優しい先生=良い先生?
「あの先生は良い先生だ」「あの先生はイマイチだ」などと言いますが,その基準は人それぞれでしょう。良い教育者とは一体どのような人なのでしょうか。
良い教育者とは,子ども自身で考え決断し,後悔のない人生を切り開くサポートができる人のことだと私は考えます。学校や習い事の先生はもちろん,保護者の方も教育者です。
子どもに対して次のような接し方ができれば,良い教育者なのではないかと思います。
① 子どもの話を最後まで聞き,真意を汲み取る
子どもの発言に即座に反応して叱るのではなく,話をじっくりと聞いて,その子がどのように考え,何を望んでいるのかを知ることが大切です。子どもの考え・望みを知っているのと知らないのとでは,同じアドバイスをする場合でも,声掛けの仕方が変わってきます。
表面的な言葉に囚われてすぐに叱ったり,意見を押し付けたりすると,子どもは反発し心を閉ざしてしまいます。
一緒に話し合って解決策を探っていくために,「なぜそう思ったの?」「なるほど!そう考えたんだね」と子どもの話を最後まで聞いて,「こういう気持ちからこう発言したんだな」と真意を汲み取るようにしましょう。
★参考記事
blog.terak.jp② 子どもに情報を与える
- 今,宿題をやっておくと後でラクになるね。
- 動画やゲームは楽しいかもしれないけど,将来の自分の役に立つかな?勉強は大変なこともあるけど,将来自分の役に立つよ。なぜ勉強するか考えてみようか。
- 中学校に上がったら定期テストが始まって,勉強が忙しくなるよ。そのとき小学校の勉強が分からないと大変だから,今のうちにしっかりやっておこう。
- 今はスランプかもしれないけど,ここを乗り越えると楽しくなるよ!ここが踏ん張りどころ!
子どもが気分のままにゲームしたり,勉強を先延ばしにしたり,習い事を辞めたりするのを許すのではなく,「今,こうすると将来こうなる」「将来のためにこうした方が良いよ」など,ぜひ長期的な視点を伝えましょう。
長期的な視点を伝えないと,「そんなの知らなかった」「あのとき勉強の重要性を伝えてくれたら,もっと勉強したのに」「あのとき辞めずに,もうひと踏ん張りしていたら違ったかも」など将来的に子どもが後悔する可能性があります。(実際,このような発言をよく耳にします。)子どもが納得した人生を歩めるように,大人の視点を伝え,判断材料を多く与えましょう。③ 子ども自身に決めさせる
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