学習のコツを掴むためのマインドセット・家庭でできること

学習に取り組む上でメンタル面・考え方は重要

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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勉強ができるようになるためには,他の物事を習得するときと同じく,気の持ちようや考え方がとても大切です。ぜひ次のようなことを意識してみてください。

①子ども自身で目標を持つ

  • 将来どんな大人になりたいですか?
  • どんな職業に就きたいですか?
  • どんな学校に入りたいですか?

このようなことについて,子ども自身で考えて目標を持つことが大切です。学習を継続する上で,スランプや上手くいかないことは付き物ですが,目標があれば乗り切ることができます

「どうせ自分には無理だから...」とすでに将来について諦めてしまっている子がいますが,可能性は無限大です。今から頑張れば,自分がなりたい大人になれるので,ぜひ目標を持ってほしいです。

②勉強は最初,誰でもできない

勉強ができないのは,頭が悪いからではありません。やり方を学べば,誰でもある程度勉強ができるようになります。できるようになるまで,諦めずにやり続けることが大切です。「どうやったらできるようになるかな?」と試行錯誤した経験は,将来きっと役立ちます

③できないことや間違えることは悪いことではない

できないことをできるようにするのが勉強です。できることばかりやっていても成長しないため,できないことにもチャレンジしていく必要があります。一つ一つの間違いに向き合い,「なぜできなかったのかな?」「どうすればできるようになるかな?」と考えることが大切です。

間違えたり分からなかったりしたときに子どもを叱ると,「間違えるのはダメなことだ」と子どもは考えるようになります。すると,間違いを見えなくするためにすぐに消してしまったり,テストの答案を捨てて振り返りをしなかったり,自分の間違いと向き合うことができなくなってしまいます。間違いと向き合わない→同じような間違いを繰り返してしまう→勉強しても成果が出ません。

「間違えるのは悪いことじゃないよ」「今,できないところが見つかって良かった」「次からできるようにすれば大丈夫だよ」と子どもに声掛けしましょう。

 

★勉強のやり方,成果が出る学習法について,セミナーを開催しています。

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気を付けて!絶対に成果が出ない学習法6つ【後編】

やり方を変えれば勉強はできるようになる!

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これまで学習法について指導し,日々の勉強への取り組み方を変えてもらうことで,多くの生徒さんの成績を伸ばしてきました。「勉強ができるようにならない」と悩んでいる方も,やり方を変えれば伸びるかもしれません。今回ご紹介する「成果が出ないやり方」で勉強に取り組んでいないか,ぜひチェックしてみてください。

 

★前編はこちら

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絶対に成果が出ない学習法6つ【後編】

④間違えた問題を解き直さない

「次からできる!」と思っていても,意外に解き方を忘れてしまったりして,解けないことがあります。必要な解き直しの回数には個人差がありますが,できるようになるまで何度でも解き直すことが大事です。

「うちの子は全然勉強ができるようにならないんです」というご相談を受けることがありますが,圧倒的に解き直しの回数が足りていません。2~3回でできるようになる子は少なく,5回くらい解き直さないと身につかない子もたくさんいます。

諦めずに,できるようになるまで何度でも解き直すようにしましょう。

⑤考えた過程・間違えた箇所を消してしまう

勉強ができるようになるためには,できないものをできるようにすることが大切です。そのときにどこをどう間違えたのか,間違いと向き合い,次に生かす必要があります。

考えた過程や間違えた箇所を消しゴムで消してしまうと,自分がどこをどのように間違えたのか分からなくなってしまいます。

「間違えるのが恥ずかしい」「できないのは悪いことだ」と考え,消して見えなくしてしまうのだと思いますが,間違えること自体は悪いことではなく,次からできるようにすることが大切です。

「できないのは嫌だ」「できる問題しかやりたくない」と言う子がいますが,できない問題をできるようにしていかなければ,成績は上がりません

何かできなかったとき・間違えたときに,親が子供を叱ったり責めたりすると,子どもは「できないこと=悪いことだ」と考えるようになります。自分の間違いと向き合えなくなったり,できる問題しかやらなくなるので気を付けましょう。

