「素直な子が伸びる」は本当?教育現場で感じること

「素直な子が伸びる」と言われることがあります。実際、教育現場でも「素直さ」はとても大切だと感じます。

ただ、ここで言う「素直」とは、「ただ言われたことをそのままやる子」という意味ではありません。

本当に伸びていく子には、ある共通点があります。それは、「自分を修正できる子」 です。

勉強でもスポーツでも、最初から完璧にできる人はほとんどいません。むしろ、最初はできないことのほうが普通です。

そこで大事になるのが、「うまくいかなかった原因を受け止めて、次に変えられるかどうか」 です。

例えば、

  • 字が雑でミスが多い
  • 途中式を書かずに間違える
  • 問題を読み飛ばす
  • 暗記が曖昧

など、伸び悩む原因は色々あります。

伸びる子は、指摘されたときに、「なるほど、そこを直せばいいのか」 と改善に向かいます

一方で、なかなか伸びづらい子は、 「でも…」 「だって…」 と、原因探しよりも“言い訳探し”に意識が向いてしまうことがあります。

もちろん、子どもなので感情が出ること自体は自然なことです。ただ、その後に 「じゃあ次はどうする?」 へ切り替えられるかどうかが、とても大きいのです。

そして実は、この“修正力”は家庭の関わり方とも深く関係しています

例えば、 子どもがミスをしたときに、「なんでこんなのもできないの!」と言われ続けると、 子どもは“失敗=責められるもの”と感じやすくなります。すると、 失敗を認めること自体が怖くなり、 言い訳やごまかしが増えてしまうことがあります。

逆に、「ここを直したらもっと良くなるね」 「次はどうしたらできそう?」という関わりが多い家庭では、 子どもが“改善”に意識を向けやすくなります

勉強で本当に大切なのは、「最初からできること」ではありません。できなかったことを、 少しずつ修正していけることです。そして、その積み重ねが、 学年が上がったときの大きな差になっていきます。

 

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