『勉強法以前の「勉強体質」のつくりかた』(伊藤敏雄著/主婦の友社)をもとに,効果的な家庭教育について学びます。
教科書や問題集より「クイズ」が効果的
『勉強法以前の「勉強体質」のつくりかた』では,教科書を読んだり問題集を解いたりするより,クイズにするほうが効果的であると書かれています。
なぜなら,勉強は頭の中に何かを詰め込むことではなく,何かを覚えて思い出すことが大切だからです。クイズを通して,「頭の中に入れる→覚えている→思い出す」練習ができるので,効果的な学習法であると言えます。
親が子どもにクイズを出してみよう
子どもが低学年のうちは,親が子どもにクイズを出してみましょう。
- 奈良時代の次の時代は?
- 福がつく都道府県は?
子ども自身でクイズを出せるようになろう
子どもの自律を考えると,子どもが自分で自分にクイズを出せるようになってほしいです。小学校高学年や中学生以降は,子ども自身で教科書を読んで,ぜひクイズを作ってもらいましょう。
自分でクイズを作れるのが一番ですが,もし時間が無い場合は,市販の一問一答集でも良いと思います。「覚える→思い出す」の練習ができるので,テストのときに「覚えられていなかった!」「もっと覚えられていると思ったのに」と焦らずに済みます。
私自身,子ども時代に「自分で自分にクイズを出す」学習法で勉強してきたので,効果を実感しています。ぜひ試してみてほしいです。