スタンドエフエムで次のようなご相談をお受けしました。
★本内容については,スタンドエフエムでもお話ししています。
子どもの学習が短時間で終わる場合,次のようなことを確認してみてください。
① 中期・長期的目標があるかどうか
「夏休み中にこのドリルを終わらせたい→では1日このくらいのページ数を進めよう」というように,中期・長期的な目標から逆算して,1日の学習量を割り出せているか確認しましょう。
「1日2ページ」というように先にページ数を決めるのではなく,いつまでに終わらせたいか,ゴールから逆算して学習量を決めましょう。1日当たりのページ数を多くして学習完了時期を早めるのも良いと思います。
「このドリルが終わったら次はどんな勉強をやりたい?」と子どもに質問して一緒に書店に行き,決めてもらうのもおすすめです。自分はどんな勉強をした方がいいか,どこが得意でどこが苦手かなど,子ども自身で考えて戦略を立てる力は,中学校以降の学習で特に問われます。そして,自分がやりたいこと・自分で決めたことの方が,子どもはやる気になって取り組みます。
中期・長期的な目標から逆算できているか,子ども自身で目標を持つことができているかどうかを確認してみてください。
② 同じ間違いを繰り返していないか
相談者様のお子様は,丸付け,やり直しまできちんと取り組めているようで素晴らしいです。ドリルを解き進め,同じ間違いを繰り返していない場合は,今の勉強のやり方で知識・考え方が身についているということなので心配は要らないと思います。
もし正答率が上がらないままだったり,同じ間違いを繰り返してしまったりする場合は,勉強のやり方を見直す必要があります。
間違えた問題をランダムにピックアップして,「この問題を解いてみて」「今ならできるかな?」とお子様にクイズを出し,理解度を確認するのもおすすめです。
答えを1回見ただけでできるようになる子も確かにいます。実際に正答率が上がっているかどうか,間違えた問題をランダムにテストして解けるかどうかで,学習効果を測定して判断しましょう。
★勉強のやり方,成果が出る学習法について,セミナーを開催しています。
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