夏休みに入ると、子どものゲーム時間が増えがちです。「今日は何時間もやっていた」「注意すると不機嫌になる」――そんなお悩みの声もよく聞きます。
もちろん、ゲーム自体が悪いわけではありません。問題は、時間の使い方が自分でコントロールできているかどうかという点です。
今回は、ゲームをめぐるよくある家庭の葛藤を出発点に、子どもが“自分で時間をコントロールできる力”をどう育てていくかについて、具体的な方法をご紹介します。

1. 「○時間まで!」よりも大切なのは“時計を意識すること”
「ゲームは1日1時間まで!」というルールを設けるご家庭は多いと思います。しかし、それだけでは「時間感覚」は育ちにくいです。
ポイントは「何時に始めたか」「何分経ったか」を子ども自身が把握しているか。
【おすすめの声かけ例】
「今何時?」「〇時〇分までだと、あと何分できるかな?」
「終わったら〇時だね。次は何する予定だったっけ?」
ゲームを“禁止”するよりも、時間を意識させる習慣が重要です。
2. “時間を見える化”する仕組みを用意する
言葉だけでは難しい場合は、タイマーや時計の活用が有効です。
【具体的な工夫】
・100円ショップのキッチンタイマーを使う
・リビングに「あと○分」など書けるホワイトボードを設置
・色が変わる視覚タイマー(アナログ表示)を使うと低学年にも◎
“時間を見える化”すると、子どもは自分で判断しやすくなります。
3. ゲームの後に“やること”を決めておく
「終わりが見えない」ことがダラダラの原因です。逆に、次にやることが決まっていれば、子どもも納得しやすくなります。
【おすすめ習慣】
・ゲームの前に「終わったら宿題→おやつ」など“次の予定”を決めておく
・ルーティン化(例:「午前中は勉強、午後は自由時間」など)
時間を「使い切る」のではなく、「区切る」意識が育っていきます。
ゲームの時間をどうするかは、多くのご家庭が悩むテーマです。「やらせる・やめさせる」の二択ではなく、「時間をどう使うか」を一緒に考えることが、長い目で見て子どもの“自立”につながっていきます。
夏休みは、時間感覚を育てるチャンスでもあります。ぜひこの機会に、親子で「時間の使い方」を見直してみませんか?
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