苦手な学習内容にどう対応するかで学力が決まる!

生徒さんを指導する中で,勉強が嫌い・全くできない状態から,自ら意欲的に勉強できる状態へと変化する過程を多く見てきました。この過程で必ずと言って良いほど,苦手なものへの向き合い方が変わります

【勉強が嫌い・全くできない状態】

  • 苦手な学習内容を避けようとする
  • 「やらないとできないままだよ」と言っても理解できない
  • できない・わからない問題が出てきたら感情的になる
  • 全問正解できる簡単な内容にしか取り組まない

【自ら意欲的に勉強に取り組める状態】

  • 苦手を克服したい!」と子ども自身で思えている
  • 苦手だからこそやった方が良い」「ここは苦手だから勉強したい」と考え,自ら勉強できる
  • できない・わからない問題も投げ出さずに自分がわかる範囲で考えられる
  • 落ち着いて前向きに解説を聞ける

最初は「勉強したらできるようになった!」という経験がないので,(多少子どもが嫌がっても)親や先生が横に付いて一緒に勉強することが大切です。その中で,「できないものができるようになった!」「苦手なものもやればできるんだ!」という成功体験を子どもに積み重ねてもらいましょう。

できない・わからない問題(最初はなるべく簡単なもの)を子ども一人ですらすら解けるようになるまで,反復学習するのがおすすめです。できるようになったら,「すごい!苦手だったのにできるようになったね!」「前は15分かかっていたのに5分で解けたね!」などと褒めましょう。できる問題が増えてきたら,学校のテストの点数が上がったり,授業がわかるようになってきたり,子ども自身も変化を感じ始めます

このような過程を経て,苦手なもののとらえ方,勉強への向き合い方が少しずつ変わっていきます。子ども自身で「苦手なものをやらないと苦手なまま」「苦手なものもやればできるようになるんだ!」と気づいてもらうことが何より大事です。

このような気づきを得られるよう,親や先生がサポートしましょう。「勉強しなさい!」と周りが言うよりも,自身の経験から学び気づいた方が,子どもは大きな変化・成長を遂げますよ。

 

家庭教育・学習のコンサルティングを実施しております。

学習法のアドバイス,お子様にあった教材のご提案をしたり,話し合って学習計画を立てたり,毎日計画通りに学習が進められているか講師がチェックしたり,二人三脚で教育や学習を改善していきます。

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子どもにイライラしない方法~とらえ方を変えればイライラしなくなる

教育業界に携わって10年以上経ちますが,私は生徒さんにイライラしたことがほとんどありません

保護者の方に,「なぜ先生はそんなに怒らないんですか?」「私はいつも子どもに怒ってばかりです」と不思議がられることも多いです。

今回は,私が子どもに腹が立たない理由やイライラしない方法についてご紹介します。

怒っても無駄

数多くの生徒さんを受け持っているため,いちいち怒っていたら身が持たない......というのはもちろんありますが(笑)保護者の方が怒っていらっしゃるようなことに対して,私はそもそも腹が立たないことが多いです。

例えば......

  • 何度も同じ間違いをする
  • 成績が悪い
  • 自分から勉強しない
  • 説明しても理解してくれない

このようなことで怒っても,現状は何も変わりません私は「怒っても無駄」だと心底思っているので,そもそも腹が立たないのです。

それよりも,問題が起きている原因を分析して対策を立てることが大切です。そもそも問題が起きなければ,怒らなくて済みます

  • なぜ何度も同じ間違いをするのか
  • どうすれば成績が上がるのか
  • なぜ自分から勉強しないのか
  • どうすれば親の言うことを理解してくれるのか

子どもを怒る代わりに,このようなことを考えるためにエネルギーを使った方が生産的です。

期待値を上げ過ぎない

子どもに対して怒りが湧いてくるのは,期待値が高いからかもしれません。「これくらいできて当然」「なんでわかってくれないの!?」というように,期待しすぎると基準値に満たないときに苛立ちが芽生えます

