学生時代に勉強しておいて良かったと感じること

受験知識は社会で役に立ちませんが,懸命に勉強した経験自体はとても価値があったと私は思っています。今回は「学生時代に頑張って勉強しておいて良かった!」と感じることについて書きたいと思います。

① 自分で何とかする力が身に付いた

分からないことは調べたり,人に聞いたりした上で,自分で考え何とかする姿勢が身に付きました。勉強をあまりやってこなかったら,すぐに人に頼ったり,教えてくれるのを待っていたり,途中で諦めてしまったり......「自分でできないかな?」「こうしてみるのはどうだろう?」と考える姿勢があまり育たなかったのでは?と思っています(もちろんそうでない人もいると思います)。

例えば起業する上で,会社のHPやチラシ作り,税金関係のことなど,自分でできなければ外注する必要がありますが,自分で何とかできる場合は最小限の費用で済みます。もちろん時間が掛かってしまったり,外注したほうがクオリティが高かったりしますが,費用を抑えられると事業の継続がラクになるので,しみじみとその恩恵を感じています。

② 目標を達成する力が身に付いた

学生時代に自分なりの学習の仕方を身に付けているので,大人になってから何か新しいことを学ぶ場合も習得しやすいです。例えば,新しい資格を取りたいという場合,資格試験合格というゴールに向けて,どのように勉強を進めていけばよいか,何をどのようなペースで取り組むか,全て自分で考えて取り組むことができます。

私は大人になってから学芸員の資格を取りましたが,仕事をしながらレポートやテスト勉強にも取り組み,最短期間で資格を取得することができました。執筆活動も重なり,スケジュールがかなりタイトでしたが,1日当たりにやるべきこと・量を決め,隙間時間を活用したり,モチベーションをコントロールしたりしながら,効率的に仕事と資格勉強を進めることができました。

③ メンタルが鍛えられた

学生時代の勉強・受験を通して,かなりメンタルが鍛えられました。東大に合格するまで「この成績で本当に受かるのかな?」「次の模試でもっと成績を上げないと!」と無意識に自分に負荷をかけたり,「落ちたらどうしよう……浪人したくない」「本番で実力を発揮できるかな」というプレッシャーに苛まれたりすることが,年単位で続きました。大学受験から15年以上経った今も,「入試本番で全く問題が解けなかった」「不合格だった……」という夢を見るほどです。しかしこのような経験があったからこそ,「受験のときに比べたら何でも無い!」「まだまだ頑張れる!」とその後の人生で上手く行かないことがあっても踏ん張れるようになりました。

受験知識自体は社会で役に立たなくても,学生時代に勉強に励むことで,生きる力,目標達成力,精神的な強さが身に付いたと感じています。勉強でなくても,何か一つのことに打ち込むことでこのような力・強さは身に付けられると思います。子ども時代にぜひ夢中になれることを見つけ,とことん打ち込みましょう。

 

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