受験や勉強で「悲劇のヒロイン」になったら負け!

「なんで自分はこんなにできないんだろう」「周りはもっとできているのに」と,ちょっとしたことですぐに落ち込んで勉強しなくなる子がいます。できない問題があるとふてくされて泣いたり,模試の結果が悪かったら,1か月くらい落ち込んで勉強しなかったりします。

このような「悲劇のヒロイン」になれば,勉強しなくていい言い訳ができるので,自分にとって都合が良いのでしょう。しかし,ライバルたちはその時間にもコツコツと勉強しています。

成績が良い子も表に出さないだけで,皆,頑張って勉強しています。自分より良い成績を取っている子は,自分よりはるかに勉強していると思った方が良いです。

解けない問題があって悔しい思いもしているでしょう。模試で思うように点数が取れなかったり,スランプに陥ったりすることがあっても,泣き言を言わずに継続的に努力しているのです。

「悲劇のヒロイン」になっても,良いことは一つもありません。継続的にコツコツ勉強している子たちとますます差がつくだけです。

必要以上に現状を悲観して,それを口実に努力しない……というあり方・姿勢自体を見直す必要があります自分の感情をコントロールする力が勉強面では非常に大切です。

逆に言えば,勉強に一所懸命に取り組むことは,自分の感情と上手く付き合う術を身につけていく良い機会になるのです。勉強を通して身につけた自己コントロール力は,社会に出てからも大いに役立つはずです。

 

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