色々な生徒さんを指導していたら,次のようなことは日常茶飯事です。

  • 何度も同じ問題を間違える
  • 成績がなかなか上がらない
    • 一生懸命勉強しても,成果が出るまで半年以上はかかります。
  • 自分から勉強しない
    • 学習が軌道に乗るまで,勉強したりしなかったりを繰り返す子が多いです。
  • 説明しても一度でできるようにならない-
    • 自力で解けるようになるまで最初は5-6回解き直しが必要です。学習のコツが掴めてきたら理解のスピードが上がります。

したがって,私の子どもに対する期待値はそこまで高くありません。できたらたくさん褒めますが,できないからと言って,イライラすることはないです。

親ではなく「子どもの人生」

自分から約束した宿題をやってこなかったり,嘘をついたりする生徒さんも稀にいます。

「ごめんなさい」と後から謝ってくれる子が多いのですが,「先生の人生ではなく、自分の人生だから,先生に謝る必要はないよ」といつも伝えています。

宿題をやってこなかったり,嘘をついたりしたことが原因で,成果が出ない場合,損するのは子ども自身です。

宿題や自宅学習の重要性について話したり,必要な情報は子どもに何でも伝えますが,どう判断・行動するかは,子ども自身に委ねています。結局,子ども自身の人生なので,先生や親がコントロールすることはできないのです。

今回ご紹介したような視点でとらえていただけると,子どもに対してイライラする場面が減ってくるかなと思います。少しでもご参考になれば幸いです。

 

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子どもに反抗心が芽生える!NGな叱り方

先日,保護者の方の前で,子どもを叱らなければいけない場面がありました。

長年教室に通ってくれている中学1年生の生徒さん。

  • 自分で決めた宿題にもかかわらず,数週間取り組めていない。
  • 持ってくるはずの教材を忘れる。
  • 「定期テストの範囲に入るからここは覚えておこう」と一緒に決めた範囲についても,小テストの勉強をしてこない。 etc

このようなあまり良くない状態が続いており,保護者の方にも相談しました。

保護者の方の前で,生徒さんが謝ってこられたので,「私に迷惑はかかっていないよ。」「せっかく教室に来てくれているのに,教材を持ってこなかったり,小テストの勉強や宿題をやってこなかったりしたら,授業がスムーズに進まないよね。それだと成果も出ないよ。」「授業時間を有効に使うためにも,約束はきちんと守ろう。一緒に決めた宿題や小テストの勉強を家でやってくることは大事だね。」と話しました。

その日,保護者の方から「先生の叱り方が素晴らしく,感銘を受けました。必要なポイントに絞って,的確にお話しされていたので尊敬します。」というメールをいただきました。

その保護者の方は,日ごろ不満に思っていることなども,ここぞとばかりにぶつけたり,過去のことと関連付けて怒ったりしていたそうです。

別の保護者の方からも,「私(親)の言うことは聞かないけど,先生の言うことは聞く」と言っていただくことが多いです。もちろん,親から直接叱るより,第三者から伝えたほうが,子どもも落ち着いて話を聞けるという側面もありますが,伝え方も大事だと思います。

色々なことを関連付けたり,過去のことを掘り返して叱ったり,お説教が長くなればなるほど,子どもは反発したり,聞く耳を持たなくなります。それよりも,なぜ良くないかという理由,今後どうすれば良いかという対策をシンプルに伝える方が,子どもの心に響きます。ぜひ家庭教育で意識していただけると幸いです。

 

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子どもの学力は小学〇年生までに決まる!

