家庭教育や習い事の効果の見極め方

日常の子供の態度に対して,叱ったり,時には励ましたり,各家庭なりの対処をされていることと思います。「~しなさい!」と子供に指示したり,逆にあえて見守りに徹して声掛けしない場合もあるかもしれません。あなたの家庭教育は本当に効果的でしょうか。学習塾をはじめ,ピアノ,水泳,そろばんなどの習い事にも通われているかもしれません。それは本当に子供のためになっているでしょうか。もし効果がないのであれば,時間・エネルギー(・お金)の無駄ですので,考え直す必要があります。まずは効果の有無を以下の方法で見極めてみましょう。

(1)現状を把握する

家庭教育・習い事の現状を書き出してください。現在,どのような家庭教育を実施していますか。子供にどのような声掛け・接し方をしていますか。「『勉強しなさい』と言っている」,「起床・就寝の声掛けをしている」,「宿題のチェックをしている」など,自由に記述してください。また現在,どのような習い事に通っていますか。習い事にはどのような効果を期待していますか。一度紙に書き出してみてください(紙に書き出すことの重要性については,以下の記事で触れています)。

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(2)ゴールを明確にする

将来,子供にどのような大人になってほしいかお考えください(以下,関連記事です)。そしてぜひ紙に書き留めてください。

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(3)現状を振り返る

現状の家庭教育・習い事を継続していて,理想の子供の将来像(=(2)で設定したゴール)に近づくでしょうか。近づく場合は〇,近づかない場合は×を付けてください。

×が多かった方,安心してください。最初は×が多く付く方がほとんどです。本ブログで×を〇に変えるためのヒントをお伝えしていきます。

〇が多かった方はかなり良い家庭教育を実施されています。さらにゴールに到達する可能性を高めるために「不足している点はないか」考える余地があります。現状にプラスして取り組んだ方が良い家庭教育・習い事はないでしょうか。不足点を発見するには,ゴールに到達するために子供がどのような力を身に付けるべきか,分解して考える必要があります。これはかなりの応用問題なので,すぐには答えが見つからないかもしれません。本ブログ閲覧を通じて新しい気付きや知見を得て,少しでも考察を深めていただければ幸いです。

 

 

習い事を始めるか,あるいは辞めるか続けるか悩んでいる場合は,以下の記事をご覧ください。

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通信教育,学習塾,家庭教師のうち,どれが子供に合っているかを知りたい!という場合,以下の記事をご覧ください。

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