教育理論

中学受験と大学受験で求められる力の違い

中学受験と大学受験では求められる力が違います。中学受験の勉強が間に合わなかったとしても,子どものやる気と努力次第で道は開けます。

東大卒業生が考える日本の教育の問題点とは?学歴があっても幸せになれるとは限らない!?

私は受験競争を勝ち抜いて,東京大学に合格し,卒業後,社会に出ましたが,日本の教育について思うところがあります。 それは,日本の教育制度の延長上に,幸せな人生がないかもしれないということです。 「一所懸命に勉強し,良い成績を取ってレベルが高い…

<受験前で不安な保護者の方へ>受験の合否より大切なこと

受験が近づいてくると,「頑張っても落ちるかもしれない」「本当に合格できるのかな!?」という不安が大きくなり,視野が狭くなって子どもを信じられなくなるというご相談を多く受けます。そんなときに考えていただきたいことについて書きました。

勉強のやる気が出ないときの対処法

勉強のやる気が出ないときの対処法について紹介しています。①5分だけ勉強してみる、②目標を思い出す、③思い切ってお休みする

親は子どもの勉強をどこまで見るべきか,見るべきポイントは?

「親は子どもの勉強をどこまで見ればいいんだろう?」と疑問に感じていらっしゃる方も多いと思います。親が子どもの勉強をどこまで見るべきか、介入すべきポイント、どのような声掛けをすればよいかについてお伝えします。

塾に行って成績が上がる子・成績が上がらない子のちがい

塾に行って成績が上がる子もいれば,上がらない子もいます。両者のちがいや,なぜそのような差が生まれるのかについて説明しました。

<1か月で数学のテストが10点上がった!>東大卒業生が教える!着実に成績を上げる方法~一つの教科・範囲に絞って勉強しよう

成績が上がらないとき,焦って「あれもこれも......」と色々な教科や教材に手を出していませんか。 成績が平均点くらい~平均点以下の場合,まずは一つの教科・範囲に絞って学習に取り組むのが効果的です。 小さな目標を達成していけば,次第に大きな目標も…

子どものやる気を引き出すのは塾の役割?

色々な保護者の方と話していると,「子どものやる気は塾が引き出してくれる」と思っていらっしゃる方もいるように感じます。 実は,子どものやる気を塾で引き出せる場合と,引き出せない場合があります。両者の差は,子どもが素直に先生のアドバイスを聞ける…

「早く解きなさい!」と子どもを急かすと,考える力が育たない

子どもが問題を解くのに時間がかかっていると,イライラして「まだ考えてるの?早く答えを出しなさい」と急かしたり,子どもに答えを教えてあげたりする親がいます。 しかし,このような接し方をしていると,子どもの学力は伸びなくなります。学年が上がるに…

「悪いことをしている!」と子どもの行動を決めつけていませんか

親子向けの講座や保護者向けセミナーを開催していると,親の声掛けが子どもに影響を与えていると感じることが多くあります。 子どもが心を閉ざしてしまったり,思春期に反抗期がひどくなってしまったりする原因として,「親が子どもの行動を決めつけている」…

学習効果を最大化するには?インプットとアウトプットのバランスが鍵

成績が上がらないからと言って,塾の授業数を増やすご家庭があります。しかし実際のところ,授業数を増やしても,成績が上がらないことがほとんどです。 なぜかというと,成績を上げるためにはアウトプット(=自分で問題を解くこと)が大切だからです。 塾…

受験での1点の重要性とミスの厳しさ~その1点のミスが命取り!

「ここはミスだったから」「本当はできたんだよ」というようにミスを軽くとらえている子どもが少なくありません。しかし,受験においてこのような姿勢は命取りです。 受験では,1点の差に何十人もがひしめき合っています。1点でも合格点に足りないと,不合格…

将来の夢が決まったきっかけ、どのくらいまでに将来の夢を決めておくのがいいのか

先日,とある中学校でキャリア教育の授業を行いました。その際に中学生から様々な質問をいただきました。同じような疑問を持たれている方もいるかもしれないので,ブログでも回答をまとめておきたいと思います。 今回の質問 小さいときの将来の夢は何でした…

中学2年生からの質問「我慢強くない方なのですが,どうしたら諦めずに続けられるか」

とある中学校でキャリア教育の授業を担当させていただくことになりました。せっかくなら,生徒さんたちにとって有意義な時間になるといいなと考え,私のプロフィールを見ていただき,事前質問を募集しました。 たくさんの質問をいただき,感激したのと同時に…

作文や小論文に取り組むことでコミュニケーション力が向上する?

