子どもが何かやりたがらないとき「なぜやりたくないかな?」と考えてみよう

「やりたくない」は悪いことではない

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勉強をやりたがらない,習い事の練習をやりたがらない,学校に行きたがらないなど,子どもが何かをやりたがらないときがあると思います。そんなときは,「なぜやりたくないんだろう?」と考えてみることが大事です。

大人でも「この仕事は何だかやりたくないな」「この予定は気分が乗らないな」と思うことがあると思います。そう思うこと自体は悪いことではなく,何か理由があるはずです。

勉強をやりたくない場合,例えば勉強が楽しくないのかもしれません。なぜ楽しくないのかというと,難しすぎる問題集に取り組んでいるからかもしれません。できないと先生や親から怒られるからかもしれません。

習い事の練習をやりたくない場合,やってもなかなか上達しないからかもしれません。そのような場合,どうやったら上達するかを考えて,練習のやり方を変えてみるとやる気が出るでしょう。

やりたくない理由が分かれば対策が見えてくる

このように原因が分かれば対処法が分かります。「やりたくないことは悪いことだ」と決めつけて無理をしてしまうと問題が解決しないままになってしまうので,「なぜやりたくないんだろう?」と理由を考えてみましょう。保護者の方からお子様に声掛けしてもらうと良いと思います。そうすれば子ども自身でも,自分の感情を見つめて,対処法を考えられるようになってきます

「面倒くさいからやりたくない」?

たまに何事も「面倒くさいから」で済ます子がいます。「何がどんなふうに面倒くさい?」と会話しながら深掘りし,なるべく「面倒くさくない方法」を探し出すことはもちろん大切です。しかし「面倒くさいからやりたくない!」が癖になっている子もいます。そのような子に対して私は「世の中面倒くさいことだらけだよ」と言います。面倒くさいからと言って何もしなければ生きていくことができません。

「面倒くさいと感じているのは,あなただけじゃないよ」「大人も日々面倒くさいこととの戦いだよ」「そんな中,自分を律してコントロールしていくことで成長できるんだよ」とぜひ伝えてみてください。

 

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遺伝か環境か?子どもの学力や個性を考える上で大事なこと

「出来が悪い子」はどうしようもないのか?

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「うちの子は物分かりが悪いから」「頭が悪いから」と諦めてしまう保護者の方がいますが,それはとてももったいないことだと思います。

確かに人それぞれ生まれつきの特性はあります。1回で理解できる子もいれば,同じことを5回,10回やらないと身につかない子もいます。1つのことに長時間集中できる子もいれば,興味が移り変わって,どんどん新しいことに目が行き,あまり集中できない子もいます。

しかし,その特性にどう対処するかで子どもの将来が変わってきます。5回,10回やらないとできないのであれば,その特性を理解して,対処法を考えることが大事です。他の子より多く反復学習できるように,予め計画を立てて,日ごろからコツコツ取り組むことでカバーできます。このようにして身に付いた学力や粘り強さは,大きな武器となります

すぐに集中力が切れるのであれば,5分ごとに勉強する教科をころころ変えて,飽きないようにするのも手です。

特性を理解して対処法を考えることが大切

繰り返しやらないとできない,集中力が続かないという特性自体は致命的ではないのです。その特性を自分で把握して,対処法を考えればよいだけです。東大生にもそのような子は少なからずいます。東大生というと,理解力や集中力がずば抜けているイメージを持たれるかもしれませんが,自分の特性を理解して上手に対策を立てているだけです。

1回で理解できる子には弱点もあります。何でもたいてい1回で理解できると,「まぁできるだろう!」と内容が難しくなっても復習をしなかったり,苦手なものの把握・克服ができなかったりします。最初は成績が良くても,学年が上がり学習内容が難しくなるにつれ,伸び悩んでしまうことが少なくありません。

結局のところ,できないときに「どうしたらできるようになるかな?」と子どもと一緒に考えたり,「次はこのやり方を試してみたら大丈夫!」と子どもが前向きに捉えられるような声掛け・接し方をすることが何より大事です。

子どもの生まれ持った能力がいくら高くても,家庭教育によっては怠け癖が付いてしまったり,努力できずに伸び悩んでしまったりすることがあります。実際にそのような子どもを多く見てきました。

子どもの特性を嘆くのではなく,子どもの個性をどう伸ばしていくかということを考え,ぜひ効果的な家庭教育を心がけてもらえればと思います。

 

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本来学びは楽しいもの!学ぶ楽しさを阻害しているものとは?

