論理的な小論文を書くには,一文一文がきちんとしていることが大切です。文章をすらすら思いつくようになって初めて,全体構成や伝える順序,細かな伝え方を考える余裕が出てきます。
まずは語彙の勉強。言葉の引き出しが多いと,「伝え方が分からない」「何て書けばいいか分からない」という場面が減ってきます。『マンガでわかる!10才までに覚えたい言葉1000』を使って,楽しく言葉の勉強をしています。
次は文の構造に関する学習。主語・述語,修飾語について学び,生徒さん自身で例を挙げてもらいます。
最初はなかなかアイデアが出てきませんが,繰り返すうちに,思いつく言葉のバリエーションがどんどん増えてきます。
アイデアを言葉にする小さなステップを積み重ねて,生徒さんご自身で小論文を書けるよう導きます。少しずつ言葉や文章に対する苦手意識がなくなり,楽しみながら取り組んでくれる生徒さんが多く,嬉しい限りです。