「あの問題集もやらせた方がいい?」「あの習い事はどう?」
本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。
stand.fm「お友達がこの問題集がいいって言っているのですが,うちの子もやった方がいいでしょうか?」「東大生は幼少期にピアノをやってた人が多いと聞きます。うちの子にもピアノを習わせた方がいいでしょうか?」というような質問を受けることがあります。
肝心なことは「何をやらせるか」よりも「どうやるか」ということです。例えば,いくら巷で良いと言われている問題集でも,丸付けややり直しをせずにやりっぱなしにしたり,最初の数ページで学習をやめてしまったりすると実力は付きません。良いと聞いたものを手あたり次第に子どもにやらせようとして,手を広げ過ぎて何事も中途半端になっているご家庭は少なくありません。
習い事についても数が増えれば増えるほど,一つ一つの習い事にかけられる時間やエネルギーが少なくなり,上達しにくくなります。
子どものモチベーションもとても大切です。例えば,子どもはピアノをやりたくないのに「ピアノを習うと頭が良くなるから」と親が習わせると,練習に身が入らないでしょう。するとコツをつかめないまま終わってしまいます。それならばピアノではなく子どもが好きな習い事にとことん取り組ませた方が良いです。好きなことだと「どうやったら上達するだろう?」と子ども自身で考えて試行錯誤するため,考える力ややり抜く力が身につきます。このような力はきっと学習面でも生きてくるはずです。
「何をやらせるか」よりも「どうやるか」をぜひ重視しましょう。
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