なぜ学ぶことが嫌いになってしまうの?

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本来,誰しも学んで成長していくことが好きです。できないことができるようになるのは楽しいものです。

年齢が小さく,周囲からの影響をまだ何もうけていない子どもは喜んで学びます。年中さん,年長さんくらいの子どもでも,ロボットを作ったり,プログラミングをしたり,学ぶことが大好きです。

しかし年齢が上がるにつれ,学ぶことが嫌いな子が増えてきます。なぜそうなってしまうのでしょうか?

①「できないとだめだ」という考えを持つようになった

何かができないと「なんでできないの」とお母さん,お父さん,先生から怒られたり,あきれられたりすると,「できないことはダメなことなんだ」と子どもは思うようになります。

誰しもできない状態から学び成長するものですが,そもそもできない状態が怖くなり,目を背けてしまうため,「どこが良くなかったかな」「どうすればもっと良くなるかな」と考えることが難しくなります。そうなると学ぶことが嫌いになり,成長できなくなります。

「できなくてもいいんだよ」「誰でも最初はできないよ」「できないことをできるようにしていくことに価値があるんだよ」「どうすればできるようになるかな?一緒に考えよう!」と子どもに伝えていくことが大切です。

②自分はどうせできないと思っている

他の子と比べて「こんなこともできないの」「~くん/~ちゃんはできるのに,できないんだね」と言われ続けると,子どもは「自分はどうせできないんだ」と思うようになります。

誰かと比べるのではなく,その子自身の成長した点や頑張った点を見て褒めるようにしましょう。

「頭が悪いね」「出来が悪い」「理解が遅い」というような,子どもの能力を否定する言葉も子どもを傷つけます。「頭が悪いからできない」「自分は出来が悪いからできない」「物分かりが悪いんだ」と自分の能力のせいにして,学ぶ意欲を失ってしまいます。

才能があっても努力できなければ,学び成長していくことはできません。ウサギと亀のように,コツコツ努力して学び続けられる子が最終的に大きく成長します。ぜひこのような考え方についてもお子様に話してみましょう。

③難しいことや嫌いなことを無理強いされ,自信を失ってしまった

子どもの実力に合っていない難しいものを親の希望でやらせると,子どもは楽しいと思えないでしょう。子どもが嫌いな教科を「もっとやった方がいいから」と無理強いすることも良くありません。

難しい問題を解けるようにしたり,苦手教科を克服をしたりするのは,ある段階では必要なことですが,その部分ばかりに気を取られてしまうと,学びが楽しくなくなってしまいます。

子どもの興味や実力に合ったものに取り組むことで,まずは学びが楽しいと思ってもらいましょう。勉強だけでなく,音楽やスポーツ,ものづくり,ロボットやプログラミングなど,あらゆるものが学びです。自分で考えて試行錯誤し,成長していくことが楽しいと子どもが感じれば,勉強にもその姿勢が生きてくるはずです。

 

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子どもが自ら勉強するには「勉強する理由」が必要

「勉強しなさい!」という声掛け,ご褒美作戦には限界がある

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子どもが勉強しないから......と塾に行かせたり,親が「勉強しなさい」と言っても効果はあまり期待できません

褒め言葉やご褒美作戦のような外的刺激で子どもを釣るにも限界があります。褒められるのが当たり前,ご褒美をもらえるのが当たり前になってしまうと,褒め言葉やご褒美がないと頑張れない子になってしまうので注意が必要です。

勉強する理由を明確にしよう

「どうやったら子ども自ら勉強するようになるか?」というと,その子なりに勉強する理由を明確にすることが大切です。勉強する理由は人によって様々です。

  • 将来こういう職業に就きたいから勉強する
  • まだ就きたい職業は決まっていないけれども選択肢を広げるために勉強する

できないことかできるようになるのが楽しいから勉強する」という子もいるかもしれません。数学がとても苦手な生徒さんがいました。中学生の生徒さんでしたが,私の教室に通い始めたころには,小学生のときからの分からない問題が積もりに積もっており,成果が出るまで3年ほどかかりました。しかしその生徒さんは成果がなかなか出ない中で3年間頑張り続けることができました。

