習い事も勉強も! 「何をやるか」より「どうやるか」が大事

「あの問題集もやらせた方がいい?」「あの習い事はどう?」

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stand.fm「お友達がこの問題集がいいって言っているのですが,うちの子もやった方がいいでしょうか?」「東大生は幼少期にピアノをやってた人が多いと聞きます。うちの子にもピアノを習わせた方がいいでしょうか?」というような質問を受けることがあります。

肝心なことは「何をやらせるか」よりも「どうやるか」ということです。例えば,いくら巷で良いと言われている問題集でも,丸付けややり直しをせずにやりっぱなしにしたり,最初の数ページで学習をやめてしまったりすると実力は付きません。良いと聞いたものを手あたり次第に子どもにやらせようとして,手を広げ過ぎて何事も中途半端になっているご家庭は少なくありません。

習い事についても数が増えれば増えるほど,一つ一つの習い事にかけられる時間やエネルギーが少なくなり,上達しにくくなります。

子どものモチベーションもとても大切です。例えば,子どもはピアノをやりたくないのに「ピアノを習うと頭が良くなるから」と親が習わせると,練習に身が入らないでしょう。するとコツをつかめないまま終わってしまいます。それならばピアノではなく子どもが好きな習い事にとことん取り組ませた方が良いです。好きなことだと「どうやったら上達するだろう?」と子ども自身で考えて試行錯誤するため,考える力ややり抜く力が身につきます。このような力はきっと学習面でも生きてくるはずです。

「何をやらせるか」よりも「どうやるか」をぜひ重視しましょう

 

★勉強のやり方,成果が出る学習法について,セミナーを開催しています。

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【子どもが習い事を辞めたいと言ったとき】○○すればやり抜く力が高まる

辞めさせる?それとも続けさせる?

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子どもが習い事を辞めたいと言ったとき,どうすれば良いのでしょうか。辞めさせてもいいのでしょうか?それとも続けるように言うべきでしょうか?

何でも簡単に辞めることを許すと「やり抜く力」が育たない

子どもが習い事や部活を辞めたいと言ったら,すぐに辞めさせる保護者の方がいます。「子どもが辞めたいと言ったから」「子どもの自主性に任せて」という理由のようですが,すぐに辞めることを許すと良くない場合もあります

自身の学生時代を振り返って,そして色々な生徒さんを指導してきて思うことは,何でも簡単に辞めることを許すと,辞め癖が付いてしまうということです。「あの子,コロコロ習い事を変えているな~」「また部活を変えたんだ」と言う子は繰り返します。少し嫌なことや難しいことがあると辞めてしまうので,何事もそこで頭打ちになってしまいます。

生徒さんでも自分から作文やロボットをやりたいといったのに,急に辞めたいと言う子がいました。少し課題が難しくなってきたから,手間のかかるロボットづくりが増えてきたからという理由で簡単に辞めてしまいます。このような子は,これまで何でも簡単に辞めることを許されてきて,他の習い事もコロコロ変えています。

ステップアップしていく中で,誰しも難しい課題に直面します。最初は苦戦しますが,そこで踏ん張ってできるようになるとさらに楽しくなり,自信にも繋がります。少し難しいことが出てきたからと言って,そこで辞めてしまっては,それ以上成長することができません。

先生に少し厳しいことを言われたから,習い事や部活を辞めたいという子もいるようです。よく話を聞くと実は子どもにも悪い部分があり,「今は辛いかもしれないけどもうちょっとだけ頑張ろう」と保護者の方が励ましたら,先生とも信頼関係が築けて辞めずに済んだ,今でもその習い事を続けられているという子もいます。

辞めたい理由を子どもに聞いてみよう

「なぜ辞めたいか」を子どもに質問して,もしその理由が子どものわがままや短期的なものだったり,少し踏ん張れば次のステップに進めそうだったりする場合は,「もうちょっとだけ頑張ってみよう」とぜひ励ましてください。