「今,できないところが見つかってよかった」「次からできるようにしておこう」「どこを間違えたのかな?次に同じ間違いをしないことが大切だよ」と子どもに声掛けしましょう。

⑥気分で学習したりしなかったりする

計画を立てて学習することはとても大事です。目標から逆算して「この学習内容をこれくらいのペースでやろう」「このページをこの日にやろう」と具体的な計画を立てて日々実行することで,目標を達成できます

計画を立てないと,気分で勉強したりしなかったり,苦手なものは気が乗らないから,つい得意なものばかりやってしまったり,テスト前に勉強がすべて終わらなかった......という事態にも繋がります。

予め計画を立てておいて,気分が乗らなくても,日々の計画をきちんと実行することが,成果を出す秘訣です。

現在の学習法を振り返り,もし改善点が見つかったら,焦らずに一つずつ変えていきましょう。

 

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気を付けて!絶対に成果が出ない学習法6つ【前編】

やり方を変えれば勉強はできるようになる!

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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これまで学習法について指導し,日々の勉強への取り組み方を変えてもらうことで,多くの生徒さんの成績を伸ばしてきました。「勉強ができるようにならない」と悩んでいる方も,やり方を変えれば伸びるかもしれません。今回ご紹介する「成果が出ないやり方」で勉強に取り組んでいないか,ぜひチェックしてみてください。

絶対に成果が出ない学習法6つ【前編】

① 丸付け・やり直しをしない

丸付け・やり直しをしない子は多いですが,問題をこなして終わりというやり方では伸びません。やりっ放しということは,間違えたものをそのまま放置しているということです。このようなやり方では,解ける問題が増えないので,もちろん点数も上がりません。

解く問題数を減らしてでもいいので,丸付け・やり直しまできちんとやるようにしましょう。

② 丸付けが間違えている

丸付けが間違えていたら,①と同じ理由で成果は出ません。丸付け・やり直しが面倒だから,いい加減に済ましてしまう子が少なくありませんが,そのようなやり方では成果が出ないので,時間を割いて勉強している意味が無くなってしまいます

「丸付け・やり直しが一番大事だよ」「解く問題数は減らして良いから,丸付け・やり直しまできちんとやって,一問でもできる問題を増やそう」とぜひお子様にお声掛けください。

③ 答えを写している

自分で考えずに,いきなり答えを見て書き写す子がいます。このようなやり方だと,自分がどこまで理解できていて,どこから理解できていないか,分からなくなってしまいます

  • 自分でまずは考えてみて,分からなければ×をつける
  • 答えを書き写す場合は赤で書く

このように,自分が既にできるもの・まだできないものの区別を明確にすることが大切です。

自分ができるものは繰り返し学習する必要はなく,できないものに絞って反復演習した方が効率的に学習を進めることができるからです。その準備として,既にできるもの・まだできないものの区別を日ごろから明確にしておく必要があります。詳しくは【後編】でお伝えします。

今回お伝えしたことは基本的なことですが,できていない子が本当に多いのでぜひ見直してみてください。

 

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勉強のやる気が出ないんです→自然と勉強する「仕組み」を作ろう!

待っていてもやる気は出ない

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勉強のやる気が出なくて困っているという相談を受けることがあります。やる気は出そうと思って出るものではありません。勉強が好きで自分からやりたい!と思える子は稀です。また,そのような子でも勉強をやりたくない時期はあるものです。

意志の力に頼ると,いつまでたってもやる気が出ず,勉強を開始できずにダラダラしてしまいます。

勉強を生活リズムの一部に組み込む

やる気が出るのを待つのではなく,勉強を習慣にしてしまいましょう。歯磨きをしたり,お風呂に入ったりするのと同じように,勉強を生活リズムの一部に組み込めば,やる気に左右されずに済みます

【勉強を生活リズムに組み込むときのポイント】

① 集中しやすい時間帯にすること

子どもによって集中しやすい時間帯は異なります。朝起きてすぐが集中しやすい場合は,その時間帯がベストです。夜だとテレビやゲームが気になってしまう子もいます。逆に朝は眠くて夜にやった方が集中しやすいという子もいます。