「なぜそんなに頑張れるの?」「数学の勉強は辛いと思わないの?」と質問すると,その生徒さんは「半年前より分かる問題が増えてきて楽しくなってきた」「分からないものが分かるようになる感覚が嬉しい!」「難しい問題も考えるのが楽しくなってきた」と言っていました。褒め言葉でおだてたり,ご褒美で釣ったりしても,内的動機付けがなければ,この生徒さんのように3年間も頑張り続けることはできないと思います。

「なぜ勉強するのか」という問いに対する答えを子どもなりに見つけることが大切です。ぜひご家庭でも「なぜ勉強した方がいいのかな?」という問いかけを子どもに繰り返ししてみてください。「こういう理由で勉強した方がいいんじゃない?」という保護者様なりの考えを伝えていただくのも効果的です。絶対的な正解があるわけではありませんので,子どもなりに納得できる答えを見つけてもらいましょう。勉強する理由さえ明確になれば,褒め言葉やご褒美がなくてもきっと頑張れるはずです。

「なぜ勉強するのか」という問いに対する様々な答えについて,以下の放送で紹介しています。ぜひお子様に合うものを見つけてもらえればと思います。

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面倒くさがり屋の子どもは大きな才能を秘めている!

面倒くさがり屋は本当に悪いこと?

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「子どもが面倒くさがり屋で困っています」「あの子は粘り強くコツコツ取り組めるのに,なんでうちの子はこんなに面倒くさがり屋なんだろう」と悩んでいる保護者の方もいらっしゃることと思います。

面倒くさがり屋は悪いことではありません。私が指導している生徒さんの中にも面倒くさがり屋の子はいますが,良いところもあると感じます。

面倒くさがり屋の子は,試行錯誤して効率の良い方法を見つけていくことができます。「もっとラクにできる方法はないかな?」「書くのが面倒くさいから,ほかの方法で覚えられないかな?」というように,勉強面でも自分で工夫することができます。努力が苦にならない子は効率を考えずに,愚直にやり続けることが少なくありませんが,それでは成果がなかなか出ないこともあります

面倒くさがり屋の子はいつもより良い方法,よりラクにできる方法を探し出すので,勉強でも習い事でもコツを掴むのが早いです。東大生でも「面倒くさい!」が口癖の子は意外にいます。世の中にイノベーションが生み出されるのも,「面倒くさい」「ラクしたい」「もっとこうなれば便利なのになぁ」という考えからではないかなと思います。

そして面倒くさがり屋の子を指導して思うことは,チームワークで何かを成し遂げるのが上手だということです。自分ですべてやらずに,「これは~くん,~ちゃんがやってね」「自分はこの部分をやるから」と自然と周りを巻き込んでいくことができます。まじめにコツコツ頑張る子は,一人で抱え込んでしまう子が少なくありません。

一人では難しいことも,人を巻き込んでいくことで達成することができます。大きな仕事になればなるほど一人でやり遂げることは難しく,周囲を巻き込む力が必要です。これは特に社会に出てから役に立つ資質でしょう。

個性自体に良し悪しはない!

隣の芝生は青く見えるものです。どんな個性も見方によって良い面もあり,悪い面もあります。ぜひ両方の側面から子どもの個性を見ていただければと思います。

 

 

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年末はブログとYouTubeをお休みします

いつもご覧いただきありがとうございます。本日12月30日(木)はブログを,明日12月31日(金)はYouTubeをお休みします。

ブログは1月6日(木),YouTubeは1月7日(金)より再開しますので,どうぞよろしくお願いいたします。

本年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください!

