「日本人にふさわしい英語の学び方」江利川春雄先生と対談を行いました!

9月3日(日)にジュンク堂書店難波店で『日本語と英語くらべてわかる中1・中2・中3英文法』(多田淑恵 著/ フォーラム・A)の刊行記念トークイベントを開催しました。

拙著『日本語と英語くらべてわかる中1・中2・中3英文法』を「本日の1冊」として置いていただきました!

対談相手の江利川春雄先生のご著書も!


「日本人にふさわしい英語の学び方」というテーマで、江利川春雄先生と対談させていただきました。

江利川春雄先生と記念撮影!


江利川春雄先生は和歌山大学名誉教授でいらっしゃり、『英語と日本人』(ちくま新書)、『英語教育論争史』(講談社)など数多くのご著書を出版されています。


私が普段、事業活動を通して感じていることを、江利川先生がデータで裏付けしてくださり、とても面白く充実した対談となりました。多くの方に視聴いただき、ご質問もたくさん頂戴して、感無量です。

司会を担当くださったジュンク堂書店難波店 福嶋聡さまも交えて記念撮影。


対談はYouTubeでもご覧いただけるように準備を進めております。


お忙しいところ、対談をお引き受けくださった江利川先生に心よりお礼申し上げます。
そして、ジュンク堂書店難波店にわざわざ対談を聴きにきてくださった皆様、Zoomで視聴してくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。


開催にあたり、何から何までご協力くださったジュンク堂書店難波店の皆様、フォーラム・Aの皆様にも深謝申し上げます。

 

※よく生徒さんにおすすめする『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』について、『日本語と英語くらべてわかる中1・中2・中3英文法』著者 多田淑恵 オススメ書籍として掲げてくださっていました!ありがとうございます。

 

 

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「このまま勉強したら合格できる!?」~受験前のメンタルコントロールについて

受験が近づいてくると,「このまま勉強すれば合格しますかね!?」「このまま行くと落ちますよね......」というような質問をいただくことがあります。

12月頃になれば,合格する子・落ちる子のちがいが顕著に表れてきますが,今の時期はまだ挽回可能です。たとえ今,成績が悪かったとしても,子ども本人が強い意志を持ち,最後まで諦めずに毎日コツコツ勉強すれば,合格する可能性は十分にあります

合格できるかどうかを気にしすぎない

「ここに到達できれば合格なんだ」というように目指す目的地・ゴールを知ることは大切です。

現状から目的地が遠すぎると,「こんなに難しいのか......どれだけやっても目的地にたどり着けないんじゃないか」という気がしてくるかもしれません。現状との差を意識しすぎて,やる気が無くなってしまう生徒さんがいますが,一歩一歩進んでいくしかありません。振り返って見ると,「こんなところまで来ていたんだ!」「数か月前より随分できるようになったなぁ」と気づくタイミングが来ます。

入試当日までにゴールにたどり着けないかもしれませんが,ゴールを目指して頑張ってきたこと・これまでの歩み自体は決して無駄になりません

一方,模試で良い成績を取って「これだと受かるだろう」と油断して,勉強しなくなる生徒さんもいます。まだゴールに到達していないのに,長い間勉強をお休みしてしまうと,周りの子たちから一気に遅れを取ってしまいます。その結果,不合格になってしまうこともあります。

「合格できるかどうか」を気にしすぎて,それによってモチベーションが変動するのは本末転倒です。それよりも,「どうやったら合格できるか」を考え,歩みを止めないことが大切です。

歩みを止めなければ,着実にゴールに近づいていくことができます。自分の気持ちを上手くコントロールしながら,受験当日まで,一つ一つやるべきことに丁寧に取り組んでいきましょう。

 

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こんな先生・授業は要注意!子どもをダメにする教え方

大学時代から塾講師のアルバイトをしてきて,現在は教育事業を立ち上げ,様々な先生や生徒さんを見ていますが,「この指導は良くないな」と感じることがあります。

それは「先生が自分の知識を教えることを目的にしている」「教科書通りの授業を行うことをゴールにしている」教え方です。

教科書通りの授業=生徒のための授業ではない!