これまで様々な生徒さんを指導してましたが,勉強に取り組み始める時期が遅いと,成果が出るまでに時間が掛かってしまうことが多いです。

具体的には,小学4年生がデッドラインなのではないかと感じています。(したがって私の教室では基本的に,入会時に小学4年生までのお子様を対象としています。)

小学5年生以降に勉強に取り組んで挽回不可能ということはありませんが,親も子も苦労することが多いです。

なぜ子どもの学力は小学4年生までに決まってしまうのでしょうか。

① 小5で一気に学習内容が難しくなるから

小学5・6年生で学習内容が難しくなり,ボリュームも増えます。小4までの学習内容がきちんと身についていないと,学校の授業を理解できなくなっていきます。

小学4年生までは,何となく学校の授業を理解できた気になっていても,小学5年生で学校の授業についていけない,カラーテストで点数を取れないなど,問題が一気に表面化する生徒さんが少なくありません。

例えば小学5・6年生の算数では,分数や小数の計算がよく出てきますが,小学4年生までの分数・小数の学習内容が理解できていないと厳しいでしょう。小学5・6年生でも(稀に中学生でも!),小数・分数の概念そのものを理解できていない子がいますが,そうなるとリカバーがかなり大変です。

小学5・6年生の算数では,割合,速さ,比例など,中学生以降もよく使う考え方を学びます。これらの単元は難易度が高く,つまずく生徒さんが少なくありません。小学4年生までの学習内容をきちんと理解できていないと厳しいと思います。

国語も,小学5・6年生で一気に文章量や記述問題が増えます。小学4年生までの国語学習でつまずきがある場合は,かなり苦労します。

小学5年生に上がる前に,小学4年生までの学習内容で取りこぼしがない状態にしておくことが,とても大切です。

②学習習慣が身につきづらいから

小学5・6年生になり,「勉強しないとマズい!」と気づいたとしても,すぐに学習習慣はつかないでしょう。

子どもの年齢が小さければ,何事も習慣化しやすいですが,小学5・6年生になってから,これまでの行動・習慣を変えようとするのは大変です。

もし頑張って勉強しても,小学5・6年生は学校の授業スピードが速く,どんどん先の単元に進んでしまいます。「こんなに頑張っているのに学校のテストの点数が上がらない」「もう学校では先の単元に進んでしまった......」とやる気が低下しやすいです。

小学5・6年生から勉強し始めても,成果が出るまで時間がかかり,達成感を味わいづらいので,学習習慣がつきにくいのです。

③子どもの考え方を変えるのに時間がかかるから

小学5・6年生で学習内容の取りこぼしが溜まっている場合,勉強に対する苦手意識がかなり強まっている状態です。特に親から成績や勉強に関して長年怒られてきた子は,罪悪感や劣等感を払しょくするのに,多くの時間がかかります

指導・勉強しても「自分はどうせできないんだ!」「また間違えたらどうしよう......」というように,メンタル面でブロックがかかってしまうと,学習効率が著しく落ちます

小学5・6年生~中学生の生徒さんで,勉強しているとどうしても感情的になってしまい,それが原因でなかなか成果が出ない子も多く見てきました。

小学校低・中学年から,コツコツ勉強に取り組み,「前はできなかった問題ができるようになったね!」「解き直したら正解したね!」「繰り返しやればできるんだよ!頑張ったね」というように,小さな成功体験を積み重ねましょう

「自分はやればできるんだ!」という自信を身につけておけば,学年が上がって学習内容が難しくなっても心が折れることはありません

 

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東大生が意識している時間の使い方

教育事業を立ち上げ,これまで様々な生徒さんを指導してきましたが,東大や京大に合格するレベルの子は,時間に対する意識が他の子と明らかに違います

これまでの指導経験や私自身の受験経験を踏まえて,東大生が意識している時間の使い方について書きたいと思います。

【東大生が意識している時間の使い方】

①隙間時間を活用する

東大生(東大・京大に合格するレベルの子)は,隙間時間を有効活用しています。通学・移動時間や,ちょっとした待ち時間も,単語帳や一問一答集に取り組んだり,無駄にしません。