集中しにくい時間に勉強に取り組むと,子どもがグズグズしてしまい,なかなかスムーズに行きません。子どもが一番集中できる時間帯に勉強に取り組むようにしましょう。

② なるべく決まった時間帯にすること

日によって学習のタイミングを変えるよりも,毎日7時~など決まった時間帯の方が習慣になりやすいです。なるべく毎日取り組める時間帯に勉強するようにしましょう。

③ 小さいうちから習慣化すること

小学校高学年や中学生以降に,必要に迫られて勉強の習慣を付けようとしても,そのころには子どもなりの生活リズムが出来上がってしまっているので,新たに学習習慣を付けるのはかなり大変です。

小学校低学年のうちから勉強を生活の一部にしておくと,保護者の方もお子様もラクだと思います。

勉強時間は最初,5分でも10分でも構いません。ぜひ子どもが小さいうちに勉強を習慣化しましょう。

 

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勉強ができるようになりたいです!→結局〇〇するしかないという話

どうすれば勉強ができるようになるのか?

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「勉強ができるようになるにはどうすればいいですか?」という質問は本当によく受けます。国語,漢字や計算が苦手,語彙力がない等,特定の苦手分野に関するご相談を受けることも多々あります。保護者様からだけでなく,お子様から直接質問を受けることもあります。

「コツを教えてください!」と言われるのですが,「コレをやれば絶対に一発でできるようになるよ」という学習法は残念ながらありません

1日1つでも取り組み,継続することが大切

苦手なものをできるようにするには,毎日やることが何より大事です。どんなに苦手なものでも毎日1つずつ取り組めば,半年,1年経つと変化が見られ始めます

1ヶ月,2ヶ月で成果が出始めてそこで止めてしまう,逆になかなか成果が出ないから止める......というように,9割の子は途中で止めてしまいます。これが成果が出ない要因です。

ダイエットを例に考えてみましょう。1ヶ月,2ヵ月が経過し,順調に痩せ始めていたのに,そこで油断して元の生活に戻してしまうと逆戻りしてしまいます。あるいは1ヶ月,2ヵ月で「なかなか痩せないから......」とダイエットを止めてしまったら,それ以上の成果は望めないでしょう。

本気で何かができるようになりたかったら,それ相応の努力や労力が必要です。スポーツが本気でできるようになりたい子は毎日練習します。勉強もそれと同じです。

もし簡単なコツがあるのだったら,皆,すぐに勉強ができるようになっているので,ここまで色んな塾や参考書が世の中に溢れていないと思います。皆,「どうやったら勉強ができるようになるのかな?」と日々勉強しながら,試行錯誤しているのです。自分に合った学習法や学習のコツは,毎日勉強しながら自分で見つけていくものです。(私の教室では生徒さんに合った学習法を提案しますが,やはり生徒さんに毎日実践していただいて,試行錯誤しながらより良い方法を模索していきます。)

「1日1つ」なんて意味がない?

「1日1つだけやっても何も変わらないのでは?」とやる前から言う子がいますが,1年継続すれば365個身に付きます。1日2つずつ取り組めば,730個も身に付きます。0と365や730は全く違います。それを2年,3年と続けていけば差はますます広がります。小さなことを一つずつ着実に積み重ねていきましょう

 

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好きなことを伸ばせと言うけれど…苦手なことは捨てていいの?

捨てる・捨てないの判断基準

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子どもの好きなことや得意なことを伸ばすのは確かに大事です。「苦手なものは完全に捨ててしまっていいの?」「なるべく克服した方が良いのでは?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。今回は,苦手なものを捨てるかどうかを判断する基準についてお伝えします。

①子どもの年齢

子どもがまだ小さいのに「苦手なんだね!じゃあやらなくていいよ」と言うのは,子どもの可能性を狭めてしまいます。

年齢が小さいと感情的に「嫌だ!」と言ってしまうことがあります。なかなかコツを掴めないこともあるでしょう。「ここを乗り越えたらできるようになるのに」というところでやめてしまうと本当にもったいないです。

