勉強が苦手な子ほど中学受験を考えて!

お子様が勉強が苦手だと,「うちの子は中学受験なんて関係ない」と思われる保護者の方が多いようです。しかし,お子様が勉強嫌いであるほど,中学受験を検討していただきたいと思います。なぜかと言うと......

高校受験は大変!

高校受験は,中学受験より試験科目が多いです。公立高校の場合は,英語,国語,数学,理科,社会の5教科が試験科目になる場合がほとんどです。

勉強が苦手な子にとって,5教科の学習を器用にこなすことはかなり大変です。私立高校の場合,英語,国語,数学の3教科で受験できるところもあります。しかし地域によっては,私立高校を受験する際も内申点が必要になるため,5教科+副教科(保健体育,美術,音楽)の中学校での成績が影響します。

ちなみに,勉強が苦手な子は,英語も苦手なことが多いです。特に暗記が苦手な子,国語が苦手な子は,英語が苦手になりやすいです。

中学受験の場合,国語,算数のみで受けられる学校が多くあります。高校受験という土俵で,英語,国語,数学(+理科,社会,副教科)で戦うよりも,国語,算数のみで合格できる中学受験の方が負担が少ないでしょう。

勉強に追われずに中学校生活を送れる

高校受験をする場合,中学校ではかなり勉強に追われることになります。内申点に関わるため,毎回の定期テストで良い成績を目指していかなければなりません。

一方,中学受験をし,エスカレーター式で高校に上がれる場合,定期テスト等はあるものの,毎回の成績に対してそこまでシビアにならなくて済みます

学校によっては大学までエスカレーター式で上がれるため,そうなるとかなり精神的・時間的な余裕が生まれます。私は同志社国際中学校に通っていましたが,同志社大学までエスカレーター式で上がれる環境だったため,周りの子たちはゆったりと青春時代を謳歌してました。音楽やスポーツ,部活動,趣味にもエネルギーを注ぎ,皆,生き生きと楽しい学生生活を送っていました。(私は同志社を出て,高校で進学校に入ったので,環境や雰囲気の違いに衝撃を受けました。)

教科数が多くても器用にこなせる子,勉強に追われても心が折れない子は高校受験でも戦えますが,勉強が苦手な子,国語・算数のみで受験したい子,中学校生活を勉強に追われずに送りたい子は,ぜひ中学受験を検討してみましょう。

 

家庭学習・教育のコンサルティングを実施しております。お子様に合った教材や学習法のご提案,進路設計・志望校・習い事選び,声掛け・接し方等,家庭教育に関するアドバイスを行います。目標設定→計画立案・実行→改善→振り返りという学習PDCAサイクルをお子様自身で回せるよう,学習サポ―トも行っております。

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