「受験まであと〇ヶ月だから頑張ろう!」という声掛けは危険?

「受験まであと〇ヶ月だから頑張ろう!」=「受験がゴール」となりがち

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

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保護者の方は子どもに何とか頑張ってほしくて「受験まであと〇ヶ月だから頑張ろう!」という声掛けをするかもしれません。しかしこのような声掛けをすると,子どもは「受験=ゴール」と捉えてしまうことがあります。

「受験まであと~か月」「受験が終わったら思う存分遊んでいいよ」「中学校に入ったら好きなことをやっていいから」と子どもに声掛けして,何とか頑張らせて志望校に合格したとします。しかし実際は入学後,授業の進度が速かったり,内容が難しかったりして,現状とのギャップについていけない子がいます。「中学校に入ったら遊べるんじゃなかったの?」「思ってたのと違う」「遊べると思ったから頑張ったのに」と燃え尽き症候群になってしまい,これ以上頑張れない,学校に行けなくなってしまったという子を知っています。

受験は通過点でしかない

「受験まであと~か月」という声掛けをする際には注意が必要です。「合格したら遊べる」ということだけではなく,志望校入学後の生活を子どもに具体的に伝えておくことが大切です。

まず「合格がゴールではなく,そこからがスタートだよ」と伝えましょう。そして「上から~番くらいにいたら,こういう大学に入れるね」「こういう進路もあるんだね」「2~3か月に1回,定期テストがあるから,そこで順位が分かるね」「レポートの宿題が出るみたいだから,今から国語を頑張っておこうね」などなるべく具体的に伝え,子どもにイメージしてもらいましょう。

「不合格=人生終わり」ではない

志望校に落ちたときのことも考え,子どもと話し合っておきましょう「不合格でもそれで人生終わりじゃないよ」「落ちたら落ちたで,こういう風に頑張ればいいよ」と具体的に伝えましょう。そうすれば子どもは「受験がゴールじゃないんだ!」と気づき,合格しても燃え尽き症候群になったり,不合格でも必要以上に落ち込んだりすることはないでしょう。ぜひお子様と話し合ってみてください。

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