親は子どもの勉強をどこまで見るべきか,見るべきポイントは?

子どもの勉強をどこまで見ればいいんだろう?」と疑問に感じていらっしゃる保護者の方も多いと思います。

  • 親が子どもの勉強をどこまで見るべきか
  • 介入すべきポイント
  • どのような声掛けをすればよいか

についてお伝えします。

① テスト・成績表は必ず確認する

勉強が上手く行っているのかどうかを知るために,親が子どものテストや成績表を確認するようにしましょう。

子どものテスト・成績表を親が全くチェックしないご家庭がありますが,それだと現在の学習状況を把握することができません。気づいたときには,わからない範囲・教科が膨れ上がっていて,手遅れになっていた……ということになりかねません。

テスト・成績表を見て,子どもを叱ったりする必要はありませんが,どの程度点数を取れているのか,成績は上がっているのか・下がっているのかを親が把握するようにしましょう。

テスト・成績表を確認し,好成績だったり,立てた目標を達成できている場合は,今のやり方で学習が上手く行っているということです。そのまま子どもに勉強を任せても良いでしょう。

成績が悪い,目標を達成できていない場合は,次の②~⑤に取り組みましょう。

② 勉強のやり方をチェックする

勉強ができない子は,やり方に問題があることがほとんどです。

例えば,問題が解きっぱなしになっていて丸付け・やり直しができていない,解答集を見ながら答えを丸写ししてそのまま〇を付けている子は本当に多いです。

このやり方だと,自分がどこまでわかっていてどこからわからないか,区別することができません。結果,できない問題をそのまま放置することになり,成績が伸びません。

ノートや問題集を親がチェックして,効果的なやり方で勉強に取り組めていない場合は,子どもに声掛けするようにしましょう。「丸付け・やり直しはきちんとやろう」「答えを写して◯を付けるのではなく,自分で解けるようになるまで繰り返しやり直すことが大事だよ」などと伝えましょう。

③ わからないところがないか声掛けをする

わからない問題があるとき,解答集を読んだり,先生に質問したり,わからないものをわかるようにすることが大切です。

わからない問題をそのまま放置してしまう子も多いので,「わからないところはなかった?」「付箋を貼って先生に質問してきたら?」などと声を掛けましょう。

④ 一緒に目標や計画を立てる

一人で目標や計画を立てられない子も少なくありません。目標や計画を立てないと,気分で勉強をやったりやらなかったりして,「テスト前なのに勉強が終わっていない」「1か月経ったのにドリルが思ったほど進んでいない」という状況に陥ってしまいます。

親子で話し合いながら,どんな目標に向かって頑張るのか,その目標を達成するためにはどのような計画で学習を進めればよいかを決めましょう

毎日,何をどこまでやれば良いかが決まっていれば,子どもは勉強に取り組みやすくなります。何のためにその勉強をするのか,どのような目標につながっているのかがわかると,納得して勉強に取り組むことができるため,吸収率も上がります

⑤ 進捗管理をする

目標や計画を立てても,計画通りに学習するのが難しいこともあります。

計画にズレが生じるとやる気がなくなってしまい,そのままズルズルと勉強しなくなり,計画が全く無意味なものになっていた……ということは少なくありません。

その日やるべき学習が終わったかどうか,親が進捗を管理するようにしましょう。「今日の勉強は終わったの?」と声掛けするだけでなく,ノートや問題集を実際に子どもに見せてもらって,②・③のような勉強のやり方も併せてチェックするのがおすすめです。

毎日チェックする時間がない場合は,2-3日に1回で良いと思います。

もし計画通りに勉強が進んでいない場合は,いつ挽回するのかを子どもと一緒に話し合いましょう。そうすることで,子ども自身で計画を調整して実行できるようになります。

付きっきりで勉強を教えるのはNG

上記①~⑤のように必要なポイントで親が勉強に関わることは大切ですが,付きっきりで教えるのはおすすめしません。

「わからないところはお母さん,お父さんに聞けばいいや」「家で教えてくれるからいっか」というように,子どもは親に頼るようになります。これでは自身で考えて質問したり,試行錯誤したりする姿勢が身に付きません。

小学校3年生くらいまでは,まだ勉強のやり方がわからないので,横について教えることも時には必要ですが,だんだんと手を離していくようにしましょう。

高校生になっても,親に勉強を教えてもらったり、丸付けをしてもらったりしている子がいます。社会に出る前に,子ども自身で考えて試行錯誤する力を養うために,勉強に取り組んでいるはずです。それなのに,子どもに悪い成績を取ってほしくない一心で親がずっと付きっきりで勉強を教え,自主性や考える力を奪うのは本末転倒です。

子どもに勉強のやり方のコツを掴んでもらえるよう,必要なポイントで関わり,少しずつ手を離して子どもの成長を見守りましょう。

 

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