何日も前から熱心に教科書を予習し,教科書通りの授業をする先生,自分の持っている知識を誇らしげに生徒に語る先生――驚いたことに意外と多いのですが,彼らには,生徒さんの反応を見て,臨機応変に指導するという視点が欠けています

なぜ生徒さんは授業を受けに来ているのでしょうか。一言でいえば,今わからないことをわかるようにするためだと思います。

授業を通して「わかる」「できる」体験をして,勉強の楽しさに気づく→さらに「こうすればもっとできるようになるかもしれない!」と勉強のやり方を自分で工夫できるようになってほしいなと個人的には考えています。

一人一人の生徒に寄り添うことが大事

生徒さん一人一人が行き詰まっている点を把握し,解決できるようにサポートすることは,先生が担う最も重要な役割の一つです。

教科書通りの授業をするよりも,生徒さんに事前に教科書を読んできてもらい,わからないところを質問してもらったり,試しに問題を解いてもらって,できていないところを解説するだけで十分です。

先生の持っている知識を熱く語るよりも,「この子は何に興味があるんだろう?」と生徒さんの様子を観察して,生徒さん一人一人に合わせて話す内容・指導方法を変えるほうが効果的です。

集団指導の場合は難しいかもしれませんが,生徒さんと個別に話せる時間があれば,なるべく悩み相談に乗れると良いと思います。私も集団指導塾で指導していたときは,休み時間に生徒さんと雑談したり,勉強の相談に(時には勉強以外の相談にも)乗ったり,なるべく良いきっかけを与えられるように心掛けていました。

教科書通りの授業をしたり,先生の知識を誇らしげに語ったり,一方的な授業では,その塾に通う意味があまりありません。最近はスタディサプリやYouTubeで授業動画が見られることもあり,他の教材・サービスに取って代わられてしまいます。

指導者として,生徒さん一人一人に寄り添い,その子のお悩みを一緒に解決しながら,成長を共に喜び合える存在でありたいなと思っています。

 

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【東大卒・家庭教育コンサルタントが伝授】子どもの自己肯定感を高める声掛け・接し方

Webメディア「ソクラテスのたまご」にて,子どもの自己肯定感を高める声掛け・接し方に関する記事を執筆させていただきました!

子どもを叱ってばかりという方,子どもの褒め方・叱り方がわからないという方,ぜひご覧ください!下記リンクより記事をお読みいただけます。

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英語学習お悩み相談会@BOOKアマノ布橋店を開催しました!

8/5(土)・6日(日)に,英文法ドリル著者が教える!英語学習お悩み相談会@BOOKアマノ布橋店を開催しました。

※夏期講座やイベントで忙しく,家庭教育の記事を書く時間が取れなかったので,イベント開催のご報告で失礼いたします......!

お一人お一人のお悩みを個別にじっくりお伺いし,最適な学習法や教材をご提案しました。

英語クイズ初級・中級・上級を準備していましたが,皆様,積極的に取り組んでくださったので私も嬉しかったです。

クイズに取り組む中で,苦手な分野が明確になり,「ここは復習したほうが良さそうだね」など,より具体的なアドバイスを行うことができました。

親子で楽しみながら英語クイズに取り組んでくださるご家庭も!

私が経営している学習塾「テラック」の生徒さんも,イベントに多数お越しくださいました。卒業生も「先生に会いたい!」とわざわざ来てくれて感激しました。

お花やお菓子もたくさんいただき,たいへん恐縮です。

ご希望の方には,サインを書かせていただきました!

2日間のイベント,私もとても楽しませていただきました!

今回のイベントを開催できたのは,BOOKアマノ布橋店様のおかげです。何から何まで本当にどうもありがとうございました。

版元のフォーラム・A様も,わざわざ大阪から駆けつけてくださいました。準備の段階から,イベント当日,終了後まで,たいへんお世話になりました。

『日本語と英語くらべてわかる中1・中2・中3英文法』(フォーラム・A)の良さ,効果的な英語学習法について,少しでも皆様にお伝えできたのであれば幸いです。

BOOKアマノ様は『日本語と英語くらべてわかる中1・中2・中3英文法』(フォーラム・A)をたくさん置いてくださっています。ぜひお立ち寄りくださいませ!