 

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習い事も勉強も! 「何をやるか」より「どうやるか」が大事

「あの問題集もやらせた方がいい?」「あの習い事はどう?」

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stand.fm「お友達がこの問題集がいいって言っているのですが,うちの子もやった方がいいでしょうか?」「東大生は幼少期にピアノをやってた人が多いと聞きます。うちの子にもピアノを習わせた方がいいでしょうか?」というような質問を受けることがあります。

肝心なことは「何をやらせるか」よりも「どうやるか」ということです。例えば,いくら巷で良いと言われている問題集でも,丸付けややり直しをせずにやりっぱなしにしたり,最初の数ページで学習をやめてしまったりすると実力は付きません。良いと聞いたものを手あたり次第に子どもにやらせようとして,手を広げ過ぎて何事も中途半端になっているご家庭は少なくありません。

習い事についても数が増えれば増えるほど,一つ一つの習い事にかけられる時間やエネルギーが少なくなり,上達しにくくなります。

子どものモチベーションもとても大切です。例えば,子どもはピアノをやりたくないのに「ピアノを習うと頭が良くなるから」と親が習わせると,練習に身が入らないでしょう。するとコツをつかめないまま終わってしまいます。それならばピアノではなく子どもが好きな習い事にとことん取り組ませた方が良いです。好きなことだと「どうやったら上達するだろう?」と子ども自身で考えて試行錯誤するため,考える力ややり抜く力が身につきます。このような力はきっと学習面でも生きてくるはずです。

「何をやらせるか」よりも「どうやるか」をぜひ重視しましょう

 

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【子どもが習い事を辞めたいと言ったとき】○○すればやり抜く力が高まる

辞めさせる?それとも続けさせる?

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子どもが習い事を辞めたいと言ったとき,どうすれば良いのでしょうか。辞めさせてもいいのでしょうか?それとも続けるように言うべきでしょうか?

何でも簡単に辞めることを許すと「やり抜く力」が育たない

子どもが習い事や部活を辞めたいと言ったら,すぐに辞めさせる保護者の方がいます。「子どもが辞めたいと言ったから」「子どもの自主性に任せて」という理由のようですが,すぐに辞めることを許すと良くない場合もあります

自身の学生時代を振り返って,そして色々な生徒さんを指導してきて思うことは,何でも簡単に辞めることを許すと,辞め癖が付いてしまうということです。「あの子,コロコロ習い事を変えているな~」「また部活を変えたんだ」と言う子は繰り返します。少し嫌なことや難しいことがあると辞めてしまうので,何事もそこで頭打ちになってしまいます。

生徒さんでも自分から作文やロボットをやりたいといったのに,急に辞めたいと言う子がいました。少し課題が難しくなってきたから,手間のかかるロボットづくりが増えてきたからという理由で簡単に辞めてしまいます。このような子は,これまで何でも簡単に辞めることを許されてきて,他の習い事もコロコロ変えています。

ステップアップしていく中で,誰しも難しい課題に直面します。最初は苦戦しますが,そこで踏ん張ってできるようになるとさらに楽しくなり,自信にも繋がります。少し難しいことが出てきたからと言って,そこで辞めてしまっては,それ以上成長することができません。

先生に少し厳しいことを言われたから,習い事や部活を辞めたいという子もいるようです。よく話を聞くと実は子どもにも悪い部分があり,「今は辛いかもしれないけどもうちょっとだけ頑張ろう」と保護者の方が励ましたら,先生とも信頼関係が築けて辞めずに済んだ,今でもその習い事を続けられているという子もいます。

辞めたい理由を子どもに聞いてみよう

「なぜ辞めたいか」を子どもに質問して,もしその理由が子どものわがままや短期的なものだったり,少し踏ん張れば次のステップに進めそうだったりする場合は,「もうちょっとだけ頑張ってみよう」とぜひ励ましてください。

親がやらせたくて始めた習い事の場合はすぐに辞めても良いですが,子どもが自分から「やりたい!」と言って始めた習い事については,なるべく続けられるような声かけをしましょう。

習い事を始めるときに目標を決めておくのも良いと思います。「最低2年は続けようね」「この級が取れるまでは頑張ろうね!」など決めて,その目標が達成できるまで続けてもらいましょう。

子どものやり抜く力を高めるために,ぜひ参考にしてもらえればと思います。

 

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子どもに○○があるかで受験の合否が分かる!家庭で気を付けたいこと