子どもの年齢が小さい場合,ある程度親が苦手なことをやるように促す,子どもと一緒に取り組むことが大事です。

具体的には,小学生~中学2年生くらいの間に,苦手なものを捨ててしまうのはもったいないと感じます。小学校で苦手なものを放置してきたけれども,中学校に上がってからコツコツ頑張って,中学3年生ごろに苦手分野を克服できた生徒さんを知っています。

子どもの気持ち次第ではありますが,中学2年生くらいまで頑張ってみて,やはりどうしても苦手でやりたくないということであれば,それ以上取り組まなくて良いと思います。

  • 理系教科が苦手なら文系に進む
  • 文系教科が苦手なら理系教科をとことん伸ばす
  • 勉強自体が合わない場合は専門職を検討する

年齢が小さいうちは苦手なものを捨ててしまうのではなく,なるべく「克服できないかな?」と考えてみてほしいです。

②将来への影響度

以前,運動が苦手でつい子どもを叱ってしまうという相談をいただいたことがあります。運動ができないことは子どもの将来にそこまで影響を及ぼさないので(もちろん職業にはよりますが),克服に注力しなくても良いのではと思います。

一方,勉強が苦手な場合は,子どもの進路や将来に大きくかかわってくるでしょう。特に国語が苦手だと影響が大きいです。教科書を読み解いたり,授業を聞いて理解するにも国語力が必要です。学年が上がると理系教科でも文章題が増えてきますが,問題がどのような状況を指しているか,何を聞かれているのかを読み解く力が必要になってきます。面接や入社試験においても,さらには社会に出た後も国語力は必要になってきます。

したがって国語が苦手な場合,将来に及ぼす影響が大きいので,克服できるようなるべく取り組んだ方が良いと言えます。

苦手なものが子どもの将来にどれくらい影響を及ぼすか,影響の大きさで捨てるかどうかを考えてみてください

③拒否感の大きさ

最初はアレルギー反応が出そうなくらい嫌い・苦手なものでも,少しずつ取り組むうちに抵抗感がなくなってくるものです。私の教室にも,勉強や特定の教科に強い苦手意識を持つ生徒さんが通ってくれていますが,早い子では1~2ヵ月,遅い子でも半年ほどで拒否感が薄れてくるようです。

しかし,最初の拒否感があまりにも強いと,ご家庭で苦手なものに取り組むのは難しいと思います。そのような場合,一度苦手なものは置いておいて,子どもの得意なこと・好きなことをまずとことん伸ばして自信を付けるのがおすすめです。

得意なもので自信を付ける→苦手なものにも少しずつチャレンジする→苦手なものができるようになってきたら褒める...というように,一歩一歩ステップアップしていきましょう。

 

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子どもが何かやりたがらないとき「なぜやりたくないかな?」と考えてみよう

「やりたくない」は悪いことではない

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勉強をやりたがらない,習い事の練習をやりたがらない,学校に行きたがらないなど,子どもが何かをやりたがらないときがあると思います。そんなときは,「なぜやりたくないんだろう?」と考えてみることが大事です。

大人でも「この仕事は何だかやりたくないな」「この予定は気分が乗らないな」と思うことがあると思います。そう思うこと自体は悪いことではなく,何か理由があるはずです。

勉強をやりたくない場合,例えば勉強が楽しくないのかもしれません。なぜ楽しくないのかというと,難しすぎる問題集に取り組んでいるからかもしれません。できないと先生や親から怒られるからかもしれません。

習い事の練習をやりたくない場合,やってもなかなか上達しないからかもしれません。そのような場合,どうやったら上達するかを考えて,練習のやり方を変えてみるとやる気が出るでしょう。

やりたくない理由が分かれば対策が見えてくる

このように原因が分かれば対処法が分かります。「やりたくないことは悪いことだ」と決めつけて無理をしてしまうと問題が解決しないままになってしまうので,「なぜやりたくないんだろう?」と理由を考えてみましょう。保護者の方からお子様に声掛けしてもらうと良いと思います。そうすれば子ども自身でも,自分の感情を見つめて,対処法を考えられるようになってきます

「面倒くさいからやりたくない」?