 

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AI時代、漢字の学習はもう必要ない!?

調べたらすぐに正しい漢字がわかり,PCで文章を書くことも多いこれからの時代,漢字の学習はもう必要ないのでしょうか。保護者の方から,「これからはあまり漢字の学習は必要ないですよね」というような質問をいただくことがありますが,私は漢字の学習はこれからの時代も必要だと考えています。

漢字の力=語彙力

漢字が書けない・わからないということは,語彙力が乏しくなることを意味します。日本語の語彙は,漢字の組み合わせでできているものが多く,漢字一つ一つの意味や読み方がわからなければ,言葉の意味も理解しづらくなります。

漢字が苦手な生徒さんで「難易度」のことをずっと「ないど」と言っている子がいました。「ないど」の意味も理解できていませんでした。「難→むずかしい/なん」「易→やさしい/い」「度→度合い」という一つ一つの漢字の意味・読み方がわからないので,言葉の音・意味・漢字が一致しないのです。

これまで様々な生徒さんを指導してきて,漢字が苦手な生徒さんは,やはり語彙力が乏しい傾向にあるなと感じています。

語彙力が乏しいと......

語彙力が乏しいと,読解力も自ずと低くなります。また,頭の中で色々と考えていても,適切な形でアウトプットすることができません

勉強面では次のような事態に陥ってしまいます。

  • 教科書を読み解けない/先生が言っていることが理解しづらい→学習効率が落ちる
  • 問題文を読み解けない/上手く答案をまとめられない→テストで点数が取りづらい

相手の言うことをきちんと理解して,自分の意見をわかりやすく伝える力は,仕事面でもとても大切です。様々な仕事がAIに取って代わられるこれからの時代,このような力はますます必要になってくるでしょう。AI時代だからこそ,漢字の学習もしっかりと行い,語彙力を付け,インプット・アウトプットの力を高めましょう!

 

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小学生のころから英語を学習すべき?小学校の英語教育について

英語学習に幼少期から取り組んでも意味がない!?

幼少期から英語学習に取り組んでも,中学校で本格的に英語学習を取り組み始めた子に追い抜かれてしまう......というのはよく聞く話です。

私も周りの東大生も,幼少期から英語学習に取り組んできた子は少なく,中学校から本格的に英語学習をスタートした子が多いです。

幼少期から英語学習に取り組んでいた数少ない東大生も,「中学校になるころにはすっかり内容を忘れてしまっていた」「習った当時は覚えていたのに何でだろう?」「中学校での英語学習は,ほぼ0スタートだった」と言っていました。

フレーズや英単語を丸暗記するだけで,日本語で意味を理解できていないと,すぐに内容を忘れてしまったり,自分で使いこなせなかったりします。また,英文法を学ばないと,正しい文を構成することができません

英語を学ぶには国語力が必須

バイリンガルではない私たちは,母国語である日本語を通して英語を理解します。外国語である英語をただ聞くだけで,自然と身に付くということはありません。正しい英語を使いこなせるようになるためには,英文法を学ぶことも大切です。

ということは,土台となる国語力や論理的思考力がある程度育ってから,英語を学ぶのが効率的でしょう。

しかし,最近は小学校で英語の授業が行われ,英単語のみならず,長いフレーズや英文も習います。それなのに「なぜそのような英語になるのか」という説明がされることは少なく,外国人の先生が全て英語で授業をしたり,単語やフレーズの丸暗記をさせたりします。

このようなやり方では,「英語で何を話しているかわからないから怖い」「英語は意味がわからないから嫌い」というように英語嫌いになってしまう子も出てくると思います。

実際,「子どもが英語を嫌いになり始めています」「小学校の英語の授業がわからず困っています」というように,小学生とその保護者の方からご相談を受けることが増えています。

「なぜそうなるか」がわかると楽しくなる!