1回1回の隙間時間は数分~数十分かもしれませんが,蓄積すれば大きな時間差になります。

暗記は一度にたくさん覚えるよりも,何回かに分けて繰り返し覚える方が効果的なので,学習法としても理にかなっています。

②時間あたりの目標・ゴールを明確にする

東大生(東大・京大に合格するレベルの子)は,「30分でこの問題集を1ページ解こう」「今回の授業では,この問題を理解できるようになりたい」「授業中に出てきた知識・考え方は、授業中になるべく全て覚えてしまおう」というように,時間あたりのゴールが明確です。

何となくダラダラ勉強する,ただ授業を聞いているだけ......というように目的意識なく,漫然と時間を過ごすことはしません

その時間で自分は何を達成したいのか,目的意識がはっきりとしていれば,学習効果が飛躍的に上がります

③パフォーマンスを意識する

東大生(東大・京大に合格するレベルの子)は,自分のパフォーマンスやコンディションを把握し,時間の使い方を工夫しています。

模試の後やスランプの時期など,頑張り過ぎたときは,パフォーマンスが落ちることもあります。勉強していても内容が頭に入らないときは,自分の心・体の声に耳を傾け,思い切って数日勉強を休んだりもします。

何時間か続けて一つの教科に取り組んだ方が,思考や理解が深まる子もいれば,短時間で教科を変えて勉強したほうが集中できる子もいます。東大生(東大・京大に合格するレベルの子)は,色々な方法を試してみて,「こっちのやり方の方が身についている感じがするな」と自分に合った時間の使い方を見つけます

東大生(東大・京大に合格するレベルの子)は,決して時間を粗末に扱いません。どのように時間を使うかで,自分の未来が変わることを理解しているからです。

あなたは日々どのように時間を使っていますか。ぜひ時間の使い方を意識してみましょう!

 

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<これ止めると伸びる!>伸びない子の言動・考え方5つ

長年,数多くの生徒さんを指導してきて,伸びない子には共通点があると感じています。

今回は伸びない子の言動・考え方を5つ紹介したいと思います。お子様に当てはまっていないか,ぜひチェックしてみてください。

<伸びない子の言動・考え方>

① 他責思考

伸びない子は,他責思考です。

  • 「何であの子はあんなにできるの!ずるい!」「自分は頭が悪いからできないんだ」と才能のせいにする
  • 「家では兄弟がうるさいから勉強できない」「自習室は友達に会うから嫌だ」「図書館は閉まるのが早いから行きたくない」などと環境のせいにする
  • 「先生の教え方がわかりにくいから」「学校の先生が自分に合わないから」と他人のせいにする

才能や環境,他人のせいにしているだけでは,現状は変わりません

才能,環境,他人に原因の一部があるにしても,「では自分はどうすればいいかな?」「どう行動すれば理想に近づくかな?」「他の解決策はないかな?」と自分でできることを考える必要があります。

このような自責思考ができる子は伸びます。

② ネガティブ思考

「自分はできないんだ」「やってもどうせわからない」「無理だ」などとネガティブな考え・発言が癖になっている子がいます。

このような考え・発言は聞き手をうんざりさせますが,それ以上に発言している自分にとって悪影響です。ネガティブな発言を自分の耳で聞き,頭の中に強くインプットして,さらにネガティブな思考に陥るためです。

「ほら,やっぱりできない!」「また間違えた!どうせ無理なんだ」とちょっとした失敗にも意識を向け,悲観的になると,知識・考え方の吸収率が大きく下がります

③ 考えが甘い,失敗から学ばない

少し勉強したら,自分が望む成果が得られると思っている子がいます。

「1週間前から定期テストの勉強をやれば間に合うよね」

「前日に少し小テストの勉強をすれば,合格点を取れるよね」

本当にこれで成果が出る子もごく少数いますが,9割の生徒さんはこんなに上手く行きません。

そして,定期テストで何度悪い点数を取っても,小テストで何度不合格になっても,そこから学ばない子が多いです。

上手く行かないとき,「なぜ上手く行かなかったかな?」「どうすれば次から上手く行くかな?」と原因を分析して対策を立てることが大切です。伸びる子には,このような問題解決力があります。

