漢字を使わず、何でもひらがなで書く子は要注意!

習った漢字を使わずに,何でもひらがなで書く子がいます。

小学生の間はひらがなで答えを書いても,おまけで○にしてもらえるかもしれません。しかし,中学校以降は,習った漢字を使わずにひらがなで書くと減点されてしまいます。だから,小学生の間から,なるべく漢字を使う習慣をつけておくことが大切です。

漢字を使わずに何でもひらがなで書いていると,漢字を忘れていってしまいます。日頃から積極的に漢字を使うことで,漢字の力が高まります
 
また語彙力を高めるためにも,漢字を使うようにしましょう。何でもひらがなで書く子は,漢字が苦手なだけでなく,語彙力も低い傾向にあります。言葉を音だけでとらえており,漢字の持つ意味とリンクさせられていないからです。
 
例えば「こうてい」と言うと,「高低」「校庭」など様々な漢字・意味があります。「『高い低い』で『高低』」「『学校』の『庭』で『校庭」というように,語彙の意味と漢字は結びついていますが,何でもひらがなで書く子は「こうてい」という音だけで言葉を認識しています。だから,同音異義語(音が同じで意味が違う言葉)を理解できていないことが非常に多いです。
 
最初は間違えても良いので,どんどん漢字を使うようにしましょう。お子様が何でもひらがなで書くという場合は,漢字を使うように声掛けしてください。
「ここも漢字で書いたんだね!いいね!」というように,漢字を使ったら積極的に褒めましょう。もし漢字が間違えていたら,「これはちょっと違うかな?こう書いてみよう」と指摘していただいて構いません。
このようなやり取りを通して,漢字を使う習慣,漢字の力・語彙力が身につくはずです。
 

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