予備校に行かなくても東大・京大に合格できる?

どの高校に行くかがとても大切

予備校に行かなくても,東大や京大に合格できるかどうかは,どの高校に進学するかで決まると言っても過言ではありません。

授業で大学受験対策をしてくれる高校,学校の先生が手厚くサポートしてくれる高校の場合は,予備校に通わなくても東大・京大に合格できると思います。

記述問題の対策が肝

先生が手厚くサポートしてくれるというのは,具体的にどういうことかというと,生徒一人一人の答案の添削をしてくれるということです。

東大・京大の入試問題は文系・理系を問わず,どの教科もほとんど記述形式です。漢字や一問一答はほんの数問しか出題されません。

記述問題は自分で答案を採点することが難しく,どこをどのように間違えているか,どう直すべきかを第三者に見てもらう必要があります。これを学校の先生がやってくれるのであれば,予備校に通う必要はありません。学校の先生がそこまでサポートしてくれないという場合は,予備校に通った方がいいと思います。Z会の東大受験向け通信添削なども良いかもしれません。

予備校に通わない方が合格率が上がることも!?

私が通っていた高校はかなりの進学校で,「東大受験クラス」「京大受験クラス」というように,志望校別にクラス分けされていて,授業内容がそもそも異なりました。もちろん答案の添削も学校の先生が全てやってくれました。

衝撃的だったのが高校見学の際の学校説明会で,「うちの高校に入る場合は,予備校に行かないでください」という説明を受けたことです。高校の授業内容が相当難しく,小テストもたくさんあるので,予備校に通ってそこでも授業を受けてしまうと消化不良になり,逆に成績が下がるということでした。

高校時代,この約束を破って,予備校に通っていた同級生がいましたが,やはり疲れ切っており,学校の授業中に居眠りをして成績も上がらず,全員大学受験は不合格でした。「こんなに明確に合否に現れるものなんだな」と当時驚いた記憶があります。

高校によっては大学受験に向けた対策を全くしてくれないところ,浪人して大学受験するのが暗黙の了解になっているところもあります。高校を選ぶ段階で,高校での授業がどのようなものなのかをきちんと確認しておくのがおすすめです。

進学校が合わない子もいる

高校で大学受験対策をしてくれる場合,予備校に通わなくて良いので,時間的にも体力的にもかなりラクです。ただ,成績=その子の校内での評価に直結するため,成績がそこまで良くない子,努力しても成績が上がらない子は,校内で居場所がなく苦しそうでした。

大学受験に向けた対策を熱心に行わない高校の場合,のびのびとした校風で,文化祭や部活に生き生きと取り組めるところが多く,こちらの方が向いているという子もいます

どちらの高校が良い・悪いという話ではなく,お子様に合う・合わないを基準に決めるのが良いと思います。お子様にもぜひこのような話をしていただいて,お子様自身で進路を考えてみてほしいです。

 

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