【子どもの創造力を養う方法】「苦労や我慢=良いこと」という認識を捨てる

『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(ジュリア・キャメロン著/サンマーク出版)をもとに,効果的な家庭教育について考えます。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

 

「苦労=徳」「創造的な活動=時間の浪費」ではない

本書によると多くの人は苦労を徳とみなし,創造的な活動を時間の浪費と考えます。大切にしてきた夢とみじめな現在の仕事のどちらかを選ぶ岐路に立たされたとき,夢を無視して仕事を選ぶ人も多いでしょう。このような大人にとっての「常識」は,子どもの考え方にも大きな影響を与えます。

事業活動を通して,「遊んでいる時間があったら勉強しなさい!」「たくさんの量の勉強をこなすことがすごい!」「長時間頑張ることは良いこと!」というように考え,子どもに声かけしている保護者の方を多く見てきました。このような考え方や声かけは,子どもの創造的な活動の時間を奪うため,創造性の低下に繋がるでしょう。

  • 遊ぶ時間や子どもが好きなことをする時間も大事
  • 勉強量・時間が多くても,身に付いていなければ意味がない→親がうるさいから,勉強時間を延ばすためにダラダラ勉強する,勉強量を多くこなすためにいい加減なやり方になる……という方向性に進みがちです。
  • 効率的に学び,子どもが好きなことと勉強とを両立できるのが一番良い

子どもが遊ぶ時間や好きなことをする時間も大切にして,ぜひ子どもの創造力を引き出しましょう。

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