④ 行動しない

伸びない子は「先生,どうすればいいですか?」と聞いてくる割に,アドバイスを実践しません。アドバイスを聞くだけで,実行に移さなければ現実は何も変わりません

「勉強ができるようになりたいな~」と言いながらも,勉強しない子がいますが,これまでと同じやり方・勉強量で成果が出るはずがありません

伸びる子はまず自分で考えて勉強します。そして,「こうやってみたんですけど,どうでしょうか?」「こっちのやり方のほうが良いでしょうか?」などと具体的に質問し,そこで得られたアドバイスをすぐに実行に移します

「この前教えてもらったことを試してみました!」「こうアレンジしようと思うのですが,どうでしょうか?」というように,どんどん行動してくので,成長スピードが非常に速いです。

⑤ すぐ投げ出す

伸びない子は何かにつけて,勉強をすぐに投げ出します

  • 数週間や数か月で思うような成果が出ないとき
  • テストで悪い成績を取ったとき→落ち込んで勉強しなくなる
  • テストで良い成績を取ったとき→油断して勉強しなくなる
  • 数か月経って勉強に飽きてきたとき

勉強は1年,2年,3年......と,継続してコツコツ取り組むことが何より大切です。数週間や数か月で思うような成績が取れることは稀です。

テストで良い成績であれば油断して勉強しなくなり,悪い成績であれば落ち込んで勉強しなくなる子がいますが,このようにテストの結果で一喜一憂して勉強しない期間があると,数か月のブランクが生じるので当然伸びません。コツコツ勉強している子に追い抜かれてしまいます。

家庭教育でできること

伸びるかどうかは,勉強内容・やり方以前に,子どもの考え方が鍵であることがおわかりいただけたと思います。

タイミングを見て,保護者の方からお子様にぜひ次のような話をしてみてください。

① 他責思考の子には......

「自分でできることはないかな?」

「確かにそうかもしれないけど,環境や他人のせいにしても何も変わらないよ」

自分でできることを考えよう

② ネガティブ思考の子には......

「『無理だ』『どうせわからない』が口癖になってるよ」

「そういう言葉を発して,自分の耳で聞くと,脳がますます『無理だ』『どうせわからない』と思ってしまうから,ネガティブな発言は意識的にやめるようにしよう」

③ 考えが甘い,失敗から学ばない子には......

「今回,なぜ思うような結果が出なかったかな?」

失敗から学んで,次に生かすことが大事だよ」

「もっと前もって取り組めば,良い結果になったんじゃないかな?」

「次は3週間前から取り組み,苦手なところは解き直しもしよう」

④ 行動しない子には......

行動しないと現状は変わらないよ」

「勉強ができるようになりたかったら,勉強するしかないよ」

「自分が今,何に時間を費やすか・どう行動するかで,自分の将来が変わるんだよ」

⑤すぐに投げ出す子には......

「数週間や数か月で諦めずに,何年もコツコツ取り組むことが大事だよ」

「スポーツでも音楽でもモノ作りでも同じだよ」

「一時の結果に一喜一憂せず,大きな目標(入試など)に向かって,今できる限りのことをしよう

自分の感情に振り回されず,自己コントロールができるようになるといいね」

 

このような考え方は,勉強面に限らず,きっと社会に出てからも役立つはずです。

 

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自律学習トレーニング モニター募集のお知らせ~東大卒 家庭教育コンサルタントが指導します!

