2020年にプログラミング教育が必修化されますが,「家で何か取り組んだ方がいいの?」「どんなことを勉強するの?」「プログラミングって何?」と不安を感じていらっしゃる保護者の方も多いことでしょう。「子どもがプログラミングに興味を持っているけれども,何から始めていいか分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は,ご自宅で気軽にプログラミングを体験できる,おすすめのアプリケーションをおすすめしたいと思います。
1.プログラミン
文部科学省が開発した教育用プログラミング言語です。インターネットに接続されたPCさえあれば(2018年5月現在タブレットは不可),無料で使えます。キャラクターの上に「お願い」を積み上げていくことで,思い通りに動かすことができます。
操作や画面構成がシンプルで,できることが限られているため,初心者におすすめです。年中さんから中学生くらいのお子様まで,楽しむことができると思います。
2.ScratchJr(スクラッチジュニア)
MITメディアラボ(http://web.mit.edu)というアメリカの研究機関が開発した,5~7歳向けのプログラミング言語です。タブレットで操作するため,PCの操作がまだ難しいお子様にもおすすめです。
画面の構成がやや複雑で,1.プログラミンより慣れが必要かもしれません。5~7歳向けとされていますが,内容的には10歳くらいのお子様にまで楽しんでいただけると思います。
3.Scratch
MITメディアラボが開発したプログラミング言語です。プログラミンやスクラッチジュニアに慣れ,物足りないと感じたり,より高度な作品をつくりたいというお子様におすすめです。
画面構成やプログラミング方法が複雑で,最初は難しく感じるかもしれません。しかし,録音した音声や自分で取り込んだ画像を使えたり,スコアや制限時間なども簡単に付けられたりするので,つくれる作品の幅が広がります。8歳くらいから中学生,高校生にまで楽しんでいただけると思います。
ぜひ親子で楽しみながら,ご家庭でプログラミングに取り組んでみていただけると嬉しいです。
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