2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

自律に必要な4つの要素【後編】 あなたの子供はここでつまずいている!?ありがちなNG勉強法

どうすれば子供が自律するのかを考えるために,「自律した状態」について分析してみましょう。どういう状態になれば,子供は自律するのでしょうか。以前,自律した状態になるには,次の4つの要素が必要であることを述べました。 【復習】自律に必要な4つの要…

子供の自律を望む保護者様へ 自律に必要な4つの要素【前編】

親に言われないと子供が行動しない。だから,ついつい「~しなさい」と子供に言ってしまう。しかし,子供の将来を考えるとこのままではいけないと思っている。 学習面だけでなく生活面においても,子供自らが考え,行動し,人生を切り開いていってほしい。そ…

困った!子供が勉強しない!!そんなときにやって良いこと・悪いこと

テレビばっかり見ている,ずっとゲームをしている,親が言っても勉強しない……子供が勉強せず困っている親御さんは多いことでしょう。今回は,そんな時の対策についてご紹介していきます。 ありがちなNGパターン まずは効果がない対策を挙げてみます。 1.塾…

東大卒業生が語る!息子3人を東大に入れた佐藤ママ「受験に恋愛は無駄」に対する一意見

「受験に恋愛は無駄」――息子3人を東大理Ⅲに入れた佐藤亮子さんの発言が議論を巻き起こしているようです(内容については以下の記事をご覧ください)。 dot.asahi.com 自律化コンサルタントとして教育的な観点から,また東大卒業生として自身の経験を踏まえな…

あなたの家庭教育は大丈夫!?「~しなさい!」という声掛けは子供の思考を奪う

「勉強しなさい!」「読書しなさい!」「早く着替えなさい!」「もう寝なさい!」――「~しなさい!」が癖になっていませんか。今回は「~しなさい!」という声掛けが良くない理由と効果的な接し方についてご紹介します。 ※「~したら?」「~の方が良いよ」…

『ユダヤ式Why思考法』から学ぶ自律教育⑥「将来を見据えた教育ができているか確かめる方法」

長期的な視野を持つことの重要性 『ユダヤ式Why思考法』では,別の次元から物事を見ること,その一つとして長期的視点で物事を見ることの重要性が述べられています。 現状はこうだが,1年後,2年後,さらに10年後や20年後,50年後,100年後はどうか考えてみ…

【問題解決まとめ①】実は原因にアプローチできていない!よくある家庭教育パターン

これまで問題解決や「なぜ?」と問うことの重要性について,複数の記事で扱ってきました。数が多くなってきたので,一度,関連記事を整理してみたいと思います。 問題解決に関する記事一覧 以下5つの記事を振り返ってみると,家庭教育の問題解決にあたって,…

『ユダヤ式Why思考法』から学ぶ自律教育⑤「教育法の丸暗記は意味がない」

「How」ではなく「Why」と問いかけることの重要性 日本人はどちらかというと「How=どのように?」と問う科学的アプローチが得意のようだが,「Why=なぜ?」と問いかけることで物質の本質や根源に迫っていくのがユダヤ式アプローチである,と『ユダヤ式思考…