自分がやりたいことをやるために,賢い子がする行動とは?

自分がやりたいことをやるために,どのような行動を取るかは,子どもによってかなり差があると感じます。

  • 「どうすれば自分がやりたいことができるかな?」と考えたり,自分の行動を顧みたりしない
  • 自分がやりたいことができないと不機嫌になる
  • 自分のやりたいことを無理やり押し通す

このような子は伸びません。

教室でこんなことがありました。

日常的にミスが非常に多い小学6年生の生徒さん。いつも宿題のやり直しにかなり時間がかかっていました。

その生徒さんは,自分がしたい質問も毎回たくさん準備してきてくれるのですが,宿題のやり直しに時間がかかりすぎてしまい,授業時間が足りず,授業中に対応できない質問が出てきてしまいました。

そこでその生徒さんはどうしたかと言うと......

何と自分で宿題の見直しを自宅で行い,ミスがない状態で持ってきてくれるようになったのです!

毎回,質問を全てできないのはなぜか?

宿題のやり直しに時間が掛かりすぎているから

→なぜ宿題のやり直しに時間がかかるのか?

ミスが多いから

自宅で見直しをして,ミスを減らせばいいんだ

とご自身で気づいたようです。

このように問題が生じている原因を自分で分析し,対策を考えられる子は伸びます

「先生がたくさん宿題を出すのが悪い!」と人のせいにしたり,「宿題のやり直しはやりたくない!」「自分がやりたい勉強だけやる!」と自分のやりたいことを押し通す子は伸びません。

人や環境のせいにしたり,自己流で突っ走ったりするのではなく,「なぜこのような問題が起きているのかな?」「どうすれば解決できるかな?」と落ち着いて考え,自分の行動を変えていくことができれば,現状を良くすることができます

お子様が原因を分析したり,対策を立てたりできるよう,壁にぶち当たったときは「なぜこのような問題が起きているのかな?」「どうすれば解決できるかな?」とぜひ保護者の方から声掛けしましょう。

 

家庭教育・学習のコンサルティングを実施しております。

学習法のアドバイス,お子様にあった教材のご提案をしたり,話し合って学習計画を立てたり,毎日計画通りに学習が進められているか講師がチェックしたり,二人三脚で教育や学習を改善していきます。

ご興味がある方は,受講相談(無料)よりお気軽にご相談ください。

profile.ne.jp

 

★著者プロフィール

profile.ne.jp

 

【関連記事】

blog.terak.jp

 

blog.terak.jp

 

【関連放送】

stand.fm

stand.fm