親がやらせたくて始めた習い事の場合はすぐに辞めても良いですが,子どもが自分から「やりたい!」と言って始めた習い事については,なるべく続けられるような声かけをしましょう。

習い事を始めるときに目標を決めておくのも良いと思います。「最低2年は続けようね」「この級が取れるまでは頑張ろうね!」など決めて,その目標が達成できるまで続けてもらいましょう。

子どものやり抜く力を高めるために,ぜひ参考にしてもらえればと思います。

 

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子どもに○○があるかで受験の合否が分かる!家庭で気を付けたいこと

受験の合否は1~2か月前からある程度分かる

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自分が子どものとき,先生が「受験に受かる子と落ちる子は事前にわかるよ」と言うのを聞いて「なんでわかるのかな?本当かな?」とずっと思っていました。教育事業を立ち上げ,色々な生徒さんを指導すると「あのとき先生が言っていたことは本当だ!受かる子と落ちる子は分かるな」と感じるようになりました。

受かる子と落ちる子の違いは

覇気があるかどうかですぐにわかります。受かる子はその時点で成績が悪くても,前向きで覇気があります。宿題にもきちんと取り組み,授業も集中して聞きます。「受かるか落ちるかは分からないけれど,先生のアドバイスを聞いてやれることはやろう!」というニュートラルな心持ちなのだと思います。

一方,落ちる子は覇気がないです。雰囲気が暗く,学習に対して後ろ向きです。受験前にも関わらず宿題もやってきません。授業中に居眠りする子までいます。アドバイスを聞いて,改善しようという姿勢も見られません。受験前にも関わらず,計画を立てて学習しない,丸付け・やり直しをしない子も少なくありません。

それなのに「これがよさそうだと思って」と新しい問題集を買ってきたりします。過去問もやり込めていないのに,いつやるのでしょうか。結局,過去問も新しい問題集も中途半端な状態で,入試本番を迎えることになります。

親の焦りは子どもに伝わる

おそらく保護者の方の心持ちが子どもに影響しているのではと推測します。保護者の方が「先生のアドバイスを聞いて,やれることをやろうよ!合格しても不合格でもどちらでもいいよ。合格したらしたで嬉しいけど,チャレンジしたこと自体が素晴らしいよ!」というスタンスでいるか,「何が何でも合格してほしい!もっとあれもやったらどうなの?」と子どもにプレッシャーを与えているかが関係していると思います。

保護者の方が焦って子どもにプレッシャーをかけると,だんだん覇気がなくなり,身につくものも身につかなくなります。「やれることをやろう!そうすれば結果が自然と付いてくる。不合格でもその方がうちの子には合っていたのかもしれないな」というような大らかな気持ちで子どもに接しましょう。

 

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受験において本当に「子どもの成績=親の責任」なのか?

「子どもが問題を解けない=親の責任」ではない

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受験について「親子一丸になって取り組まなければ......」「親子で一緒に乗り越えるもの」という考え方があると思います。確かに要所要所で保護者の方が子どもに関わることは大切です。しかし子どもが問題を解けないからと言って,それは保護者の方のせいではありません「親が解説しないといけない」「つきっきりで教えない」といけないということもありません

子どもが分からないものを分かるようにするのは塾の責任です。保護者の方が「うちの子はできないから」と罪悪感を感じる必要はありません。

保護者の方がつきっきりで勉強を教えると,むしろ次のような悪影響があるかもしれません。

  • 子どもにプレッシャーがかかる。
  • 子ども自身で試行錯誤して勉強しないので,考える力が育たない
  • 親がつきっきりで教えることで成績が上がっても,それはドーピングのようなもの。子どもの本来の実力ではないため,志望校に合格してもついていけなくなる可能性が高い。
  • 無理やり勉強させられると燃え尽き症候群になりやすい。合格でも不合格でも受験後に頑張れなくなってしまう子は多い。

