『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる 最高の子育てベスト55――IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法』(トレーシー・カチロ―著/ダイヤモンド社)をもとに,効果的な家庭教育について考えます。
いまの科学で「絶対にいい! 」と断言できる 最高の子育てベスト55―――IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法
- 作者: トレーシー・カチロー,鹿田昌美
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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親が「もう寝る時間よ!」「早くしないと遅刻するよ!」と急かしてばかりで,子どもが自ら行動しないという場合,どうすればよいのでしょうか。
チェックリストをつくる
「やることリスト」をつくり,それに沿って子どもに行動してもらうことを,本書は推奨しています。毎日のルーティーンは,子どもの自制心や独立心を育てるという研究結果があります。
研究データからも、このやり方が正しいことがわかります。ルーティーンは子どもを助けるのです。
- 未来の計画をし、予測を立てることが、「実行機能」の発育をうながす。
- 繰り返し練習した後にタスクができることで、「独立心」が芽生える。
- 「自制心」を鍛える練習になる。
著書『子どものちゃんと「やり抜く力」は6歳までに決まる!』(多田淑恵著/PHP研究所)でも,計画を立てることやToDoを見える化することの重要性について述べました。
「歯磨き」「朝食」「着替え」「トイレ」など,やるべきことを子どもと一緒に話し合いながら,チェックリストをつくりましょう。そうすれば,「早くしなさい!」「歯磨きをしなさい!」とガミガミ言わなくても,「今は何をする時間かな?」「次は何をするんだっけ?リストを見てみよう」と声かけするだけでよくなります。お母さん,お父さんもラクになりますので,ぜひ一度試してみてください。
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