待っていてもやる気は出ない
本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。
勉強のやる気が出なくて困っているという相談を受けることがあります。やる気は出そうと思って出るものではありません。勉強が好きで自分からやりたい!と思える子は稀です。また,そのような子でも勉強をやりたくない時期はあるものです。
意志の力に頼ると,いつまでたってもやる気が出ず,勉強を開始できずにダラダラしてしまいます。
勉強を生活リズムの一部に組み込む
やる気が出るのを待つのではなく,勉強を習慣にしてしまいましょう。歯磨きをしたり,お風呂に入ったりするのと同じように,勉強を生活リズムの一部に組み込めば,やる気に左右されずに済みます。
【勉強を生活リズムに組み込むときのポイント】
① 集中しやすい時間帯にすること
子どもによって集中しやすい時間帯は異なります。朝起きてすぐが集中しやすい場合は,その時間帯がベストです。夜だとテレビやゲームが気になってしまう子もいます。逆に朝は眠くて夜にやった方が集中しやすいという子もいます。
集中しにくい時間に勉強に取り組むと,子どもがグズグズしてしまい,なかなかスムーズに行きません。子どもが一番集中できる時間帯に勉強に取り組むようにしましょう。
② なるべく決まった時間帯にすること
日によって学習のタイミングを変えるよりも,毎日7時~など決まった時間帯の方が習慣になりやすいです。なるべく毎日取り組める時間帯に勉強するようにしましょう。
③ 小さいうちから習慣化すること
小学校高学年や中学生以降に,必要に迫られて勉強の習慣を付けようとしても,そのころには子どもなりの生活リズムが出来上がってしまっているので,新たに学習習慣を付けるのはかなり大変です。
小学校低学年のうちから勉強を生活の一部にしておくと,保護者の方もお子様もラクだと思います。
勉強時間は最初,5分でも10分でも構いません。ぜひ子どもが小さいうちに勉強を習慣化しましょう。
★勉強のやり方,成果が出る学習法について,セミナーを開催しています。
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