「いろいろやらせたほうが将来の可能性が広がる」
「早いうちに英語やプログラミングに触れさせたい」
そんな想いから、 習いごとを複数掛け持ちしているご家庭が増えています。 特に夏休みや学期の変わり目は、体験レッスンの申し込みも多く、 習いごとを始めるタイミングにもなりがちです。
しかし、親の期待が大きいほど、知らず知らずのうちに“ 習いごと疲れ”が子どもに溜まっていることがあります。
子どもは“予定管理能力”がまだ未熟
大人は「月曜は英語、火曜は水泳、水曜はそろばん…」 とスケジュールを把握して切り替えられますが、 子どもにとってはその切り替え自体が大きな負荷です。さらに、 学校の宿題やテスト勉強、日常生活もある中で、 休む間もなく習いごとが詰まっていると、 次第にやる気がなくなり、最悪の場合「どれも嫌い」 になってしまうことも。
本人の「疲れたサイン」に気づいていますか?
- 以前より帰宅後の機嫌が悪い
- 「行きたくない」と言うことが増えた
- 体調不良をよく訴えるようになった
- どの習いごとにも意欲を示さない
こうしたサインが出てきたら、 一度習いごとの数や内容を見直す必要があります。

「習いごとの目的」を再確認する
親として大切なのは、「なぜその習いごとをさせているのか?」 を定期的に振り返ることです。
- 興味を伸ばしたいのか?
- 技術を習得してほしいのか?
- 友だちとの関係を築いてほしいのか?
目的がはっきりすると、今の数・ 頻度が適切かどうかも見えてきます。特に「 なんとなく周囲がやっているから」「 親の理想像に近づけたいから」といった動機になっていないかは、 要注意です。
「減らすこと」は悪いことではない
一度始めた習いごとを辞めたり減らしたりすることに、 ネガティブな印象を持つ方も多いです。でも、 子どもの心と体のバランスを考えれば、「 負担になっているものを減らす」「習いごとを休む期間を設ける」 といった柔軟な対応はむしろ前向きな選択です。
まとめ
子どもは「がんばる」ことが得意ではありません。 がんばらせるのではなく、自然と「やりたい」 と思える環境を整えることが親の役割。習いごとが、 将来への可能性を広げる「楽しい経験」になるよう、 定期的な見直しをおすすめします。
家庭学習・教育のコンサルティングを実施しております。お子様に合った教材や学習法のご提案,進路設計・志望校・習い事選び,声掛け・接し方等,家庭教育に関するアドバイスを行います。目標設定→計画立案・実行→改善→振り返りという学習PDCAサイクルをお子様自身で回せるよう,学習サポ―トも行っております。
ご興味がある方は,下記リンクをご覧くださいませ。
★プロフィール
【関連記事】
【関連放送】