たまに何事も「面倒くさいから」で済ます子がいます。「何がどんなふうに面倒くさい?」と会話しながら深掘りし,なるべく「面倒くさくない方法」を探し出すことはもちろん大切です。しかし「面倒くさいからやりたくない!」が癖になっている子もいます。そのような子に対して私は「世の中面倒くさいことだらけだよ」と言います。面倒くさいからと言って何もしなければ生きていくことができません。

「面倒くさいと感じているのは,あなただけじゃないよ」「大人も日々面倒くさいこととの戦いだよ」「そんな中,自分を律してコントロールしていくことで成長できるんだよ」とぜひ伝えてみてください。

 

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遺伝か環境か?子どもの学力や個性を考える上で大事なこと

「出来が悪い子」はどうしようもないのか?

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「うちの子は物分かりが悪いから」「頭が悪いから」と諦めてしまう保護者の方がいますが,それはとてももったいないことだと思います。

確かに人それぞれ生まれつきの特性はあります。1回で理解できる子もいれば,同じことを5回,10回やらないと身につかない子もいます。1つのことに長時間集中できる子もいれば,興味が移り変わって,どんどん新しいことに目が行き,あまり集中できない子もいます。

しかし,その特性にどう対処するかで子どもの将来が変わってきます。5回,10回やらないとできないのであれば,その特性を理解して,対処法を考えることが大事です。他の子より多く反復学習できるように,予め計画を立てて,日ごろからコツコツ取り組むことでカバーできます。このようにして身に付いた学力や粘り強さは,大きな武器となります

すぐに集中力が切れるのであれば,5分ごとに勉強する教科をころころ変えて,飽きないようにするのも手です。

特性を理解して対処法を考えることが大切

繰り返しやらないとできない,集中力が続かないという特性自体は致命的ではないのです。その特性を自分で把握して,対処法を考えればよいだけです。東大生にもそのような子は少なからずいます。東大生というと,理解力や集中力がずば抜けているイメージを持たれるかもしれませんが,自分の特性を理解して上手に対策を立てているだけです。

1回で理解できる子には弱点もあります。何でもたいてい1回で理解できると,「まぁできるだろう!」と内容が難しくなっても復習をしなかったり,苦手なものの把握・克服ができなかったりします。最初は成績が良くても,学年が上がり学習内容が難しくなるにつれ,伸び悩んでしまうことが少なくありません。

結局のところ,できないときに「どうしたらできるようになるかな?」と子どもと一緒に考えたり,「次はこのやり方を試してみたら大丈夫!」と子どもが前向きに捉えられるような声掛け・接し方をすることが何より大事です。

子どもの生まれ持った能力がいくら高くても,家庭教育によっては怠け癖が付いてしまったり,努力できずに伸び悩んでしまったりすることがあります。実際にそのような子どもを多く見てきました。

子どもの特性を嘆くのではなく,子どもの個性をどう伸ばしていくかということを考え,ぜひ効果的な家庭教育を心がけてもらえればと思います。

 

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本来学びは楽しいもの!学ぶ楽しさを阻害しているものとは?

なぜ学ぶことが嫌いになってしまうの?

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本来,誰しも学んで成長していくことが好きです。できないことができるようになるのは楽しいものです。

年齢が小さく,周囲からの影響をまだ何もうけていない子どもは喜んで学びます。年中さん,年長さんくらいの子どもでも,ロボットを作ったり,プログラミングをしたり,学ぶことが大好きです。

しかし年齢が上がるにつれ,学ぶことが嫌いな子が増えてきます。なぜそうなってしまうのでしょうか?

①「できないとだめだ」という考えを持つようになった

何かができないと「なんでできないの」とお母さん,お父さん,先生から怒られたり,あきれられたりすると,「できないことはダメなことなんだ」と子どもは思うようになります。

誰しもできない状態から学び成長するものですが,そもそもできない状態が怖くなり,目を背けてしまうため,「どこが良くなかったかな」「どうすればもっと良くなるかな」と考えることが難しくなります。そうなると学ぶことが嫌いになり,成長できなくなります。

「できなくてもいいんだよ」「誰でも最初はできないよ」「できないことをできるようにしていくことに価値があるんだよ」「どうすればできるようになるかな?一緒に考えよう!」と子どもに伝えていくことが大切です。