親は学習管理をしよう

つきっきりで教えるのではなく,保護者の方はお子様の学習管理をしましょう。次のようなポイントをチェックしてみてください。

  • 何時間くらい勉強しているか
  • どんな内容を勉強しているか―入試に繋がることをやっているか。過去問や予想問題を解いているか。
  • どんな学習法で取り組んでいるか―丸付け・やり直しまできちんとやっているか。繰り返し間違えた問題に取り組みできるようにしているか。×のついている問題をピックアップして,子どもに「これ解いてみて」とやってもらうのもおすすめ。
  • 模試,学校・塾のテストでどれくらいの点数を取れているか間違いの原因は何か。ミスなのか,理解できていないのか,時間が足りなかったのか。
  • 今後の対策や学習法について子ども自身で考えられているか―良くない点を自分で把握して,次から気を付けようとしているか。

このような点をチェックしていただき,お子様と話し合いながら,学習内容・方法を良くしていきましょう。そうすれば自然と成績も上がるはずです。

 

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「受験まであと〇ヶ月だから頑張ろう!」という声掛けは危険?

「受験まであと〇ヶ月だから頑張ろう!」=「受験がゴール」となりがち

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保護者の方は子どもに何とか頑張ってほしくて「受験まであと〇ヶ月だから頑張ろう!」という声掛けをするかもしれません。しかしこのような声掛けをすると,子どもは「受験=ゴール」と捉えてしまうことがあります。

「受験まであと~か月」「受験が終わったら思う存分遊んでいいよ」「中学校に入ったら好きなことをやっていいから」と子どもに声掛けして,何とか頑張らせて志望校に合格したとします。しかし実際は入学後,授業の進度が速かったり,内容が難しかったりして,現状とのギャップについていけない子がいます。「中学校に入ったら遊べるんじゃなかったの?」「思ってたのと違う」「遊べると思ったから頑張ったのに」と燃え尽き症候群になってしまい,これ以上頑張れない,学校に行けなくなってしまったという子を知っています。

受験は通過点でしかない

「受験まであと~か月」という声掛けをする際には注意が必要です。「合格したら遊べる」ということだけではなく,志望校入学後の生活を子どもに具体的に伝えておくことが大切です。

まず「合格がゴールではなく,そこからがスタートだよ」と伝えましょう。そして「上から~番くらいにいたら,こういう大学に入れるね」「こういう進路もあるんだね」「2~3か月に1回,定期テストがあるから,そこで順位が分かるね」「レポートの宿題が出るみたいだから,今から国語を頑張っておこうね」などなるべく具体的に伝え,子どもにイメージしてもらいましょう。

「不合格=人生終わり」ではない

志望校に落ちたときのことも考え,子どもと話し合っておきましょう「不合格でもそれで人生終わりじゃないよ」「落ちたら落ちたで,こういう風に頑張ればいいよ」と具体的に伝えましょう。そうすれば子どもは「受験がゴールじゃないんだ!」と気づき,合格しても燃え尽き症候群になったり,不合格でも必要以上に落ち込んだりすることはないでしょう。ぜひお子様と話し合ってみてください。

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【2022年3月開講】思考力とやり抜く力を育む!科学工作教室のご案内

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2022年3月より科学工作教室を開講します。

【ものづくりを通したアクティブ・ラーニング】

毎月,科学的なテーマ・工作に一つずつ取り組みます。実際に手を動かして試行錯誤しながら楽しく学びます。毎回振り返りの作文を書くことで文章力も養います。授業写真は以下よりご覧ください。

www.uchiyama.info

【日程・テーマ】

3月22日(日) ビー玉万華鏡と不思議な貯金箱
4月17日(日) 木目パズルと干支の絵あわせ
5月15日(日)ソーラーハウス
6月19日(日) 誕生日当て,いどうくん
7月17日(日) LEDストラップを作ろう
8月21日(日) ホバークラフト

