子どもを理解するために,自分の子どもの頃の気持ちを思い出そう

子どもの頃の気持ち,忘れていませんか?

本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。

stand.fm

教室で次のような出来事がありました。

中学1年生の生徒さんの話ですが,中学校への提出資料の中に志望校を書く欄があったそうです。そこに,その生徒さんは「親が希望する学校」と書いていたそうです。保護者の方がそれを見て「うちの子はやっぱりやる気がない…」と相談してきてくださいました。

その生徒さんは最近勉強を頑張っていて,成績が良い友達と同じ学校に行きたいようでした。「友達と一緒に〇〇高校に行きたい!」という気持ちがあるからこそ,勉強も頑張れるようになったのかなと思っていました。

志望校の欄に「〇〇高校」と自ら書くと,周りから「その成績じゃ無理だよ」「もっと勉強しなさい」と言われるかもしれない…と考えたのかもしれません。思春期特有の恥ずかしさもあったのかなと思います。

保護者の方に,私が感じたことをそのままを伝えました。「たぶんお子様は〇〇高校に行きたいと思いますよ!最近の学習の様子を見ていても,本当によく頑張っています。不安や恥ずかしさがあって,『親が希望する学校』と書いてしまったのではないでしょうか?」とお話ししました。

保護者の方は「言われてみればその通りです。自分も子どもの立場だったら,自らその高校名を書けないと思います。思春期の気持ちを忘れていました」と納得しておっしゃっていました。保護者の方がこのように気づいてくださったことは,とても素晴らしいことだと思います。

子どもの気持ちを理解する上で「自分が子どもの頃どうだったかな?」と振り返るのはとても大事です。

「自分も勉強嫌いだったな~」「子どものことを叱っているけど,自分もコレできなかったな」「あのときはこんなことが恥ずかしかったけど,今ではなんとも思わないな」など,自分の子どもの頃の気持ち・状況を思い出してもらうと,お子様に対する理解が深まるはずです。

「自分が小学生の時はどうだったかな?」「こんなことできてたかな?」「中学生の時はどうだったかな?」とぜひ思い出したときにでも,ご自身の子ども時代を振り返ってみてもらえればと思います。

 

★勉強のやり方,成果が出る学習法について,セミナーを開催しています。

f:id:terakinc:20211006133025p:plain

https://reserva.be/terakinc/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=93eJwzNjewtDAHAARdAUM

 

 

stand.fm(音声ラジオ)

stand.fm

YouTube

www.youtube.com

Twitter

twitter.com

イベント情報

https://reserva.be/terakinc

f:id:terakinc:20210923102154p:plain

 

 

【関連放送】

stand.fm

stand.fm

stand.fm

 

【関連記事】

blog.terak.jp

blog.terak.jp

blog.terak.jp