『「非認知能力」の育て方 心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育』(ボーク重子/小学館)をもとに,効果的な家庭教育について学びます。
「非認知能力」の育て方~心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育~
- 作者:ボーク重子
- 発売日: 2018/11/30
- メディア: Kindle版
「非認知能力」とは,「テストの結果」や「IQ」などの数値化できる能力ではない,「くじけない心」「想像する力」「コミュニケーション力」「問題解決能力」「やり抜く力」「我慢する力」など「生きる力」のことです。幸せな人生を自ら切り拓いていくにために,「非認知能力」は大きな武器になります。
「非認知能力」を育む入口=「好き」
著者は「非認知能力」を育む入口は「好き」であると述べています。
- 好きだから自分からやる
- 好きだから諦めない
- 好きだからより良い方法を考え出す
- 好きだから続けられる
- 好きなことをしているから自己肯定感、自尊心、自信が高まる
- 自分を大切にできるから他人に対して共感力や協働力を発揮することができる
- そんな自分だから応援してくれる人が現れる
親がやらせたいことではなく,子どもが本当に好きなこと・やりたいことを見つけることが大切です。
- 親が希望する進路や習い事を押し付けていないか
- 無理やり勉強ばかりをやらせていないか
このようなことに気を付けながら,子どもが好きなこと・夢中になれることを見つけるサポートをしましょう。
子どもが好きなこと・夢中になれることを見つける方法については,以下の記事で詳しく紹介しています。
子どもが好きなこと・夢中になれることをなかなか見つけられないからといって諦めずに,色々な経験や挑戦をさせることが大事です。勉強で忙しくなる小学校高学年,中学入学前に,好きなことの芽,興味のある方向性を見つけられるといいのかなと思います。時間に余裕のある幼少期のうちに,子どもの好きなこと・夢中になれることを探す取り組みをスタートしましょう。
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