全日程13時~14時30分に開催

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【会場】

〒430-0918 浜松市中区八幡町190-1 シャルム八幡1F南 合同会社テラック

【対象】

小学1-6年生 左記以外の年齢のお子様はご相談に応じます。

【定員】

15名

【料金】

33,000円(5,500円×6回)

【講師】

大石 隆示

1952年生まれ/ 公立中学校教諭
砂丘小学校長で定年退職/ 浜松科学館長
浜松こども館長/ 浜松市防災学習センター長
現 浜松市立舞阪中学校非常勤講師
浜松理科教育研究会理事長/ 日本動物学会会員

多田 淑恵

東京大学卒,東京大学大学院修士課程修了。在学中,ドイツ ベルリン・フンボルト大学に留学。大学時代に約5年間,塾講師と家庭教師のアルバイトに従事。日本IBM勤務を経て,合同会社テラックを設立。これからの社会を見据え,問題解決力を養う教育事業を展開する。

【備考】

  • 体験いただいた上でお子様の好きなことを見つけるため,原則全日程・テーマへの参加をお願いします。
  • ご都合が合わない場合はできる限り振り替えにて対応させていただきます。
  • 作った作品はお持ち帰りいただけます。

詳細は以下のチラシをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております!

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子どもに何でも自分で決めさせていますか?親が決めると〇〇な大人になる

親が子どものことを何でも決めると「責任感のない大人」になる

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親が子供の代わりに何でも決めてしまうと「分からない!」と言って考えるのを放棄したり,親に何でも「どうすればいいかな?」と聞いてきたり,自分で決められない子になります。

そして上手くいかないと親のせいにするようになります。「だって自分が決めたんじゃないもん」「お母さん,お父さんが決めたんだから」「自分はこっちの方がいいと思っていた!」というように自分で決断していないので責任感を持つことができません

例えば中学受験をするかしないかについて,親が「中学受験させた方がいい」と考え,子どもに勉強させて中学受験させたとします。志望校に合格したものの,学校で上手くいかないことがあると「私が選んだ学校じゃないし」「本当は地元の中学校に友達と一緒に行きたかった」「お母さん,お父さんが中学受験しなさいっていったから期待に沿っただけ」と言う子がいます。実際にそのような生徒さんを何名も指導したことがありますが,不登校になってしまっている子も少なくありませんでした。

子どもを誘導しようとするのもNG

話を聞いてみると,保護者の方が強制したわけでなく「中学受験した方がいいんじゃない?」と言っただけのパターンもあるようです。しかし親の期待が強いと子どもはそれを敏感に感じ取り「~しなきゃ!」と受け取ることがあります

判断材料を与えて最終決定は子どもに委ねよう

「中学受験した方があなたのためになるよ」「そういう選択肢もあるよ」など色々な選択肢を子どもに提案すること自体はとても良いです。そうすることで子どもの視野が広がり,様々な考え方ができるようになります。

判断材料をなるべくたくさん子どもに与えて,最終的な判断は子どもに任せるようにしましょう。「こうした方があなたに合ってるかなと思うけど,あなたの人生だから自分で決めることが大事だよ」と伝えて子どもに自分で決めてもらいましょう。

何事も自分で決めることが大事です。自分で決めた道であれば、「自分で決めたことだから」と壁にぶつかっても諦めずにやり抜くことができます。他の人が決めた道だと「やっぱりあっちの選択肢の方がよかったな」とできない理由を探してしまいます

日常生活のことでも進路のことでも,何でも子ども自身に最終決定してもらう,親は判断材料をなるべく多く与え,子どもが結論を導き出すのをサポートしてもらえればと思います。

 

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他の子と比較して叱るより,子どもの得意なことをとことん伸ばそう

得意なことを突き詰めた方が将来社会で活躍できる

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スタンドエフエムで「子どもの苦手なことについて,つい他の子と比較して感情的に叱ってしまう」というご相談をいただきました。このような声掛けをやめるためには,他の子と比較すること自体意味がないと深く理解することが大切です。

