子どもに合った学習法を見つけよう~『「超」勉強力』から学ぶ家庭教育⑦

『「超」勉強力』(中野信子, 山口真由 著/プレジデント社)をもとに,効果的な家庭教育について考えます。

「超」勉強力

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『「超」勉強力』(中野信子, 山口真由 著/プレジデント社)をもとに,効果的な家庭教育について考えます。

「超」勉強力

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 学習法は一通りではない

本書では著者の山口氏の学習法について紹介されています。山口氏は教科書でも参考書でも,すべてストーリーとして読んでいると言います。

〔……〕ストーリーとして読んでいくことで、流れとともに全体の内容を覚えやすくなります。そうすれば、自分の言葉でアウトプットできるようになるでしょう。

語呂合わせや映像と組み合わせて覚えるような方法もありますが,これらの方法は山口氏には合わなかったそうです。

〔……〕ものごとを単独で覚えるのが苦手なので、「いい国(1192)つくろう鎌倉幕府」と覚えてもまったくイメージがわきません。

子どもに合った学習法を見つけることが大切

私は逆に語呂合わせや視覚的に覚えることが多く,ストーリーとして読む学習法は苦手で内容が頭に入ってきませんでした。

どの学習法が良い・悪いというのではなく,その子に合った学習法を見つけることが大事です。そのためには,子ども自身で色々な学習法を試し,試行錯誤していくしかありません。「書かないと頭に入らないでしょ」「そんな学習法は止めなさい」と親が学習法を押し付けるのは良くありません。親に合った学習法と子どもに合う学習法は異なるからです。

子どもの学習法で成果が出ない場合は,「こんな方法はどうかな?」「今度はこの学習法を試してみよう」と一緒に話し合いながら,「この学習法どうだった?」「勉強しやすかった?」と子どもの意見を聞きながら,子どもに合った学習法を見つけていきましょう。

 

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