『仕事ができる人はやっている!他人との「コミュニケーション障害」を克服する方法』という興味深い記事を見つけました。https://www.lifehacker.jp/article/2311_book_to_read-1352/ 本記事では,仕事ができるようになるために必要なコミュニケーション力…

中学2年生からの質問「自分を信じるためにはどうすればいい?」

来月とある中学校でキャリア教育の授業を担当させていただくことになりました。せっかくなら,生徒さんたちにとって有意義な時間になるといいなと考え,私のプロフィールを見ていただき,事前質問を募集しました。 たくさんの質問をいただき,感激したのと同…

高卒・大卒のちがいを子どもにどう説明する?【進路相談・設計】

最近,中学3年生の生徒さんの保護者の方から,進路についてご相談を受けました。「子どもが高校を卒業したら働こうとしているけれど,親としては大学まで行った方が良いと思う」「でも,子どもにどう伝えて良いかわからない」とのことでした。 高卒・大卒の…

勉強する=知識を丸暗記することではない!~東大過去問を見てみよう

勉強する≠知識を丸暗記する 勉強する=知識を丸暗記することだと思っている方がいます。子どもに細かな知識を覚えさせる親や,自分が知っている知識をひけらかす子ども(大人)もいます。 しかし今の時代,Webで検索すれば,ほとんどのことがわかります。細…

プレッシャーや自信のなさを力に変える方法~入試直前期の受験生へ

入試がすぐそこまで迫ってきて,不安や焦りを感じている生徒さんが増えてきています。入試に関係なく,普段からプレッシャーに弱かったり,自信がなかったりして悩んでいる方もいるかもしれません。今回は,そのような心理的なストレスを力に変える方法につ…

宿題をきちんとやると自信につながる

これまで色々な生徒さんを指導してきて,宿題への取り組み方が,授業態度や意欲,自信に関係していると感じます。 宿題をきちんとやってきたときは,「宿題やってきました!」と笑顔で自ら報告し,授業に積極的に参加するのに対し,宿題をやってこなかったと…

〇〇ができない子は勉強もできない!

〇〇に入る言葉は...... 生活面で〇〇ができない子は,勉強もできません。〇〇に入る言葉は「片付け」です。 片付けができない子は,身の回りの物や持ち物の管理ができません。勉強をしようとしても,次のような問題が生じてしまいます。 家で勉強する際,問…

〈子どもの語彙力の付け方〉わからない言葉があるとき,紙の辞書を使う?電子辞書?それとも親が説明する?

「子どもが知らない言葉が出てきたとき,紙の辞書を引かせた方がいいですか」「電子辞書でもいいでしょうか」「親が説明したほうが効果的ですか」というご質問をいただくことがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので,状況やお子様の様子に応…

「うちの子には良いところがない」は本当か?

家庭教育で子どもの良い点に目を向け,それを伸ばしていくことで,将来子ども自身が納得のいく人生を歩みやすくなります。しかし,保護者様の中には「うちの子には良いところが本当に無いんです」「何の才能もありません」と言う方がいらっしゃいます。本当…

毎日同じ時間勉強したほうが良い?

「子どもの気分にムラがあって,勉強できる日とできない日があります」「毎日同じ時間,勉強したほうが良いですか?」というご質問を受けることがあります。 結論から言うと,毎日同じ時間勉強できなくても構いません。 特にお子様が小学校低学年の場合,ま…

【合格確率を上げるために】受験前,この5つだけはチェックして!

受験生を指導してきて,毎年受かる子・落ちる子を見てきました。受かる子と落ちる子は何が違うのか,どうすれば合格確率を上げられるのか,今回はチェック項目を5つご紹介します。 ①丸付け・やり直しをきちんとしているか 何度も記事でお伝えしていますが,…

「このまま勉強したら合格できる!?」~受験前のメンタルコントロールについて

受験が近づいてくると,「このまま勉強すれば合格しますかね!?」「このまま行くと落ちますよね......」というような質問をいただくことがあります。 12月頃になれば,合格する子・落ちる子のちがいが顕著に表れてきますが,今の時期はまだ挽回可能です。た…

こんな先生・授業は要注意!子どもをダメにする教え方

大学時代から塾講師のアルバイトをしてきて,現在は教育事業を立ち上げ,様々な先生や生徒さんを見ていますが,「この指導は良くないな」と感じることがあります。 それは「先生が自分の知識を教えることを目的にしている」「教科書通りの授業を行うことをゴ…

【東大卒・家庭教育コンサルタントが伝授】子どもの自己肯定感を高める声掛け・接し方

Webメディア「ソクラテスのたまご」にて,子どもの自己肯定感を高める声掛け・接し方に関する記事を執筆させていただきました! 子どもを叱ってばかりという方,子どもの褒め方・叱り方がわからないという方,ぜひご覧ください!下記リンクより記事をお読み…

AI時代、漢字の学習はもう必要ない!?

調べたらすぐに正しい漢字がわかり,PCで文章を書くことも多いこれからの時代,漢字の学習はもう必要ないのでしょうか。保護者の方から,「これからはあまり漢字の学習は必要ないですよね」というような質問をいただくことがありますが,私は漢字の学習はこ…

小学生のころから英語を学習すべき?小学校の英語教育について

英語学習に幼少期から取り組んでも意味がない!? 幼少期から英語学習に取り組んでも,中学校で本格的に英語学習を取り組み始めた子に追い抜かれてしまう......というのはよく聞く話です。 私も周りの東大生も,幼少期から英語学習に取り組んできた子は少な…