① それができないことは,将来的にどれくらい影響があるか考える

運動が苦手で叱ってしまうとのことでしたが,運動ができないことで将来にどれくらい影響があるでしょうか。運動で評価されるのは小学生くらいまでで,年齢が上がるにつれて勉強面がより重視されるようになってきます。大人になればスポーツ選手等でない限り,運動ができるかどうかは全く気にならないはずです。

「これができないことで将来どれくらい影響があるかな?」とぜひ広い視野を持ちましょう。

② 苦手克服よりも得意なことを伸ばすことが大事

社会で活躍している人は自分の得意なことを突き詰めた人が多いのではと思います。自分の適性や強みを生かして,価値を発揮することで他の人にはできない仕事ができます

例えば芸人さんなら,おもしろいことを考える発想力や皆を喜ばせるトーク力をとことん磨いているはずです。「他の人と比べて勉強ができない」「運動音痴で……」と苦手なことを気にするよりも,自分が得意なこと・好きなことを突き詰めてきたのだと思います。

研究者の方で運動ができなかったり,人とコミュニケーションが苦手だったりする方もいるかもしれませんが,「運動ができなくて恥ずかしい」「他の人と比べて自分は友だちが少なくて……」「コミュニケーションが下手なんです」など気にしていないと思います。

もちろんバランスは大事で,苦手なものを全くやらないのも良くありませんが,苦手なことばかりに目を向けるよりも,自分が好きなこと・得意なことをとことん伸ばした方が,将来社会で活躍できます。

好きなこと・得意なことを突き詰めて「これだけは誰にも負けない!」というものを作った方が自信にも繋がり,苦手なことも気にならなくなるはずです。

他の子と比べてできない点を叱るよりも,ぜひお子様の好きなこと・得意なことを見つけて打ち込んでもらいましょう。

 

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【自ら考え学ぶ子に育てるために】小学校低学年でやっておきたいことや気を付けたいこと~声掛けや勉強,習い事など

自ら考え学ぶ子に育てるために,小学校低学年でやっておきたい家庭教育や気を付けたいことについてご紹介します。本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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①無理に難しい勉強をさせない

学校の勉強は基礎的な内容なのできちんと取り組んでおいた方が良いですが,「難しいものをやらせた方がいいんじゃないか?」と子どものレベルを遥かに上回る教材に取り組ませる方がいます。子どもが勉強好きで自ら「やりたい!」と言う場合を除き,無理に難しいものに取り組ませると勉強嫌いになってしまうので注意しましょう。

具体的には,くもんや学研のドリルができれば十分です。夏休みや学年末にくもんや学研の基礎的なドリルで総復習をして取りこぼしがないようにしておけば,学年が上がっても,中学校に上がっても困ることはないと思います。

以下の記事でも詳しくご紹介しています。

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②良くなった点や成長した点を褒める

「集中して勉強できる時間が増えてきたね」「前は間違えていたのに正解が増えてきたね」「ひらがながきれいに書けるようになったね」など,良くなった点を積極的に褒めるようにしましょう。「できないことができるようになった!」と子どもが感じられると,学ぶことが楽しくなるはずです。

保護者の方に褒めてもらえると「お父さん,お母さんはきちんと見ていてくれるんだな~」と子どもは嬉しくなって,もっと頑張ることができます。ぜひ良くなった点や成長した点を具体的に褒めましょう

③子どもの好きなことを見つけ打ち込ませる

小学校低学年は勉強が本格化していないので,子どもが好きなことを見つける良い時期です。子どもが本当に好きなことに取り組むことで,「どうやったら上達するんだろう?」と考えて試行錯誤する姿勢が身につきます。音楽でもスポーツでも,創作活動でも何でも良いので,子どもがやりたいこと・好きなことにぜひ打ち込ませてあげましょう。