受験の合否は1~2か月前からある程度分かる

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自分が子どものとき,先生が「受験に受かる子と落ちる子は事前にわかるよ」と言うのを聞いて「なんでわかるのかな?本当かな?」とずっと思っていました。教育事業を立ち上げ,色々な生徒さんを指導すると「あのとき先生が言っていたことは本当だ!受かる子と落ちる子は分かるな」と感じるようになりました。

受かる子と落ちる子の違いは

覇気があるかどうかですぐにわかります。受かる子はその時点で成績が悪くても,前向きで覇気があります。宿題にもきちんと取り組み,授業も集中して聞きます。「受かるか落ちるかは分からないけれど,先生のアドバイスを聞いてやれることはやろう!」というニュートラルな心持ちなのだと思います。

一方,落ちる子は覇気がないです。雰囲気が暗く,学習に対して後ろ向きです。受験前にも関わらず宿題もやってきません。授業中に居眠りする子までいます。アドバイスを聞いて,改善しようという姿勢も見られません。受験前にも関わらず,計画を立てて学習しない,丸付け・やり直しをしない子も少なくありません。

それなのに「これがよさそうだと思って」と新しい問題集を買ってきたりします。過去問もやり込めていないのに,いつやるのでしょうか。結局,過去問も新しい問題集も中途半端な状態で,入試本番を迎えることになります。

親の焦りは子どもに伝わる

おそらく保護者の方の心持ちが子どもに影響しているのではと推測します。保護者の方が「先生のアドバイスを聞いて,やれることをやろうよ!合格しても不合格でもどちらでもいいよ。合格したらしたで嬉しいけど,チャレンジしたこと自体が素晴らしいよ!」というスタンスでいるか,「何が何でも合格してほしい!もっとあれもやったらどうなの?」と子どもにプレッシャーを与えているかが関係していると思います。

保護者の方が焦って子どもにプレッシャーをかけると,だんだん覇気がなくなり,身につくものも身につかなくなります。「やれることをやろう!そうすれば結果が自然と付いてくる。不合格でもその方がうちの子には合っていたのかもしれないな」というような大らかな気持ちで子どもに接しましょう。

 

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受験において本当に「子どもの成績=親の責任」なのか?

「子どもが問題を解けない=親の責任」ではない

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受験について「親子一丸になって取り組まなければ......」「親子で一緒に乗り越えるもの」という考え方があると思います。確かに要所要所で保護者の方が子どもに関わることは大切です。しかし子どもが問題を解けないからと言って,それは保護者の方のせいではありません「親が解説しないといけない」「つきっきりで教えない」といけないということもありません

子どもが分からないものを分かるようにするのは塾の責任です。保護者の方が「うちの子はできないから」と罪悪感を感じる必要はありません。

保護者の方がつきっきりで勉強を教えると,むしろ次のような悪影響があるかもしれません。

  • 子どもにプレッシャーがかかる。
  • 子ども自身で試行錯誤して勉強しないので,考える力が育たない
  • 親がつきっきりで教えることで成績が上がっても,それはドーピングのようなもの。子どもの本来の実力ではないため,志望校に合格してもついていけなくなる可能性が高い。
  • 無理やり勉強させられると燃え尽き症候群になりやすい。合格でも不合格でも受験後に頑張れなくなってしまう子は多い。

親は学習管理をしよう

つきっきりで教えるのではなく,保護者の方はお子様の学習管理をしましょう。次のようなポイントをチェックしてみてください。

  • 何時間くらい勉強しているか
  • どんな内容を勉強しているか―入試に繋がることをやっているか。過去問や予想問題を解いているか。
  • どんな学習法で取り組んでいるか―丸付け・やり直しまできちんとやっているか。繰り返し間違えた問題に取り組みできるようにしているか。×のついている問題をピックアップして,子どもに「これ解いてみて」とやってもらうのもおすすめ。
  • 模試,学校・塾のテストでどれくらいの点数を取れているか間違いの原因は何か。ミスなのか,理解できていないのか,時間が足りなかったのか。
  • 今後の対策や学習法について子ども自身で考えられているか―良くない点を自分で把握して,次から気を付けようとしているか。

このような点をチェックしていただき,お子様と話し合いながら,学習内容・方法を良くしていきましょう。そうすれば自然と成績も上がるはずです。

 

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