夢を叶えるための具体的な目標設定法~「学年で何位内に入りたい!」と即答できますか?

大きな夢を叶えるためには、逆算してなるべく具体的な目標に落とし込むことが大切です。しかし、これができる子は少ないと感じます。

最近、このようなことがありました。浜松市内トップの進学校である浜松北高の生徒さんが教室に通ってくださっており、数か月前に「東大を目指したいんです」と相談してくれました。

その生徒さんは努力家で、一緒に立てた学習計画は毎日必ず実行してくださるので、「この調子でコツコツ学習に取り組んでいけば、東大を十分目指せると思うよ!」と声掛けし、東大受験向けの教材を紹介しました。

東大受験向けの教材もきちんと計画的に取り組んでくださり、次の学習目標に関する話になりました。「ところで学年で何位内に入りたいか、具体的な目標はある?」「浜松北高から東大・京大に1学年あたり何名くらい合格しているんだろう?」と質問すると、「わからない」とのこと。

調べてみると、浜松北高から東大・京大に1学年でだいたい30名ほど合格するようなので、「学年で30位内に入ることを目標にしよう」と話しました。

「東大に入りたい!」という大きな目標をご自身で持ち、それに向けて学習を計画的に進められている点は素晴らしいです。ただ学習を進めるだけではなく、「学年で30位内に入りたい」というような具体的な目標に落とし込んで、現時点でそれを達成できているか、達成できていないのであれば何が原因か、どのような対策を取ればよいかを考え、行動に移した方が、夢を叶えられる確率は上がります

定期的に具体的な目標を設けた方が良いので、東大模試の受験もおすすめしました。定期テストと東大試験とでは、問題の難易度も形式も大きく異なります。定期テストで学年30位内に入れても、東大試験の難易度・形式で合格圏内の点数を取れるかはまた別問題です。

定期テストでは校内順位しか出ませんが、東大模試では全国順位・偏差値が出ます。大学入試は全国の高校生が受験するため、定期テストよりも模試の方が正確な指標になります。

大きな夢を持ったとき、「じゃあどういう目標をクリアすれば夢に近づけるんだろう?」と考え、1か月~数か月単位の具体的な目標に落とし込みましょう

 

 

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