2名様限定で,自律学習トレーニングのモニターを募集します。

東大卒 家庭教育コンサルタントが,子ども自身で目標を持ち,計画を立て実行できるよう導きます

【サポート内容】

目標から逆算して計画を立て,日々のタスクに落とし込みます。
② 毎日タスクを実行していただきます。アプリでノートや問題集の写真を提出してもらいます。
講師が週2回チェックし,コメント・アドバイスします。

+月2回のオンライン面談で,目標や計画,進捗状況の確認,学習法・教材のアドバイスを行います。

【お客様の声】

・志望校、学習目標・計画の相談に乗ってもらいたくても,学校や塾では対応してくれず,個別に相談に乗ってもらえて助かった。

子どもに合った教材を提案してくれたり,英単語テストの作成や,作文,過去問答案の添削もしてくださり,大手の塾ではなかなか手が行き届かない細かなケアをしてもらえた。

・ノートや問題集の写真を送るとコメントをもらえるので,モチベーションが維持できた。

・これまで自分で目標や計画を立てたりしてこなかったが,目標から逆算して計画を立てる習慣が付き,自分で考えて勉強できるようになった。

・これまで図書館か自習室でしか勉強できなかったのに,家で勉強できるようになった。

・これまで自分で勉強できなかった子ども。次第に自分で勉強できるようになり、「自分で立てた計画を実行するために塾に通う時間がもったいない」と言い始め、退塾しました。親として嬉しい限りです。

【こんな方におすすめ】

子ども自身で考えて,計画的に学習できるようになってほしい。
・子どもに学習習慣をつけたい。
・家庭教育や学習について個別のアドバイスがほしい。
塾や自宅学習の効果を最大化したい。

基本的に小中学生のお子様・保護者様が対象ですが,それ以外の方もご相談に応じます。

【料金】

月額30,000円(税抜)のところ,モニターの場合,1か月間 無料とさせていただきます。2か月目以降もご受講を希望される場合は割引価格をご案内いたします。

【応募方法】

モニター応募を希望される方は,5月24日までにcontact@terak.co.jpまでメールをお送りください。2日以内に弊社より返信がない場合,お手数ですが050-3595-0904までお電話ください。

応募者多数の場合は,抽選とさせていただきますので,ご了承くださいませ。

 

勉強ができるようになるたった一つの方法

どうやったら勉強ができるようになりますか?」と生徒さんや保護者の方に聞かれることがありますが,方法はたった一つしかありません。

それは,「自分でできるようになるまで何回でも解き直す」ということです。

勉強が苦手な子は,できるようになるまで,解き直しの回数がかなり必要です。1~2回で終わってしまうとできないままですが,5回,10回と解き直すと必ずできるようになります。それを1~2回で終わってしまうから,勉強ができないままなのです。

1~2回解くだけで理解できる子も確かにいます。

「早く勉強ができるようになる方法はないですか?」と聞かれることもありますが,5~10回解き直しが必要な子が,1~2回問題を解くだけで理解できるようになる特効薬はありません

もしそのような特効薬があるのなら,皆,ここまで勉強で悩んでいないでしょう。

日々コツコツと学習に取り組むことが大切

繰り返し解くと,その分時間がかかります。5~10回解き直しが必要な子が,他の子と同じようにテスト1~2週間前に勉強をはじめても,間に合わない可能性が非常に高いです。

解き直しの時間を多く確保できるよう,日頃からきちんと学習に取り組んでおくことが大切です。

勉強ができるようになる,ラクな方法を探していませんか?

勉強ができるようになるためには,「勉強する」という行動を継続するしかありません。勉強を継続するうちに,10回の解き直しが必要だったところ,5回,3回でできるようになり,だんだんとコツを掴むスピードが速くなってきます

勉強しないことには,コツを掴めないままです。勉強ができるようになる方法を探す前に,一回でも多く毎日問題を解くようにしましょう。

 

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中学・高校受験生も東大・京大卒の先生に教わった方が良い?

