“できる子基準”の塾が合わない子の特徴

受験が近づいてくると、「やはり有名な塾に行った方がいいのでしょうか?」というご相談を多くいただきます。

有名な塾には実績もあり、魅力的に見えるものです。しかし、すべての子に合うわけではありません

特に注意したいのが、「できる子基準」で授業が進む塾です。集団塾では、多くの場合、授業は“できる子”を基準に進んでいきます。理解が早い子に合わせたスピードでカリキュラムが進むため、少しでも理解が遅れると、そのまま置いていかれてしまいます。

具体的に、どのような子が合わないのでしょうか。

まず一つ目は、「理解に少し時間がかかる子」です。

決して能力が低いわけではなく、丁寧に考えれば理解できる子でも、スピード重視の環境では不利になりやすいです。

 

二つ目は、「解き直しが必要な子」です。

一度で完璧に理解できる子は少なく、多くの子は繰り返しで定着していきます。しかし、カリキュラムがどんどん進む塾では、その時間が取りにくくなります。

 

三つ目は、「分からないことをそのままにしてしまう子」です。

授業についていけなくなると、自信を失い、質問もしづらくなります。その結果、分からないまま先に進み、さらに苦しくなるという悪循環に陥ります。このような状態になると、「勉強しているのに伸びない」という状況が生まれます。

 

大切なのは、「その塾が有名かどうか」ではなく、「その子に合っているかどうか」です。

もし、お子様が塾で以下のような状態になっている場合は、見直しのサインです。

  • 授業の内容がよく分かっていない
  • 宿題をこなすだけになっている
  • 解き直しができていない
  • テストの点数が伸びていない

塾は、合えば大きな力になりますが、合っていない場合は、むしろ負担になってしまうこともあります。その子に合ったペースで、理解と定着を積み重ねていける環境を選ぶことが、何より大切です。

「有名だから安心」ではなく、「この子にとって意味があるか」という視点で考えていきたいですね。

 

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