無理やり勉強に取り組ませても,集中力や粘り強さ,やり抜く力は身につきません。子どもの好きなことに取り組んでもらうのが一番です。

東大生は何かしら勉強以外の特技がある人が多いです。部活で賞を取っていたり,楽器の演奏が上手だったり,ものづくりのクオリティが高かったり,一芸に秀でている人が多いです。勉強ばかりしてきたのではなく,自分の好きなことを通して集中力ややり抜く力を養い,それを勉強に生かしたからこそ,東大に合格したのだと思います。

東大に合格するには1日10時間の勉強を1年,2年と続ける必要があります。頭の良し悪し以上に,情熱を持って学び続けられるかが重要です。好きなことをやり抜けなければ,勉強もやり抜くことができないでしょう。

「どんな勉強をさせたらいいのでしょうか?」「小2だから学校の勉強が簡単すぎて」「宿題以外もやらせた方がいいのでしょうか?」という質問を受けることがありますが,勉強だけが学びではなく,習い事を通して子どもが自分で考え成長していくことも学びです。

小学4年生ごろから勉強が難しくなり,なかなか時間も取れなくなるので,ぜひ低学年のうちに取り組んでおいてください。

 

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高校での勉強は必要か?ドイツの教育制度との比較など

高校での勉強は社会で役に立たない!?

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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スタンドエフエムで次のような質問をいただきました。

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確かに高校での学習内容は,小学校・中学校でのそれと比べて専門性が高く,学んだ知識・考え方は就く職業によってはほとんど使わないでしょう。

高校での学習は「学問の入り口」

私は高校での勉強が面白いなと感じましたが,その理由は「学問の入り口」という印象を受けたからです。中学校までの学習内容は,じっくりと考え抜くものよりも,単純な処理能力を問われるものだったり,やり方が分かっていたら解けるものが多かったりします。しかし,高校での学習内容は「考える比率」が高くなってきます

特に高校での現代文を初めてみたとき,衝撃的でした。私は国語が得意でしたが「日本語なのに意味が分からないってことがあるんだ!」と驚き,逆に感激しました。同時に日本語の奥深さや面白さを感じました。

国語に限らず,ほかの教科の学習についても,中学校以前では感じたことのない難しさ,醍醐味を感じました。大学に入ってようやくはじめて「学問をする」という印象を個人的に持っていますが,高校はその入り口を体験できる貴重な機会だと思います。

目標を設定し達成する力が養われる

学習内容が難しくなる中で,目標や計画を自分で立て,達成していくことはますます困難になります。問題解決力,考える力が問われます。上手くいかないことも多いので粘り強さも養われます。

私にとってはゲームのレベルがどんどん上がっている感覚で,「どうやったらこんな難しい問題を解けるようになるのかな?」「どうやったら成績を上げられるかな?」「計画を工夫してみたらどうかな?」と試行錯誤するのが楽しかったです。これはボスを倒す前に戦略を練るワクワク感と似ています。

このように私は勉強嫌いではなく,ゲーム感覚で楽しめていましたが,勉強に興味が無い子にとっては高校の学習内容は苦痛なのかもしれません。

ドイツでは10歳で進路選択をする

ちなみに日本では15歳までが義務教育ですが,ドイツでは10歳までが初等教育で,そこから職業教育と高等教育に進路が分かれます。職業教育では職人のもとで実践的な教育を受けます。高等教育は大学進学を目指して学習します。職業教育から大学進学には進むことができません。

10歳で進路を決めるのは難しいかもしれませんが,勉強に興味がない場合や特定の職業に就きたいという希望が明確な場合は,良い制度だと感じます。

だから「高校での学習はやる必要があるのかな?」「面白くないな」「自分は興味がないな」と感じる方がいらっしゃるのは,全くおかしいことではありません。子どもの興味や就きたい職業に応じて,最適な進路を選び取っていきましょう

 

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