中学校で困らないために!小学生の子どもの学習が上手く行っているかチェックする方法

 

「子どもの勉強が上手く行っているか分かりません!」「どれくらいできたら中学校で困らないんだろう?」「上手く行っているかわからないから焦ります」というご相談を受けることがあります。

小学生の子どもの学習が上手くいっているかをチェックするには,次のような点を確認しましょう。

①学校のカラーテストでどれくらい取れているか?

間違いの原因にもよりますが,7割以上は正解したいところです。7割取れていない場合は,学校の授業内容を理解できていない可能性があります。

もし7割以下のカラーテストがある場合は,その範囲の単元別ドリルに取り組むことをおすすめします。難しいものだと子どものやる気が低下してしまうので,学校授業と同じレベルの基礎的な教材を選ぶようにしましょう。

②春休み、夏休み、冬休みに前学期の復習をしてどれくらい正解できるか?

カラーテストは単元学習後すぐに取り組むものなので,高得点をとれる子が多いです。1ヵ月,2ヵ月経った後も内容や考え方を忘れていないか,理解できているかがポイントです。時間が経つと内容を忘れてしまっている子がいますが,それが積もりに積もっていくと,中学校に入った後,小学校の分の取りこぼしがあるので苦労します。

春休み,夏休み,冬休み等の長期休暇に総復習ドリルに取り組み,理解度を確認しましょう。その中で特に苦手な範囲が見つかったら,単元別ドリルに取り組み,早めに苦手を克服しておきましょう。

1年間の総復習ドリルとして,くもんの『学力チェックテスト』がおすすめです。

 

簡単そうに見えるかもしれませんが,問題を正確に読み解かなければ正解できない良問ばかりです。特殊な問題はなく,中学校に入ってからも役立つスタンダードな問題ばかりなので,ぜひチェックしてみてください。

③学習の習慣があるかどうか

いくら小学校のカラーテストが良くて,ドリルで正答率が高くても,学習の習慣がない場合は中学校以降で伸び悩む可能性が高いです。勉強しなくても点数が良いという場合,理解力で乗り切っていることになりますが,中学校以降のテストは勉強しないと点数が取れません。小学校ではよくできたのに,中学校以降に失速する子は学習習慣がないことが多いです。

毎日の勉強時間が5分や10分では,中学校以降が心配です。中学校で1日2~3時間勉強するのが苦痛にならないよう,小学校で1日1時間以上は難なく勉強できるという状態にしておきましょう。

今回は小学生の子どもの学習が上手くいているかチェックする方法についてお伝えしました。少しでも参考になれば幸いです。

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