拙著『日本語と英語くらべてわかる中1英文法』(多田淑恵 著/フォーラム・A)は小学生のお子様にもおすすめです。丸暗記だった英語の「なぜ?」が,日本語を通してきちんと理解できます。

わかりやすい表現・英単語を使用しているので,小学生のお子様も問題なくお使いいただけます。あえて繰り返し類似問題を出題し,理解を深められるようになっています

小学生のお子様がいらっしゃる保護者の方から,次のようなレビューをいただきました。ありがとうございます。

『何となく英語はこういうもの』とやってきてしまったわたしにとって、目から鱗の教材でした」と言っていただけて感無量です!ぜひ英語嫌いの小学生にも,本書をおすすめしたいです。

 

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英文法ドリル著者がアドバイス!英語学習お悩み相談会@BOOKアマノ布橋店を開催します【浜松/静岡/キッズ英語/夏休み/親子イベント】

8/5(土)、6(日)にBOOKアマノ布橋店さんで、出版記念イベントを開催します!

 

 

<こんなお悩みありませんか?>

  • 子どもに何歳から、どのような英語学習をさせたらいいか悩んでいる。
  • 英語ができるようになりたいけれども、何から手を付けていいかわからない。
  • 頑張って勉強しているのに、全然英語ができるようにならない。
  • 英会話を長年習っているのに、なぜか英語の試験に落ちてしまう。
  • 英文法がとにかく苦手。

英語学習に関するお悩みを何でもお聞かせください。『日本語と英語 くらべてわかる 中1・中2・中3 英文法』著者の多田が、あなたに合った解決策をご提案します。

当日は英語クイズも準備しております。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

英語に興味がある小中学生・保護者様、英語を学び直したい大人の方、英語学習で悩んでいる方、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

【講師】

多田 淑恵(ただ よしえ)
合同会社テラック代表。東京大学卒、東京大学大学院修士課程修了。言語情報科学専攻にて言語習得と外国語教育について研究を行う。在学中、ドイツ ベルリン・フンボルト大学に留学。

日本IBM勤務を経て、合同会社テラックを設立。これからの社会を見据え、子どもたちの問題解決力を養う教育事業を展開する。

『小学生のためのスター・ウォーズで学ぶ はじめてのプログラミング』(学研プラス)監修。『お母さんの「怒りの言葉」は子どもの「やる気を引き出す言葉」に変えられる』(PHP研究所)、『日本語と英語くらべてわかる中1・中2・中3英文法』(フォーラム・A)執筆。

【開催日時】

2023年8月5日(土)、6日(日)

①10:30~12:00、②13:00~14:30、③14:45~16:15

上記時間帯の枠の中でしたら、いつお越しいただいても構いません。

【場所】

BOOKアマノ布橋店

〒静岡県浜松市中区布橋1丁目15-3

【料金】

無料

【お申し込み方法】

下記URLよりご予約をお願いいたします。
https://airrsv.net/terakinc/calendar

※当日はご予約いただいた時間帯の中でしたら、いつお越しいただいても構いません。

 

先日、BOOKアマノ布橋店さんにご挨拶にお伺いしました!

 

拙著『日本語と英語くらべてわかる中1・中2・中3英文法』(多田淑恵 著/フォーラム・A)をたくさん入荷してくださっています!

タイトルは「中1・中2・中3」となっていますが、小学生にもおすすめのドリルです。

小学生のお子様向けに『日本語と英語くらべてわかる中1英文法』を購入・使用くださった保護者様から,「とてもわかりやすかった!」「表現も問題も難しくなく、小学生でも使いやすかった!」とご感想をいただいております。

本書は日本語を通して、じっくり英語を学べる教材です。小学生の英語学習は、ともすればフレーズの丸暗記になりがちです。丸暗記だと、英語のレベルが上がると対応できなくなり、自分で英文を構成することが難しくなります。

「この表現は日本語で言うと、どういう意味か」「なぜそのような英文法になるのか」がわかれば、中学校以降の英語学習にも役立つ知識・考え方を身に付けることができます

「英語とはこういうもの、と思っていましたが、この教材は目から鱗でした!」「本屋で思わず立ち読みしてしまいました!」という嬉しいご感想もいただきました。本書は英語を学び直したい大人の方にもおすすめです。

『日本語と英語くらべてわかる中1・中2・中3英文法』にご興味がある方、実物をお手に取ってご覧いただけるチャンスです。イベントで、著者の多田に何でもご質問していただければと思います。

8/5、6のイベントで皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

 

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\東大卒の私の場合/小学生のころ,習い事は何をしてた?