中学・高校受験生の保護者様から,「東大・京大卒の先生から教わりたい」「それもあって多田先生に指導をお願いした」という声をいただくことがあります。
一方,「中学・高校受験なんて,東大・京大卒の先生でなくても,偏差値50~60くらいの大学を出ている先生なら教えられるからいいんじゃないの?」という声も耳にします。

実際のところどうなのでしょうか。

東大・京大卒の先生に教わることのメリット

東大・京大に合格したということは,かなり高いレベルの受験知識を有しています。

東大・京大に合格するレベルに到達するまでに,その先生自身,学習法を試行錯誤したり,壁にぶち当たり都度乗り越えたりして,様々な経験を積んでいます

したがって高い視座から,生徒の学習状況を把握し,アドバイスすることができます。行き詰まっている原因を明らかにし,その子に合った解決策を導き出すことができるのです。

「そういうもんでしょ」「こうしなさい」と他の先生が決めつけたり,指示したりするような場面でも,「こうしてみるのはどうかな?」と他の解決策を提案することができるでしょう。

一つの指導法・説明の仕方で生徒が理解できないときも,別の方法でアプローチできるので,東大・京大卒の先生に教わると「これまでわからなかったことがわかるようになった!」という生徒さんは多いです。

東大・京大に合格するレベルに到達するまでに,スランプに陥ったり,ライバルに負けたり,辛く悲しい思いもたくさん経験しているので,東大・京大卒の先生はメンタル面のフォローも上手い傾向にあります。

真剣に勉強に向き合ってきたからこそ,勉強ができないときの苦しさ,成績が上がらないときのやるせなさを,心底理解しているのです。

「中学・高校受験において先生の学歴は関係ない」「東大・京大受験以外は,東大・京大卒の先生でなくても良いでしょ!」ということは決してないと思います。

 

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【タブレット学習 VS 紙で学習】どちらが効果的?

最近,学校でもタブレット学習が行われ,大手学習塾や通信教育サービスも,タブレットを使った教育プログラムに力を入れています。

タブレット学習と紙での学習は,どちらが効果的なのでしょうか。

デジタルと紙の違い

カリフォルニア大学ロサンゼルス校のメアリアン・ウルフ教授は,電子書籍と紙の本の違いについて,次のように述べています。

電子書籍は,情報のスキミング(上澄みをすくいとること)を手助けする。大量の情報を扱えるが,読み飛ばしを助長する。

紙の本の強みは,言葉や概念の咀嚼である。

 

参考記事

newspicks.com

 

タブレット学習と紙での学習に置き換えて考えてみると,タブレット学習はその性質上,読み飛ばしが発生する可能性があります紙での学習の方が,言葉や概念を咀嚼できるので,複雑な問題をじっくりと考えるのに向いています

私の教室に通ってくれている生徒さんで優秀な子ほど,「タブレット学習はあまり好きじゃない」「紙で勉強したい」「今までやってきた通信添削が,タブレット学習になって紙の教材が廃止されるそうだから辞めようと思う」などと言います。難易度が高い問題ほど,紙媒体でじっくりと読み解いて思考を深める必要があるからでしょう。

また,勉強ができる子ほど,学習内容が身についているかどうかの感覚が鋭く,「タブレットは学習内容が身につかない感じがする」「紙の方が考えやすい」というように敏感に感じ取るのだと思います。

タブレット学習のメリットももちろんあります。勉強が苦手な子は,タブレットの方が学習しやすいでしょう。映像を見ることで視覚的に理解できたり,クイズ形式でゲーム感覚で勉強に取り組めたり,学習への抵抗感が軽減するかもしれません。

また暗記に取り組むときなど,自分が間違えた問題のみをピックアップして再度出題してくれたり,タブレット学習も使い方によってはかなり役立ちます。

タブレット学習で概要を掴んだり,子どもの興味を引き出したりする→発展的な学習は紙媒体で行うというように,タブレット学習と紙での学習を上手く併用できると効果的だと思います。

 

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