②自分はどうせできないと思っている

他の子と比べて「こんなこともできないの」「~くん/~ちゃんはできるのに,できないんだね」と言われ続けると,子どもは「自分はどうせできないんだ」と思うようになります。

誰かと比べるのではなく,その子自身の成長した点や頑張った点を見て褒めるようにしましょう。

「頭が悪いね」「出来が悪い」「理解が遅い」というような,子どもの能力を否定する言葉も子どもを傷つけます。「頭が悪いからできない」「自分は出来が悪いからできない」「物分かりが悪いんだ」と自分の能力のせいにして,学ぶ意欲を失ってしまいます。

才能があっても努力できなければ,学び成長していくことはできません。ウサギと亀のように,コツコツ努力して学び続けられる子が最終的に大きく成長します。ぜひこのような考え方についてもお子様に話してみましょう。

③難しいことや嫌いなことを無理強いされ,自信を失ってしまった

子どもの実力に合っていない難しいものを親の希望でやらせると,子どもは楽しいと思えないでしょう。子どもが嫌いな教科を「もっとやった方がいいから」と無理強いすることも良くありません。

難しい問題を解けるようにしたり,苦手教科を克服をしたりするのは,ある段階では必要なことですが,その部分ばかりに気を取られてしまうと,学びが楽しくなくなってしまいます。

子どもの興味や実力に合ったものに取り組むことで,まずは学びが楽しいと思ってもらいましょう。勉強だけでなく,音楽やスポーツ,ものづくり,ロボットやプログラミングなど,あらゆるものが学びです。自分で考えて試行錯誤し,成長していくことが楽しいと子どもが感じれば,勉強にもその姿勢が生きてくるはずです。

 

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子どもが自ら勉強するには「勉強する理由」が必要

「勉強しなさい!」という声掛け,ご褒美作戦には限界がある

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子どもが勉強しないから......と塾に行かせたり,親が「勉強しなさい」と言っても効果はあまり期待できません

褒め言葉やご褒美作戦のような外的刺激で子どもを釣るにも限界があります。褒められるのが当たり前,ご褒美をもらえるのが当たり前になってしまうと,褒め言葉やご褒美がないと頑張れない子になってしまうので注意が必要です。

勉強する理由を明確にしよう

「どうやったら子ども自ら勉強するようになるか?」というと,その子なりに勉強する理由を明確にすることが大切です。勉強する理由は人によって様々です。

  • 将来こういう職業に就きたいから勉強する
  • まだ就きたい職業は決まっていないけれども選択肢を広げるために勉強する

できないことかできるようになるのが楽しいから勉強する」という子もいるかもしれません。数学がとても苦手な生徒さんがいました。中学生の生徒さんでしたが,私の教室に通い始めたころには,小学生のときからの分からない問題が積もりに積もっており,成果が出るまで3年ほどかかりました。しかしその生徒さんは成果がなかなか出ない中で3年間頑張り続けることができました。

「なぜそんなに頑張れるの?」「数学の勉強は辛いと思わないの?」と質問すると,その生徒さんは「半年前より分かる問題が増えてきて楽しくなってきた」「分からないものが分かるようになる感覚が嬉しい!」「難しい問題も考えるのが楽しくなってきた」と言っていました。褒め言葉でおだてたり,ご褒美で釣ったりしても,内的動機付けがなければ,この生徒さんのように3年間も頑張り続けることはできないと思います。

「なぜ勉強するのか」という問いに対する答えを子どもなりに見つけることが大切です。ぜひご家庭でも「なぜ勉強した方がいいのかな?」という問いかけを子どもに繰り返ししてみてください。「こういう理由で勉強した方がいいんじゃない?」という保護者様なりの考えを伝えていただくのも効果的です。絶対的な正解があるわけではありませんので,子どもなりに納得できる答えを見つけてもらいましょう。勉強する理由さえ明確になれば,褒め言葉やご褒美がなくてもきっと頑張れるはずです。

「なぜ勉強するのか」という問いに対する様々な答えについて,以下の放送で紹介しています。ぜひお子様に合うものを見つけてもらえればと思います。

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