フォロワーの方から,「小学生のころ,習い事は何をしていましたか?」というご質問をいただいたので,お答えしたいと思います。

【小学生の頃の習い事】

①ピアノ(3歳〜高3まで)

②そろばん(小4〜小5まで)

③学習塾(小4〜中3まで/高校以降は塾・予備校通いなし)

①ピアノ

ピアノは自分から「習いたい!」と言い出したこともあり,なかなか辞めるとは言えませんでした。

とはいえ嫌いなわけではなく,受験前も気分転換としてピアノに触れていました。音大受験も視野に入る程度には,上達しました。

ただ「ピアノがすごく好き!」と言い切れるほどではなく,音楽で食べていく自信も情熱も無かったので,「東大に入ったほうが将来の幅が広がりそう」と思い,東大を目指しました。

発表会など大勢の人の前で演奏する機会が多かったため,モチベーションやメンタルをコントロールする方法や,本番への挑み方,ここぞというときの集中力も身に付きました。

上手に弾けないとき,「いつも同じところが弾けないなぁ」「ここの練習を重点的にすればいいかな?」「練習方法を変えてみよう」など,自分で考えて試行錯誤する→上手に弾けるようになるという成功体験を積み重ねられたのも良かったです。

「上手くいかないときは,アプローチを変えてみればいいんだ!」という考え方は,勉強にも生きていたと思います。

勉強面でも,成果がなかなか出ないとき・スランプに陥ってしまったとき(誰しもあるものだと思います),原因を探り対策を立てたり,諦めずにやり続けることができたのは,ピアノを長年やっていたおかげもあるかな?と感じます。

②そろばん

そろばんは親がすすめてくれて何となく習い始めましたが,やってみると楽しかったです。計算も速く正確にできるようになり、集中力も付いたと思います。

珠算・暗算検定で1級や段に合格し始め,中学受験に向けて忙しくなり始めたこともあり,小5で辞めてしまいましたが,私はやってて良かったなぁと感じました。

ただ,①ピアノも②そろばんも,個人によって好き嫌い・向き不向きがあると思いますので,お子様が「やりたい!」と言うものを長く続けるのが一番です。

子ども自らが「上達したい!」と思うからこそ,上手く行く方法を試行錯誤したり,粘り強く努力し続けることができます。

「~級までは取ろうね!」と目標を決めてから,習い事を始めるのも良いと思います。(私は「珠算・暗算検定1級まで取ってから辞める」ことを親と約束していました。)

習い事を通して,子ども自ら考え試行錯誤する姿勢,やり抜く力を育むことができれば,学習面でも大きなアドバンテージになるはずです。

③学習塾

中学受験の際,学習塾に通っていましたが,全く勉強しませんでした。宿題も答えを写して行くような子どもでした。(だから,勉強しない子の気持ちはよくわかります。)塾に通っていた意味はほとんど無かったと思います(笑)。

第一志望の同志社国際中学校に奇跡的に合格しましたが,「もっとちゃんと勉強しておけばよかった」「中学校ではまじめに勉強してみよう」「人生一度きりなんだから,自分の限界に挑戦してみたい!」と思うようになりました。

小学生のころの反省を生かして,中学校では自分で計画を立て,コツコツ学習するようになりました。学習のコツがわかってきて,成績も飛躍的に上がりました。

同志社国際中学校では,高校受験のための勉強をしてくれないので(同志社大学までエスカレーター式で上がれるので当然ですが),高校受験ための塾に通いました。同志社国際中学校で京大卒の先生に出会い,その方から「東大も目指せるよ!」と言っていただけたことが転機だったと思います。

