てどう思った?」「良かった?悪かった?」「今回の目標点は自分の中であったの?」「どういうところを間違えた?」「次は何点くらい取りたい?どうすれば取れそう?」など,ぜひ子どもに意見を聞いてみてください。

子どもなりに色々と伝えてきてくれる場合は自分で考えられているのでとても良いですが,年齢が小さかったり,このような考え方に慣れていないと,何も答えられない子もいると思います。その場合はぜひ親子で一緒に考えてみてください。

子どもが上手に答えられなくても,質問して考えてもらうこと自体に意味があります。将来的に子ども自身で考えられるように,一緒に考えたり見守ったりしながら,ぜひ長期的な視野で取り組んでみてもらえればと思います。

 

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<東大卒業生が送る!>あなたのお子様に合った個別の学習アドバイス<答案診断>サービスのご案内

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頑張ることが目的になってない!?成果が出る学習・練習法とは

頑張ることは良いこととは限らない

「勉強を長時間やったからえらい!」「習い事の練習をたくさんやったからすごい!」「こんなに頑張っている自分はすごい!」と考える子どもがいます。確かにたくさん頑張ることは立派かもしれませんが,成果が出ないとあまりやっている意味がないと言えます。

誰しも「勉強ができるようになりたい」「習い事がもっと上手になりたい」という目標を持って学習や練習をスタートしたはずですが,いつの間にか頑張ること自体が目標・目的になってしまうことも少なくありません。

これはあまり良いことではないかもしれません。なぜかというと頑張ることが目的になってしまうと,なかなか成果が出ず,「頑張っても自分はできないんだ」と思ってしまうからです。「こんなに頑張っているのに,なんで自分はできないんだろう」という劣等感や自信のなさにもつながってきます。

親としてできること

親としてできることは「少しずつでも成果が見え始めているかな?」と確認することです。単純に長時間勉強しているから,練習しているからという理由で手放しで喜ばないようにしましょう。

子どもに「もっとたくさんやりなさい!」と量を強要しないことも大切です。成果が出ていれば,勉強時間・練習時間が短くても大丈夫なので,不安にならないでください。

成果が出ない原因

成果が出ない原因として,自分の現状や弱点が分かっていないこと,目標が立てられていないことが挙げられます。やみくもに勉強や練習をしても,なかなか成果を出すことはできません。「自分がここが弱いな」と把握して,「次はこれができるようになりたいな」と目標を持つことが大事です。

勉強においては,例えば「この問題が苦手だな」「次は解けるようにしたいな」「こうやったら解けるんだな」「次からは気を付けよう」などと意識することが大事です。

私は長年ピアノを習っていたので,ピアノを例に考えてみます。ピアノが上手い子・下手な子の違いも練習に表れていると感じます。なかなか上達しない子は,まんべんなく曲全体を練習し,それを長時間続けます。すぐに上達する子は,パートに分けて苦手な部分だけ練習をしたり,苦手を克服するために関連する練習曲を引いてみたりします。このように自分の弱点を把握して,目標を持って練習する子は成果を出しやすいです。これは勉強,音楽,スポーツなど何事においても共通することではないかと思います。

量ではなく質=やり方に目を向ける

子どもに勉強量をこなすように言うだけではなく,勉強の仕方や練習の仕方にもぜひ目を向けてほしいです。

もし子どもが目標を持つことができていない,現状や弱点が分かっていないと言う場合は,「ここの部分ができるようになるともっといいね」「次の目標を教えてくれるかな?」「もっとできるようになるためには,どうすればいいかな?」「こういう勉強・練習法はどうかな?」など,子どもが意識できるような声かけをしてもらえればと思います。

★オンライン受講可< 東大卒業生が教える!成果が出る勉強のやり方>講座を開催します。

「勉強のやる気が出ない」「頑張っているのに成果が出ない」とお悩みの方,勉強のやり方について学んでみませんか?やる気の出し方,教材の選び方,勉強の進め方,ノートの使い方など,すぐに自宅学習に役立てていただける学習のコツをお伝えします。
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【オンラインイベント開催日時】
①9/21(火)19:30-20:30
②9/24(金)18:00-19:00
③9/25(土)15:00-16:00

その他日時も開催予定ですので,お気軽にお問い合わせください。勉強で行き詰まっているお子様,お子様の勉強について悩んでいる保護者の方,ぜひお気軽にご参加くださいませ。

 

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