今回は,物を引っ張り移動させられるプルロボットづくりから。
「何分でロボットを作れるか,時間を測ろうよ」という生徒さんのリクエストにより,計測してみると......なんと約15分でプルロボットを完成させることができました!
しかしロボットをつくって終わりではありません。
「重りの重さを変えたらどうなるんだろう?」「どの程度の重さのものまで運べるんだろう?」「タイヤを付けたら,より重いものを運べるのだろうか?」――様々な疑問について,実験・検証します。
まず空の紙コップから。楽々運べます。
お茶の入った紙コップは運ぶことができませんでした。
PSPも重すぎるようです。
プルロボットにタイヤを付けるとどうでしょうか。先ほどは運べなかったPSP移動させることができました!
iPad miniも運べます。
ケース付きのiPadは重すぎて,タイヤ付きプルロボットでも運ぶことができませんでした。
次はゴール直前で停止するレースカーづくり。
ゴールまでのタイムを測定できるよう,プログラミングします。
そしてタイヤの大きさを変えて,タイムの違いについて検証します。
大きなタイヤの方が,タイムが速いことが分かりました。
ロボットづくりを通じて,「なぜだろう?」「こうやったらどうなるんだろう?」と疑問・興味を大切にし,主体的に学ぶ習慣を身に付けてもらえればと思います。