小学生のころ,先生の言うことも全く聞かなかったので,心を入れ替えて先生のアドバイスを聞き,実践するようにしたところ,さらに成績が上がりました。宿題もきちんとやり,間違えた問題は何度も解き直すようになりました。中学生のときに,自分なりの学習法がほぼ確立できたと思います。

晴れて西大和学園高校に合格し,そこからは塾や予備校に一切通いませんでした。学校で「塾や予備校に通わないでください」「学校でたくさん宿題を出すので,それをきちんとやってください」「あれもこれも......と手を出すと,大学入試に必ず落ちます」と言われたからです。(実際に,学校に内緒で塾や予備校に通っていた子は,全員大学受験に落ちました......。)

学校では予備校のように,高3から志望校別のクラス分けが行われ,東大入試向けの授業を一日中受けられたので,とことん勉強したかった私にとっては大変助かりました。

自分なりの勉強法が確立されていたので,家でもきちんと勉強しました。模試で結果が良いと,有名講師の講義動画を収めたDVDなどが大手予備校から送られてきて(もちろん無料),そのDVDがわかりやすくて活用させていただいた記憶があります。今の時代は,もうDVDではなさそうですね。

どの塾に行くか・どのくらいの頻度で通うかということよりも,その子のやる気次第だなぁと自身の経験を通じて感じます。塾で過ごす時間よりも,家庭での時間の方が圧倒的に長いので,家でどのように・どのくらい勉強するかが大事です。

その子なりに色々と試行錯誤してみて,自分に合った学習法を見つけていくことが大切だと思います。学校で受験対策をしてくれる場合は,塾も不要ですね。

以上,私がしていた習い事についてお答えしました。少しでも参考になれば幸いです。

 

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AI時代に必要な家庭教育とは?

これからの時代,色々な職業がAIに取って代わられると言われています。AIは指示された仕事を正確にこなすことができます。したがって,言われたことができるだけの人材は今後淘汰されていくでしょう。AIに何を指示するのか,何のためにどのようなものを作るのか,コンセプトを考えられる人やアイデアを出せる人が生き残ります

勉強ができるだけでは今後の社会で活躍できない

勉強ができたほうが,確かに将来なれる職業の幅は広がるかもしれません。しかし,次のようなやり方で勉強に取り組んでいる場合は,注意が必要です。

  • 予備校や塾に通い詰めている。行かないと不安。
  • 自分一人で勉強できない。
  • 与えられたカリキュラム通りに勉強している。
  • 親が付きっきりで勉強を教えている。
  • 勉強のやり方を周りが指示している。
  • 子ども自身で目標を設定したり,計画を立てたりしない。

このようなやり方で,もし勉強ができるようになったとしても,子ども自身で考える力が育っていないので,将来社会で活躍するのは難しいでしょう。(東大を出てニートになってしまう子がいるのも,このようなことが原因です。)

これまで以上に家庭教育で「考える力」を養うことが大切

「どうなりたいか」という理想を思い描き,「では,どうすればそれが実現できるのか」と考えるのは,人間にしかできない部分です。例えば,AIはプログラミング自体はできますが,「どんな仕組みを作れば世の中がより良くなるか」「プログラミングで何を実現すればいいか」というようなことは考えることができません。

これからの家庭教育では,子どもにこのような考える力を養うことが求められます。そのために,次のような家庭教育を心がけましょう。

  • 子ども自身で「どうなりたいか」という将来の夢を思い描いてもらう。
  • 「では,どうすれば実現できそうか」を親子で一緒に考える。
    • 将来なりたいものが無い場合は,好きなことを見つけるところからスタートする。
    • 色々な経験をさせ,その中から好きなこと,やりたいことを見つけ出す。
  • 勉強や習い事においても,子ども自身で目標を設定し,計画を立てる
  • どうやったら目標を達成できるのか,子ども自身で考え試行錯誤する。

最初,全てを子ども自身で行うのは難しいと思います。子どもが悩んだり困ったりしている場合は,保護者の方がサポートしていただき,子ども自身でできるようになってきたら,少しずつ手を離していきましょう。

 

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