子どもの創造力を養うために,コントロールしようとしない

『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(ジュリア・キャメロン著/サンマーク出版)をもとに,効果的な家庭教育について考えます。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

 

付き合うと創造的な人生が破壊されてしまうクレイジーメーカーが存在するそうです。クレイジーメーカーとはどんな人物なのでしょうか。

【クレイジーメーカーの特徴】

  • 約束を破り,予定をだいなしにする。
  • 特別扱いを期待する。
  • つねに相手の都合を無視する。
  • あなたの時間とお金を奪う。
  • 非難のプロである。
  • 自分の予定以外の予定を嫌う。
  • 自分がクレイジーメーカーであることを認めない。

子どもにとって「クレイジーメーカー」になっていませんか?

子どもの創造性をことごとく破壊してしまう高圧的な親もクレイジーメーカーであると本書では書かれています。子どもに次のような接し方をしていないでしょうか。

  • 子どもとの約束を破る。
  • 親だから「子どもが~してくれて当たり前」と思う。
  • 子どもの都合を無視して,親の都合を押し付ける。
  • 子どもを責めたり怒ったりすることばかりである。
  • 親が悪いときも非を認めたり,謝ったりしない。

このような接し方をしてしまう場合,子どもは親に従うものだ,親が子どもをコントロールしたいという考えが根底にあるように思います。 子どもが親の言うことを聞いてくれると,短期的に見れば物事がスムーズに進むかもしれません。しかし長期的に見ると,子どもは創造性を発揮できず,自分らしい幸せな人生を歩むことが難しくなってしまいます。日常の家庭教育で子どもをコントロールしない,自分とは別の人格として尊重することをぜひ心がけてみてください。

 

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