学習効果アップ:工夫して効率よく暗記する方法

暗記ができずに悩んでいる生徒さんをこれまで多く指導してきましたが,コツさえ掴めば誰でも暗記ができるようになります。
 
今回は効果的な暗記のやり方についてご紹介します。

① 自分で自分にクイズを出す

教科書を読んだだけ,資料集を眺めただけで「暗記できない」と悩んでいませんか。ただ見ているだけでは暗記するのは難しいです。

答えを隠して,自分で正解が書ける・言えるかやってみる=自分で自分にクイズを出すことが大切です。

テストで頭の中から知識を引っ張り出して解答する必要があるように,日常の学習でも「思い出す」という行為をすると効果的です。

  • 重要語を赤ペンで書く・教科書や資料集をコピーして緑のマーカーで塗りつぶす→赤シートで隠す
  • 単語帳にまとめる
  • 市販の一問一答集を活用する

このように自分で自分にクイズを出して暗記しましょう。

 

② 範囲・期間を細かく設定する

「1回に5ページ覚える」「1週間で単語100個暗記する」など,量が多くなればなるほど暗記するのが難しいです。覚えられていないのに,どんどん学習を先に進める生徒さんがいますが,何も身に付いていないので成果が出ません。

「15分で半ページ覚える」「1日に単語15個暗記する(午前に7個+午後に8個覚える)」というように,範囲を細かく設定しましょう。

「1週間で単語100個暗記する」というように,期間が長いと後回しにしやすいので,「1日に単語15個暗記する」というように,日々のタスクに落とし込むのがおすすめです。

「15分で半ページ覚える」というように,時間を決めてタイマーで計ると,より集中して取り組みやすくなります。範囲・期間を細かく設定し,着実に暗記していきましょう。

 

③ こまめに復習する

一度暗記しただけだとすぐに忘れてしまいますが,回数を分けて何度も暗記すれば,長期記憶になり,頭の中に残りやすいです。たとえ忘れてしまったとしても,すぐに思い出すことができます。

朝覚えたものをその日の夜に復習する,翌日もう一度確認する,1週間後・テスト前に最終確認する......というように,何回も繰り返し取り組みましょう。長時間机に向かって暗記の時間を取らなくても,通学時間や寝る前の時間,ちょっとした隙間時間に復習するだけでも効果があります

ぜひ試してみてください!

 

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