2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『「学力」の経済学』から学ぶ教育⑨「学力テスト結果の責任は家庭にもある」

文部科学省が毎年実施している「全国学力・学習状況調査」では,都道府県別順位が公表され,大きな話題となります。しかし『「学力」の経済学』著者は,学力テスト都道府県別順位は,学校教育の成果を測るうえでほとんど意味がないという見解を示しています…

『「学力」の経済学』から学ぶ教育⑧「将来子供が成功するために本当に必要な力」

「忍耐力がある」「社会性がある」「意欲的である」といった人間の気質や性格的な特徴を非認知能力と呼び,非認知能力が,将来の年収,学歴や就業形態にも大きく影響することは,前回記事で述べた通りです。 blog.terak.jp 『「学力」の経済学』では,非認知…

『「学力」の経済学』から学ぶ教育⑦「幼児教育が重要な理由」

前回,子供がなるべく小さいうちから,教育にお金や時間をかけた方が良いことを述べました。就学前の子供の方が,年齢が高い子供と比較して,教育に対する投資の収益率が高くなるためです。 blog.terak.jp 今回は,なぜ幼児教育が重要かについて,もう少し掘…

『「学力」の経済学』から学ぶ教育⑥「子どもが小さいうちに教育に投資しよう」

事業活動を通じて,「いつ子供の教育にお金をかけるのが良いでしょうか」という相談を受けたり,「まだうちの子は小さいから,もう少し大きくなってから良い教育を受けさせようと思います」「高校受験や中学受験前にお金をかけるつもりです」という意見を耳…

『「学力」の経済学』から学ぶ教育⑤「良い学校に入れるのが子供にとってプラスとは限らない」

「子供にはなるべく良い学校に入ってほしい」,「レベルの高い友達に恵まれるとプラスの影響があるにちがいない」,「良い学習環境を与えてあげたい」――保護者様のこのような意見をよく耳にします。今回は,友達が与える影響・子供にとっての良い環境につい…

『「学力」の経済学』から学ぶ教育④「テレビやゲームを止めない子供への効果的な対処法」

「子供がテレビやゲームばかりして困っている」という保護者様は少なくありません。今回は,テレビやゲームを止めない子供にどのように接するのが効果的なのか,考えていきたいと思います。 テレビやゲームを止めさせても学習時間は増えない 『「学力」の経…

2016年1月7日静岡新聞にて「テラックのIT教育」が紹介されました

2016年1月7日,弊社「プログラミング講座」「ワンダーリストを活用した教育プログラム」に関する記事が静岡新聞に掲載されましたので,お知らせいたします。 関連記事 blog.terak.jp

『「学力」の経済学』から学ぶ教育③「褒める教育に潜む危険」

「子供に自信を持たせたいので,積極的に褒めるようにしています」「勉強しないときには特に褒めてやる気を出させます」とおっしゃる保護者様は少なくありません。そもそも「褒める教育は効果的なのか」という問いについて,今回は考えていきたいと思います…

『「学力」の経済学』から学ぶ教育②「子供をご褒美で釣ることの落とし穴」

今回は,「子供を勉強させるために,ご褒美で釣ってはいけないのか」という問いについて考えてみたいと思います。 「目の前ににんじん」作戦は子供をすぐ机に向かわせる 『「学力」の経済学』において,子供が勉強を先送りにする理由は,目先の満足を優先さ…